2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.Final/WAKO’S チャレンジシリーズ Rd.5 その1
色々な意味を含めて
運命の1日…。
泣くも笑うも、今年のKoudai Cup、最終戦。
Rayがこのレースでシリーズチャンピオンを獲るのには、優勝するしかない。
そして、自力で優勝しても、それだけでは獲れない…と云う状況だ。
Rayが優勝、そして限りなくチャンピオンに近いKほちゃんが4位以下でないと、Rayのチャンピオンはない、と云う限りなくゼロに近い状況。
開幕戦以降、表彰台に居るのは常にレオンのK30。
それを超えるためにはどうすれば良いのか…。
前日は土砂降りに近い状態で、レース当日も雨の予報だったので、確りセッティングを決めたいので朝からお昼最後まで走って、どのセットにするのか悩みながらも決めたのだが、夜中は土砂降りだったけど、ラーに出発する時には雨は上がっていた状態に。
でもお昼ぐらいまでにはまた雨雲が関東に近づくと云う予報だったので、雨レースを期待していたのだけど、レースが始まる頃には雨は完全に止んでしまった。
ラーのオフィシャルをしているA見君が、栗を持って来てくれた。
ありがとー、A見君(^-^)
今日の相棒は8番エンジン。
ドラミ後のTTの走る順番を決めるくじ。
10台中、Rayは5番の走行。
トップバッターはS輔君。
何と珍しくケツ持ち(笑)はKほちゃん。
ラーでは、コース後方の山が雲に隠れていると雨、そこから雲がなくなると晴れてくるらしい。
雲が切れて消え始めているので、このまま雨は降らないでレースは終わる可能性が高くなってきた。
公式練習時はまだ路面は濡れている状態。
だけど、このまま雨が降らなければ路面状況は刻々と変化していく。
スリックタイヤでのレースも想定されるため、公式練習でスリックの皮剥きをしているドライバーや、スリックで走行しているドライバーも居た。
家も、レースのレインタイヤは温存したいので、数周走らせた後、ズルズルのレインタイヤに履き替え直して再び走行。
レース用のレインタイヤで39秒後半を出す。
10台中、唯一39秒台を出した。
2位はS輔君。
やはりレオンが上がってきている。
TT前、珍しく緊張気味。
6番手はK生君。
パパとメカのチーズさんと気合いを入れている所(笑)
雲が切れ始め、路面がもの凄い勢いで乾き始めている。
この後走るカデットクラスはTTからスリックタイヤでの走行となったが、キッズは危険を考え、TTだけレインタイヤでの走行となった。
Ray、いよいよコースイン。
SHY君は9番スタート。
待っている間、精神統一している。
インラップを走りいよいよ日の丸が振られTTスタート。
路面が乾いてきたから、レインタイヤが食い付き過ぎなければ良いのだが…
1コーナーも縁石ギリギリのラインを走り
勢いを付けて2コーナーへ。
3コーナーから4コーナーにかけて、ハンドルをここでこじらなければ、いいタイムが出るはず。
力むなよ…
よし! 巧く行った!
クランクも無駄なく行けた。
バックストレートも立ち上がり巧く行った。
チェッカー。
刻々と変わっていった路面状況の中、乾ききる前、一番最初に走ったS輔君がトップを獲った。
Rayは2/100秒差で2番手。
一先ず、予選のフロントローを確保。
しかし、3番手にはKほちゃんがやっぱり上がってきた。
K30で優勝経験もあるKほちゃん。
限りなくチャンピオンに近いKほちゃんをこれ以上前に出す訳にはいかない。
スタートを失敗せず、何とかトップを獲りたい所。
そして、熱い予選が始まろうとしている。
その2へ続く。