運転の話
日曜、買い出しの帰り、ダンナの運転で遭遇した時のこと。
T字の横棒側を(説明しにくいんだも)走っていた家のリバティー。
T字の縦棒は見通しの悪い状態。
当然、こっちの走っている方が優先道路。
ダンナは結構な速度で走っていた。
そこのT字から出ようとしていたのは初心者マークを貼り付けた軽。女性の運転。
距離的には結構開いていると判断したその軽は、初心者にありがちなのんびりした速度で、じりじりと出て左折(家の前に入った)した。
が、結構な速度で走っていた打ちのリバティーは軽の真後ろにピッタリ。
その時の会話。
「私があっちの立場だったらリバティーは見送ってから出るよ」
ダンナ「当然だろうな。初心者は動体視力の力が確り付いてないから自分が出た時、車で接触するぐらいの勢いで近づいてきているってことに気付いてないんだよ。でもまぁオレがあっちの立場でもオレは出ていたけどね」
まぁダンナはそういうヤツだ(爆)
でもこれで接触したら、当然こっちの前方不注意が取られるだろうし。
そう、動体視力。
あれって距離じゃないんだよ。
距離に対してどれぐらいのスピードで接近しているのかって云う見極めが出来ないとって話。
雨の時とドライの時の制動距離が違うのと一緒で、距離があってもスピードが速ければそれだけ到達するのが早くなる。
それがその軽を運転していた女性にはまったく分かってなかった。
あのスピードでしかも初心者だから交差点の右左折が異様に遅い。
それでいて家のリバティーの速度を把握してないもんだから、実際軽が家の前に出た時、後ろにピッタリくっついていた状態。
当然、その女性は家の車が後ろにピッタリくっついていたことも知らなかっただろうし、後ろなんか確認すらしてなかったようだ。
運転し始めてまもなくの頃、ダンナが私に云ったことがあった。
「運転が巧い人は運転中、常にあちこちを目視している」と。
初心者で、挙げ句産後にかかっていたので、免許を取ってからかなり時間が経っての運転開始だったし、車幅感覚や運転感覚など殆ど忘れていた状態だった。
目視は当然するが、そんな直線を運転している時にあちこち目視なんかしてられない。そんな余裕がないのだ。
だが、最近は大分余裕もあるので、後方からバイクが走ってきていたりすると、少し右よりに運転したりとか、先の先を読んで、右折車が自分の走行レーンの前方に居る場合、早めに車線変更をして一時停止しなくても走行出来るようになったり…
やはり運転は慣れ、と云うか経験だなって思う。
でもどんなに経験を積んでも、ほんの一瞬の気の緩みで事故は起こる。
侮れないよね(丶´,_ゝ`)