音楽のこと

2010年 6月18日

ふと音楽のことを思い出す。

家の家族、私以外多分音楽センスが全くないと思われる(苦笑)

Rayはそれでもまだ幼稚園時代鼓笛で鍛えたこともあるし、そんなに悪くはないと思うけど、そけなりに音痴。
ダンナは音痴じゃないけど(憎たらしいことにカラオケで歌わせるとうっとりしちゃう自分がここに…クッ)音楽センスは皆無だ。

正直話にならないぐらい酷いレベル。

私の血を受け継いだ子供は居ないのか…と思ったり(苦笑)

最近、Kayが歌が流れると身体を左右に揺らしながら変な喃語で歌を歌うようになったけど、この子もあまり期待出来そうもないような気がする…(苦笑)

女子校時代、私は就職・専門クラスに上がったので選択授業で音楽と美術両方を取っていた。

美術の先生は性格がサバサバしていて嫌いじゃないタイプの先生だったが、どうも私の表現力は先生の琴線には触れなかったようで(笑)美術の成績は上の方だが完璧ではなかった。

デザイン学校に通っていた時も、デッサン力はそんなに悪くはないけど、一番の成績って程ではなかったなぁ…(苦笑)

ま、結局の所、絵心はあまりないってことなんだろう。

さて、音楽の方はどうだったのか…と云うと、自分で云うのも何だか音楽の成績は完璧に近い状態だった。

3歳からピアノを習い始め、16歳までの間、そこそこ突き進めて行けていたと思う。
唯、正直先生には恵まれなかったのでは…と思う。

近所に居るピアノの先生は声楽出身で、発声練習から入り、音感を育てるために和音や変調、平行調など全てをたたき込まれていた。
トータル的に考えればそれはそれで凄くいい勉強だったんだと、今では思う。

だが、自分はピアノを極めたいので、正直、レッスンの1時間の間に発声練習と音感の為の小テストをして、それから順番にレッスンの成果を弾いて…と云うのはかなりの不満があった。

高校当時、生徒会や委員会、部活などで時間を取られていく生活の中、正直、その先生のレッスンに嫌気が刺してきて、練習をする時間も少しずつなくなってきた。

実家は古いマンションで防音室では当然ないので、防音のための装備をピアノに付けていたけど、やはり夜の8時9時にピアノを弾くことは躊躇われるし、今のようにクラシックピアノと同様の鍵盤の重さを保持して、でも消音出来る電子ピアノなどなかった時代だったので、結局、練習不足から先生に怒られることが増え、更に自分のやる気も殺げる中、練習する時間もないためピアノも13年間で止めてしまった。

あの時、別の先生を捜していればもっと長く続けていられたのでは…と思う。

小学生時代は、高学年時に低学年を教える資格を貰えたので、そこそこ才能はあったのかもしれないけど、やはりそれを延ばすには更に上のランクの先生を捜すことが重要なんだ…と思った。

そんな具合で、音楽的センスはそこそこあったと思われる。

高校時代の音楽の先生は声楽出身の先生だったと思う。
歌のテストに凄く力を入れていた。

練習では当然伴奏をピアノで弾いてくれていたが、テストの時は一人ひとり、前に出て、アカペラで感情を込めて歌を歌う。

最初の歌い出しを聞いて先生が即座にその音程に合わせて伴奏を一小節だけ弾き、最後の歌い終わりの一音だけその音程でまた弾く。

それで音程がずれていれば当然マイナス。

後は確りその曲を理解して歌を歌っているのか…感情が歌に表れているか…と云うところも確り見られていたはずだ。

当時、私は歌のテストの成績がかなり良かった。

もの凄く厳しい先生から99点を取り、あの先生から99点を取った女が居るらしい…と噂になった程だ(笑)

その後も99点を何度か取ったが、卒業するまでの3年間、一度も100点を取ることは出来なかった。

卒業間際、後の1点がなんなのか、自分には何が足りなくて1点が取れなかったのかがどうにも気になって、先生に直接聞きに行ったことがある。

答えはこう返ってきた。

「完璧なんだけどねぇ…。アナタはいつもアカペラで歌う時、音程が低すぎるのよ…だからそれを1点分引いているのよ」

って笑いながら云われた。

ああ、確かに低かったかも…(苦笑)

元々低めの声だから、掠れたりファルセットで歌うぐらいなら完璧に歌うには自分の出せる音域内の音程で歌いたい…と云うのがあったからだと思う。

高校時代、そこまで行けたのに、学生を卒業してから音楽に触れる機会が極端に減った。

クラシックの勉強をすることもなくなったので、覚えたことが全て頭から消えていったのは、今思えば凄い勿体ないことをした…と思う。

挙げ句、音感もそこそこあったのに、最近ではそれすら鈍ってきた。

当然ピアノはもう20年以上レッスンをしていないので腕が鈍っている状態だ。

覚えた楽譜も殆ど頭から欠落している(苦笑)

勿体ない。

ベートーベンをかなり極めていたのになぁ…(苦笑)


思うに性格が音楽に出ていたと思う(笑)
音程のことにしても、ピアノの発表会にしても、みんなは軽やかで華やかなショパンを弾きたがっていたが、私一人、重厚で重くて暗いベートーベンを選んで、バンバン力を入れて鍵盤を叩いていた(笑)

そんなこともいい想い出だ。

可能であればちゃんとした電子ピアノを買って、またピアノをやりたいなぁ。

極めきれていないベートーベンやドビュッシーを沢山弾きたいとは思う…(笑)

18:13 カテゴリー:Nursery's Diary


コメント(2)
  1. 2010年6月18日 21:34 kahoyuirisa Says:

    本格的にピアノ復帰希望〜!(笑)

    そしたらさ、ドビュッシーの夢想弾いて聞かせてよ〜。
    ドビュッシーだと月の光か夢想が好きなんだけど、以前夢想は出だしから難しすぎて諦めたことが(←ド素人なんだから当然だろと爆死)

  2. 2010年6月18日 21:49 82 Says:

    >kahoyuirisaさん
    ウーン、多分今の私だと、kahoyuirisaさんにも及ばない程低レベルだと思われ(笑)

    頑張って、夢想弾いておくれー(笑)


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