TV版を見た後にダンナが帰宅。

元々ダンナもSUMMER WARSは見てみたいってずっと話していた。

そもそも、なんでそういう話になったかと云うと、この細井守監督の作品で「時をかける少女」のアニメがあるのだが、それをダンナが見て凄い嵌ったからだ。

私は結局、「時かけ」は見なかったのだが、頭10分欠けた状態で、ダンナが携帯のワンセグで録画したデータを今でも大事に取っていて、何度も何度も見ているぐらい好きになっちゃった様子。

頭10分欠けているので、最初の肝心な部分を見られていないのが難点なのだが、同じ監督の作品で、去年の公開前にCMで予告が流れているのを見てから私もダンナも凄く見たい！　と思っていた作品だったのは事実。

DVDを入手したのは最近だが、中々見る機会が作れず、そうこう云っている内にTV放映が決定してしまったと云う流れ。

ダンナも見たがっていたので、オリジナルバージョンのDVDを夜中に見始めた。

私はTV版を見た直ぐ後だったので、どのシーンがカットされているのか…と云うのが良く分かったけど、結構カットされているんだなぁ…勿体ない…と云うのが正直な気持ち。

結構雰囲気がある、でもこれはこれでないとちょっと…と云うようなシーンをカットしていた。

120分ぐらいの作品を80分に縮めなければならないのは、辛い作業だったのでは…と思った。

ジブリ作品はノーカットで放映するのに、こんなに面白くていい作品なのに、カットされちゃうのって何だか凄く理不尽な気がした。

で、案の定ダンナは途中でちんっと寝墜ち（爆）

私は最後まで一人で堪能したけど、ありゃー、いいね〜。

Blu-ray買ってもいっかなーって思うぐらいの出来だよ。

近年稀に見るBEST作品だ（笑）

でもTV版の初の試みである、データ通信機能でのシーンガイドは凄く良かったと思う。

制作側にしか分からない拘りの部分が解説されるのだが、「あー、なるほど」と納得できることばかりだった。

栄おばーさん役の富司純子の花札シーンでは、昔彼女が出ていた映画でのシーンを彷彿させる様な言葉回しがあったとか、OZでの夏希の変身シーンは、昔セーラームーンの作画を担当した人がやったから、セーラームーンの変身シーンを彷彿させるとか…（笑）

別の角度からも楽しめたので、これはTV版とノーカット版、両方を見て更に堪能出来る作品となったな…と（笑）

プロデューサーや監督が、既に作品を見た人たちにもTV版をまた楽しんで貰えるように…と駆使したシーンガイドは、成功だったのでは…と私は思う。

しかし…

登場人物が多すぎて関係が微妙に理解出来ず（爆）

公式に出ている家系図を見てやっと納得（笑）