Koudai Cupカートレースシリーズ Rd.3 その4
4周目。
この微妙な距離感が…
4コーナーで飛び込みたいが、Y人君が確りインを締めているので飛び込めず。
5周目。
あと一歩足りない…
6周目。
どこかでちょっとのミスがあると直ぐに差が開き始める。
7周目。
6周目のミスをリカバーして真後ろまで付けるのだが、エンジン差があるためどうしてもここからの高速区間で差を広げられてしまう。
それでも何とかへばりつく。
3コーナーの先。
もしかして巧く行くか?
と一瞬思ったが、滑って失敗。
4コーナーでミスしY人君は逃げにかかる。
その頃、3番手争いは…
T誉君の真後ろにピッタリとT大君。
8周目。
先の4コーナーのミスが痛い。
このまま引き離されてしまうのか…。
7周目の後半、ダンロップ手前でT大君がT誉君を仕掛け3番手を獲った。
Y人君は逃げたい。
でもRayは諦めずに追う。
4コーナーは確実にインを締めRayを前には行かせない。
9周目。
ビミョーな距離の状態は保持出来ているが、保持出来ているだけ…
最終コーナーで真後ろに付く。
ダンナが指示を出す。
もっと詰めろ…と。
10周目。
高速区間をスリップを付いて一気に追い抜きたいが抜けない。
3コーナーも真後ろに付いた状態でクリアする。
4コーナーで、ブレーキを踏むとどうも滑るらしく、
カウンターを充てて修正しながら何とか離れないように体制を保持するので精一杯に。
あー、ビミョー(苦笑)
12周目。
ダンロップコーナーでインを獲る
だが、最終コーナーで前に出られず。
ダンナが指示を出す。
13周目。
14周目。
徐々に離れてきたか?(苦笑)
クランク手前。
ここまで縮められているのに…
ファイナルラップに…。
ダンロップコーナーで周回遅れと遭遇。
ここしかもうチャンスはないぞ。
だが、一歩及ばず。
結局、Y人君が3連覇を達成した。
高々と「1」を掲げるY人君の真後ろでハンドルをガンガン叩いて悔しがるRayだった…。
またもやパーフェクトウィン出来ず。
パーフェクトウィンが出来なかったことよりも、Y人君を抑えることが出来なかったと云うことの方が悔しくてならない。
Y人君にはアクシデントがあったとは云え、それでもこの微妙なコンディションでのレースでは、ずば抜けて速いY人君との差を縮められる可能性が高かった分、悔しい2位となってしまった。
恐らく、今までで一番悔しい2位だったと思う。
振り返れば、この日は、TTからこっち、セットを全く弄っていない。
それだけ、このコンディションと、セットとRayの走りがドンピシャだったと云うことなんだ。
それだけに、獲れるはずのレースを落としてしまった。
その落とした理由が「スタート」だ。
やっぱりローリングスタートは難しい。
自分ではまだ隊列が整っていないから、もう1回だろう…と思っていても、オフィシャルが日の丸を振ればそれでスタート。
ローリングリーダーは確かに自分の采配でスタートを切ることが出来るけど…、オフィシャルとの息もある。
しかも最終コーナーからスタートするかどうか分からない微妙なアクセルワークでは、スタートした場合、トップスピードに乗りきれないまま、ホームストレートを走ることに(苦笑)
このさじ加減が、まだまだRayには出来ないのだ。
レース後、みんなから2位おめでとうって云われたけど、Rayは号泣、慟哭(苦笑)
キッズの頃のように延々と泣き続けると云うことはなくなったけど、それでも表彰式が始まる直前までかなーり不機嫌だった(苦笑)
その5へ続く。