Harry Potter and the Goblet of Fire

2005年 12月13日

「ハリーポッターと炎のゴブレット」を見てきた。
ハリーシリーズは従姉のぴろんとずっと見続けているので、今回も一緒に行こう…と云う話を公開が決まった時からしていたのだが、10月末でずっと働いていたバイトを辞めたので、今までの水・日の休みではなくなったのは、私の都合上有り難くなった。
今、Rayのスイミングが火・金曜なので、その時だったらRayの帰宅が16時。
なので、1回目の上映だったら長編の映画でも見られるようになったのだが、ぴろんの休みの曜日とは合わない。
しかも水曜はいつも行っている劇場が、レディースデーで女性は1000円で見られるので、シーズンに入ると混み具合が…。
今まではオカンにRayをお願いして見に行ったりしていたのだが、新しい仕事ではある程度自分の休みの調整が出来るらしいので、今回は私に合わせて火曜に休みを取って貰ったのだ。

家からシネマズ港北までは大体車で30分。
10時に着くには9時半に家を出なければならない。
だが、こういう時に限ってダンナが炬燵で二度寝を始め(苦笑)なかなか出社しないので、ダンナより先に家を出ることにした。
出かけ間際にダンナが「どこに行くの?」と聞いてきて、少し躊躇ったが(苦笑)正直に「ハリポタ見てくる」と云って出てきたのだが、ぴろんと合流してそのことを話したら
「別に後ろめたいことはないじゃん。だって今回のチケット代は私の奢りなんだからw」
と話してきて、それで「おぉそうだった」と思い出したが後の祭り(苦笑)
別に数十万も使っている訳ではないので、ダンナもそんな器のちっちゃい人ではないし、映画の1本や2本、どうってことないんだけどね。それにハリーポッターは別にダンナは見たいと思っている作品ではないので。

さて、先にお嬢と初日に見に行ってきたと云うR関係のお友達、S井さんから大体の話を聞いていたのだが、うーん、やっぱり端折られ方が…。
それでも巧く出来ていたとは思う。
特に3大魔法対抗試合の所に限っては時間の経過こそ端折られて作られていたものの、映像化は良く作られていたし。
だが、やはり小説を読んでいない従姉にしてみると「あの部分は何? 何の説明もないじゃん」と思う部分はあって、私もあれにはそれなりにちゃんと意味があったのに、映画だけを見ているとあれはどういう部分の何に関係していることなのか…と云う繋がりが全くなくなってしまっているので、そういう部分はいいのかね…と云う違和感はあった。
後は、CMであれだけ大々的にクィディッチ・ワールドカップの部分を見せていたけど、ホントCMで見せているのに毛が生えた程度しか映像ではなかったのがかなり残念。
もっと迫力ある映像を期待していたので(苦笑)

まぁ全体的によく纏めて作られたな…と思った。
小説は章を重ねる毎にドンドンページ数が増えていくが、自分で思うに、ちょっとここは要らないだろ、と云う部分もなくはない。
中弛みではないが、そういうだらだらと綴られた部分も多いので(特にゴブレットと騎士団はそう感じている)そういう部分をもっとスッキリさせれば何とか3時間でも収められるかどうか…と際どい所だが、次の「ドラゴンの騎士団」は今までで一番長い話だし、ハリーポッターシリーズ、折り返し後半の目玉部分な章なので、下手に端折って作られるぐらいだったら一層のこと、映像化しないで欲しい…と思うぐらいだ。
後は「キル・ビル」のように1とか2とかに分け、上映時期を少しズラして公開するとか…。

今まで映画版を見る前は小説を読み返して復習をしてから見に行っていたのだが、今回に限りって仕事が一気に入ってきたりしていたので読み返す時間もなく映画を見に行った。
だから今までで一番好きな「アズカバンの囚人」は何度も読んだのだが、それに比べ「フェニックスの騎士団」は購入した初日に1度読んだきり。
そう、この章にはアレがあるので、正直、私には読み返せないのだ。
あれをもし巧く映像化して劇場版が出来たとしたら、きっと号泣しながら見ているに違いない(丶´,_ゝ`)

その次の「Half Blood Prince」もシリーズ自体が佳境に入ってきているので、主要人物が次々と死んでいくとかって云う噂を聞いたのだが、このタイトルからでは、どういう意味の「混血」なのかが今イチ良く分からん(苦笑)
早く、和訳版が出てくれないものか…
でもオリジナルが発売してから1年以上も待たないと和訳版が出来ないのが、実は最もイタイ部分だったりして…(苦笑)



そうそう、今日もその後従姉と一緒に戻ってきて、夕食を共にした。
従姉のダンナは路線バスの運転手なので、深夜近くまで仕事の場合もあるのでそういう時は家に遊びに来たりして家でメシを食っていくのだ。
以前にも何度かあって、同じメニューを出すのも悪いし…とちょっと思ったので、今日は寒いし、豚肉と白菜の重ね蒸し、大根とキュウリとホタテのサラダとカブと水菜のみそ汁にしてみた。
従姉がいつも「82はいつもちゃんとしたご飯を作るし、旨いし、あたしゃいつもここの家で新しいレパートリーを覚えて帰って行くよ(笑)」と云っていた。
身内だから遠慮はなく、本音でそう云ってくれているのが嬉しい(笑)
大した料理でもないのだが「美味しい」と云ってくれる人が居るのはシアワセだね。

21:31 カテゴリー:82's


コメント(11)
  1. 2005年12月14日 0:39 kwaka_mac Says:

    小説の映画化で端折りが出るのは仕方がないのかもしれまないけれど、Harry Potterについては、やっぱり小説の方がいいですねー。
    映画の端折りかたはちょっとひどいなーと思っています。
    私はまだPrizoner of Azkabanを読んでいる最中ですが(Chamber of Secretsを読み終えたのが昨年の夏、激遅)早く追いつきたいです。
    ちなみに本は原書(UK版)を読んでいます。理由は英語の勉強のためと日本語版は高くて分厚いから(爆)。Goblet of Fireなんて日本語版1冊分の値段で原書が買えますし、原書だと1冊で済みますから。その代わり分厚いけど。今の映画の公開が終わるまでにGoblet of Fireを読み切って見に行きたいと思っているけど、無理かも。その次の目標は日本語版Half Blood Princeの日本語版が出るまでにHalf Blood Princeを読み切りたいと思っているけど、やっぱりこれも無理かも(爆死)。
    なぜか我が家には、Order of Phenixを飛ばしてHalf Blood Princeがあります。それもペーパーバックのつもりで買ったハードカバーのやつが…orz

  2. 2005年12月14日 2:44 82 Says:

    実は私の周囲では結構原書で読んでいる人が多いです。
    どんなに和訳が巧い人でも、やはり原書には英語圏特有の言い回しがあると思うし、本当ならば辞書片手でも原書を読むべきなんでしょうねぇ…
    でも、もうボキャブラリーが脳みそからこぼれ落ちて10数年も経ってますので、辞書片手でも内容が頭に入ってこない状態になってしまい、結果的に自分で和訳すると、ニュアンスも大幅に変わってしまうだろうな…と云う気持ちもあって、結局、原書に手が出せないでいます。
    日記にも登場していますがS井さんは原書でHalf Blood〜を読まれたのですが、やはりちょっとどう訳していいか分からない単語もあったらしく、原書を読んだ後に和書を読んでいるみたいです。
    でも、本当ならば原書で読んだ方が英語の勉強も出来ていいのですけどねぇ…
    今の私には辞書片手に和訳する時間がなかなか作れそうにないです…トホホッ

  3. 2005年12月14日 12:14 kwaka_mac Says:

    英語の勉強とかカッコいいこと言ってますが、
    原書といってもスラスラ読めているわけではないです。
    最初は、原書を右手に辞書を左手に読んでましたが、やっぱりそれも限界があって、そもそも読んでて全然楽しくないのでこれが分からないとどうしようも無いという単語以外は飛ばして読んでいます。(^^;
    それでも、一応全体は理解できています。後で「あー、あれはそういう意味だったのか」と思うこともしばしばですけれども。

    あと、原書で辛かったのはHagridの台詞の部分です。なまりがあるので、toがterだったり、you areがyerだったり。賢者の石の頃はかなり苦労しましたが、最近はHagridなまりにも慣れました。

    日本語版の翻訳は悪くないですよ。我が家には唯一家内が買った賢者の石の日本語版があったので原書と並行して答え合わせのつもりで読んでいましたが、かなり忠実に且つ分かりやすく訳してありましたよ。

  4. 2005年12月14日 18:01 82 Says:

    kwaka_macさん、
    Order of Phenixは絶対に読んだ方がいいです。何故ならば重要なことが沢山書かれているのと、伏線もあるので、それを踏まえた上でHalf Blood〜を読まれた方がいいように思います。

    確かにハグリッドの訛りを理解するのは難しいですよねぇ…
    日本語だから、結構分かりますけど、原書だとかなり訛りの特徴を理解していないと何が書かれているのか分かりませんものね。
    確か、和訳している人もハグリッドの訛りのことを後書きで書いていたように思います。

    和訳はそれなりに良く出来ているんでしょうね。
    和訳云々より、作者が途中、中弛みした書き方をするのが、巻を増やす毎に酷くなっているのでは? と個人的に思ってしまいます。
    実際、そんなに弛んではいないのかもしれませんが、ああも長編だと、どうしてもあまりどうでもいいような要素は必要ないのでは? と思いがちで…(^^ゞ

  5. 2005年12月14日 23:40 kwaka_mac Says:

    はい、Order of Phoenixももちろん読む予定です。
    なぜ、OoPを飛ばしてHalf Blood Princeを持っているか?というと
    Half Blood Princeの予約が始まった時点で、発売の頃にはOrder of Phoenixを読み終わっている予定だったのです。それが….

    伏線といえば、各シリーズの中でもいろんな伏線がありますよね。
    いろんなキャラクターやイベントが必ず何かにつながっている。
    その辺りを映画では端折っているので面白さが半減していると
    思います。でもあの小説を忠実に映画化すると何時間になるか…

  6. 2005年12月14日 23:46 82 Says:

    確かに…小説を忠実に再現するのだとすれば、Star TrekみたいにTVシリーズのように1時間ずつ毎日放映…なんてことにしない限りは難しいでしょう。

    今回の劇場版「Goblet of Fire」はシリウスが1回しか出てこなかったのがかなり不満です(苦笑)
    お判りだとは思うのですが、1回だけだったので、あの辺りはかなり端折られていますよ…(苦笑)

  7. 2005年12月15日 0:11 kwaka_mac Says:

    いや、まだPrizoner of Azkabanの途中なんです。
    Goblet of Fireは全然手つかず….
    でも、通っている英会話スクールの待ち合いでDVDの後半の方を少し見たので、Scabbersの正体とかも分かってるんですが…

  8. 2005年12月15日 0:26 82 Says:

    あー、スキャバーズが誰なのか、既に知ってしまったのですね…。
    事故みたいなものですが、先に知ってしまうのは少しショックですよね。
    因みに私もPhoenixの和訳が発売する時、ここでの一番の重要ポイントをネットショップの店長だかか、勝手にコメントを付けて予約受付をしていたので、先に知ってしまいました。
    かなり衝撃的なことだったので、もの凄くショックで悔しかったです(苦笑)

  9. 2005年12月15日 0:45 kwaka_mac Says:

    ほぼチャット化しておりますが(爆)
    映画のAzkabanはネタバレしすぎですね。Lupin先生の授業でBogertと対決するシーン、小説ではHarryは対決しないのですが映画では対決しているし、Lupin先生が割って入ったとたんにBogertが月に変わるというところは小説にはありません。Bogertはその人の嫌いなものに変わるのですから、なぜLupinが月を嫌うのか?というところからLupinの正体もばれたようなものです。その後Snapeがwerewolfの授業をやってるし…答え合わせのつもりでDVDもたまに見てたのですが、何しろ展開が小説と違うのでネタバレに遭遇することが多くて…
    読み終わるまで見ないことにしました。時すでに遅しですが。
    ちなみに、今読んでいるところはBackbeakが処刑される前で
    Harry,Ron,HermioneがHagridの家を訪ねているところです。
    ね、まだまだしょう?

    Phoneixでは、Hermioneがなんとかなるとかいう話を聞いたような。
    いや、やめておこう。

  10. 2005年12月27日 8:26 kwaka_mac Says:

    今朝、やっとPrisoner of Azkabanを読み終わりました。
    この調子だと、GoFとOoPを読破するのはいつになることか。
    で、一つ訂正。”Lupin先生が割って入ったとたんにBogertが月に変わるというところは小説にはありません。”と書いていましたが、小説にもありました。でも、moonという単語は使われてなくて、silvery white orbとだけだったので、月をイメージできてませんでした。
    この辺りはボカした書き方なので、しょうがないかなと自分の英語力のなさを納得させてます。(^^;

  11. 2005年12月27日 10:03 82 Says:

    私もアズカバンの小説を読み返したら、月とは書かれていませんでした。
    でも、あの英語を和訳するのには、相当読み込んで先ずハリーポッターの世界を重々理解しないと難しいな…と思います。
    普通の英語小説を読むよりも、実は難しいかも…と(笑)
    児童書枠ですが、ハグリッドのつたない言葉を理解するのも難しいですし、専門的な単語もかなり出てきますからねぇ…
    「ルーモス」も和訳だと「ルーモス 光よ」と書かれているので、杖から明かりが出る呪文だって分かりますが、オリジナルだと覚えてないと難しいかも…などと思い(実はちょっとkwaka_macさんが英文を読んでいると知ったので、本屋で原文を覗いてきました)和訳を読み続けよう(爆)と思った軟弱モノです(笑)


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