ブリヂストンカップ・キッズ&ジュニアカートレース 全国大会 2010 その9
カデットクラス。
Final
R平父もFinalレース前には桑名に到着。
気が付けば横で観戦していたさ(笑)
1列ローリングスタートで
一発スタート。
ま、1列なんだから一発でスタートは決まるわな…(苦笑)
ミミズスポットも大丈夫。
恙なくレースが終わればいい…と今は兎に角その気持ちだけでいっぱい。
ファインダーを覗きながらぼーっとそんなことを考えていた。
だが、レースは最後まで何が起こるか分からない…。
10コーナーで膨れたR平君を刺すD空君。
トップを獲られたまま暫くこの状態が続くか…
と思いきや、今度は10コーナーでR平君がD空君に仕掛け
首位を奪還。
気が付けばT大君がどんどん追い上げてきている。
トップ集団まで後一歩と云う所まで迫ってきて居た。
一方、R明君の方は相変わらず苦戦しながらの苦しいレース。
真後ろにはRき君が貼り付いていた。
暫くすると、4番手を走っていたI景君が2番手に浮上。
猛烈に首位を奪おうと様子を窺っていた。
それが勢い余って10コーナー入り口で、R平君と接触。
R平君がはじき出されてしまった!
何とか踏ん張るが…
5番手まで失脚してしまうことに。
ひとつポジションを戻して4番手。
気が付けばI景君も3番手に。
だが2番手争いが熾烈で、I景君が前に出たり出られたり…。
R平君にとっては苦しい展開になってきた。
23番に白黒。
23番て…I景君だ。
さっきのR平君との接触を取られたのだった。
R平君が10コーナーでI景君に仕掛けた。
前に出る。
3番手に浮上。
5コーナーでインを取って何とか2番手に行きたい所だが
中々難しい。
ああ、もどかしい。
私の横で、珍しくR平父が吼えていた(笑)
でも諦めない。
5コーナーでまた仕掛け
インを獲った。
8コーナー手前で前に出る。
2番手を獲った。
さぁ残り周回数がない中、果敢に攻めていけ、R平君!
Final Lap。
最後の11コーナーでインを獲りたいが後一歩及ばず。
ちょっとの差で2位でチェッカーを受けた…。
車検から戻って来た時のR平君は、勿論号泣。
悔しい気持ちが凄い伝わって声がかけられなかった。
母と並んで自分のピットに戻る後ろ姿を納めようかファインダー越しに見ていたのだが、とても哀愁を感じてシャッターを切ることが出来なかった…。
xanavi_hahaさんが「お疲れさん」と声をかけていた。
この後、母の膝の上で号泣するR平君を見て
「ああ、まだこんなに小さな子供なのに、それでもあんなに頑張ったんだな…」
と、当たり前のことなのに、改めてまだ小学生なんだ…と痛感する私であった。
暫くして落ち着いた頃に一言「頑張ったね、2位は悔しいけど全国2位も凄いよ」と声をかけた。
xanavi_hahaさんはいつもの笑顔で
「プレッシャーに負けたレースやったわ」
とくしゃっと笑っていた…。
悔しい気持ちがより一層伝わってきた…。
やっぱり仲良しなドライバーだし、優勝して欲しかった。
でもこの負けたレースで、R平君はかけがえのない経験をしたから、きっと直ぐに頭角を現すだろう。
負けたレースから学ぶことは凄く多い。
きっと直ぐにR平君はもっともっと速く強くなるに違いない(笑)
ホント、お疲れ様でした。
いいレースをありがとう(^-^)
おまけのその10、表彰式へ続く(笑)