Last Lesson-中井インターサーキット その2
2012年1月14日。
ちびっこカートフェスタ2012 3時間耐久レース、前日。
Last Lessonを書いて早10ヶ月弱。
もうキッズカートで中井を走ることはないだろうと親は思っていたのだが(笑)同じチームメイトで2011年度中井のエキスパート・シリーズチャンピオンを獲得した同い年のK飛君が「耐久レース一緒に走ってもいいよ〜」と云ってくれたので、Rayはもうその気に(笑)
それは2011年度のシーズンインして間もなく、APGのレース後だったかにドライバー同士で盛り上がっていたらしい(笑)
家は全然構わないけど、K飛家の方だけ負担が凄くかかることは必至なので、その辺りは大丈夫なんだろうか…と云う不安があったのだが、K飛パパが「全然いいよ〜」と云ってくれたので、A沢さんに打診してみたらオッケーを貰った。
唯、K飛君のマシン1台で2人のドライバーが乗るため、何かトラブルが遭った時、ABドライバーが同時に走行が出来なくなると云うデメリットもあるけど、それでも大丈夫? とA沢さんには云われたが、K飛パパとダンナが居るし、何か遭っても中井は溶接機もあるしパーツも直ぐ入手出来るので大丈夫だろうと踏んで(笑)K飛マシンで耐久レースに出ることにした。
(勿論この時はまさかあんなことが起こるとは誰も思わない訳で…w)
ダンナは久しくアミゴンには乗っていないので、事前練習がしたい…とK飛パパに連絡をしてスケジュール調整をしようと思ったのだけど、返ってきた返事は「BS松田の最終戦前の練習走行の時だってK飛のマシンにポンと乗って誰もRay君を抜けなかったんだから、練習必要ないでしょ? w」だって(爆)
まぁ乗れると思うけど、中井は久しく走っていないし、今回は40オープン仕様だからやっぱり走ってみたいらしい。
結局、スケジュール調整をしたのだけど、レース前日にしか行けそうにないことが判明し、前日練習だけすることに。
K飛君の40オープン用のエンジンはあまり調子が良くなく、チャンバーを付けても24秒に入るか否か…と云う際どい所点と話に聞いていた。
ドライバーの実力・経験共にナンバー1なのはS輔君だけど、エンジンの調子が良いのはT虎君だった…と中井の最終戦でのレース結果を聞いたのだが、確かにT虎君のエンジンの調子は良さそうだ。
それにT虎君のチャンバーは、彰悟からRayに受け継がれた謂わば魂(笑)の籠もった超いい音のチャンバーなので、チャンバーとエンジンとの相性も良さそう。
さて、前日練習でどれだけK飛君曰く「ヘボエンジン」(笑)を回していい状態まで持って行けるのか…(笑)
久々の中井は流石に耐久レース前日と云うこともあってそこそこの人が集まっていた。
中には勿論知らない顔ぶれもあったけど、それでもまだまだ知った顔はあるので、久々に再会したメンバーたちと話をしたりと私は朝から喋り捲っていた。
今回、Rayは「チーム1」
6回目の耐久レース参戦の中で、実は「チーム1」は3回目(爆)
と云うのも、とある秘密兵器を使うためA沢さんには「チーム1にしてくれ」と更にお願いもしていたのだ(爆)
ABドライバーが実質、ダブルAドライバー状態のチーム1なので、残りのメンバーは新人ドライバーが来るだろう…と云うことは分かっていた。
今年は4人ドライバーのチームはあまり多くはなく、家のチームはその中のひとチームとなっていた。
残りの2名はUM太君とK紀君の兄弟。
UM太君は小学校1年生だが、K紀君は5歳で幼稚園の年中さん。
Rayがカートを始めた年と一緒だ。
UM太君は大丈夫そうだが、K紀君はまだ小さい分、決められたスティントを走りきれるかどうか…は親もちょっと心配…と話していた。
でもまぁ耐久はタイムが速いから勝てるレースではないので、兎に角トラブルなく淡々と走れることが大切と話はした。
後は、旗の意味が分かっているか、コースイン、コースアウト時に左手を挙げることを忘れないか…のそういう減点ポイントの心配は多少はあるけど、トラブルがなければそこそこ行けるんじゃないか…って思ってはいた。
ダブルAドラなチーム1だが、Rayは去年スタートと最終スティントは経験しているし、今年はK飛君がキッズを卒業するので、スタートと最終スティントはK飛君に走って貰うことにしていた。
だが、今年の耐久は、スタートグリッドはF1同様のQ3→Q1のノックダウン方式を採用することになったので、K飛パパが「ノックダウン方式とスタートドライバーは同一じゃないとダメだから、今日の練習で速いタイムを出した方がスタートを走った方がいい」と云うことで、前日練習からK飛君とRayとのタイムアタック(爆)は始まっていた(笑)
午前中は路面温度も低くそもそもエンジンの調子も良くないので、中々タイムが上がらない。
T虎君が25秒フラット〜1ぐらいで走っていた時、Rayは25秒3〜4、K飛君が25秒6〜7ぐらいで走っていた。
なんでこんなに調子が良くないかなぁ…とエンジンを色々見てみたら茶こしにゴミが詰まっていた(爆)
その後、キャブも交換し、シリンダーも替えたりしてみたら、25秒フラットで走れるように。
この分だったらギリギリ24秒台には入れるかな? とRayにハッパをかけたら、24秒8を出す。
K飛君も25秒フラットを何度も叩き出していたので、エンジンが少しずつ上り調子になってきた感が。
レース当日はそこそこいいタイムで走れるかも…?(笑)
と云うことで、ノックダウン方式とスタートドライバーはRayが担当することになった(爆)
午後には、ピットボードでピットインの練習を何度かして、最後にチーム全員でタイヤ交換の練習をした。
目標は1分。
でも実際は1分30秒前後で出来ればいい方だ。
大人はインパクト一人、手動工具一人だけだが、子供ドライバーは何人手伝ってもいいので、Rayに工具を持たせフロントタイヤの片方の脱着をやらせ、K飛君にタイヤのナットの受け取り→地面に纏めて置く、カートスタンドの担当決めをした。
最初の練習ではグダグダでお話にならないが、2回目は1分15秒程度。
因みに今回ダンナは傍観者(爆)で、タイヤ交換は卒業するK飛パパにインパクトを、これから中井の耐久を何度も経験するであろうO村兄弟パパは手動で参加。
試しにダンナがインパクトを担当でやったらどうなのか…と一度やらせてみたら1分を切ったので、K飛パパに交代して3回目をやったら55秒。
これは行けるんじゃないか?(笑)とみんなで団結力を高めてチーム練習は終了した。
で、その間ダンナは何をやっていたのたか…と云うと、チーム代表にOHして組んで貰ったMINI Maxのエンジンのフィッティングをやっていた(笑)
エンジンが変わればパーツも変わるしその関係もあってエンジンの乗せ方や使い方など全く知識がないため、ゼロから教えて貰いながらエンジンを乗せていたのでした〜。
お陰で1日かかって、何とかエンジンが乗せられ、辛うじてエンジンもかかる所まで行った。
唯、MINI Max用のスプロケがないので、未だその段階では走ることは出来なかったんだけどねぇ…。
はてさて6回目と云う中井の歴史上最多参加の最後の耐久レースはどうなるのか(笑)
レース当日のblogへ続く(爆)
本日のベストタイム 24秒8(K飛君のアミゴン+K飛君のエンジンで40オープン仕様w)