昭和大学歯科医院へ

2010年 6月11日

小耳症のKayは、右側の顎が左側の顎より上に引き上げられた感じ…。
歯が生え始めてより一層分かるのが、噛み合わせがずれていると云うこと。

耳鼻科の先生に治療はまだ先の話だが、一先ず口腔外科に行って診て貰った方がいい、と云われていて昨秋耳鼻科に行った時、紹介状を書いて貰っていたのだ。

神奈川県内で口腔外科がある病院は色々あるのだろうけど、耳鼻科に通っていた関東労災の口腔外科はあまりお奨めしない、と云われた。
と云うのも、ここの形成は、小耳症の手術を受けられるレベルではないとのことで、口腔外科と連携を取ることになるにしても、小耳症のことに詳しい? 口腔外科で診察して貰った方がいいのでは…と云う話だったからだ。

自分たちで病院を見つけて、もしいいと思った所があるならそこに紹介状を書くから…と云われていて、当初は近場にある総合病院や大学病院の口腔外科にしようか…と思ったのだが、mixiの小耳症コミュで、昭和大学歯科医院に半年に一度経過診察で通っていて、家はいいと思っていると云うのを知ったので、取り敢えず一度昭和大学歯科医院で診て貰おうか…と思って紹介状を書いて貰っていた。

教えて貰った先生は、HPで確認した所、今は矯正を担当している先生のようで、矯正にいきなり行くものなのか? とも思ったのだが、一先ず一度行ってみようと思っていたのに、何だかズルズルと時間だけが経ってしまい、今日、行ってみることにした。

一応、教えて貰った情報では口腔外科担当の先生と云う話だったので、初診受付で口腔外科で…とお願いをしたのだが、総合歯科に先ず行ってから、他の科に移動になるでしょう、と云われたものの、まだ1歳7ヶ月なので、結局小児歯科に先ずは行くことになった。

問診票を小児歯科でも書かされて、特にアレルギーに関しては細かく聞かれた。

Kay自体は(今の所)卵アレルギーだけだが、両親・家族のアレルギーまでも聞かれる。

歯科で使用する麻酔や薬の中には卵を使ったものなど結構あるので、アレルギー関係は細かく確認することになっているようだ。

担当してくれた先生は女医さんで、印象はいい感じだ。

唯、小耳症患者の専門ではないので、色々と細かく確認や質問をされて、結局の所、まだ小さいし、治療を開始するにも大体4歳ぐらいから、と云うことなので、半年に一度経過診察として通うことになった。

治療に関しても、矯正歯科なのか顎の病気の方なのかまだこの段階では判断も出来ないし…とのこと。

一先ず、もっとエライ先生と相談をして、どこの科のどういう治療を始めるのか検討をする、と云うことになった。

後は顎の発達も大きく拘わってくるので、それによっては顎の手術をしなくても済むかもしれないし…。

こればかりは成長してみるまで分からないので、どちらにしても今すぐどうこう…と云うことはない。

で、歯の画像を撮るのにもギャン泣きなKay。


それ以前に診察台に乗せた段階で既にギャン泣き。

もうバイバイをしながらそこから帰ろうとする所が、病院嫌いが定着しつつあるなぁ…(苦笑)

待合室までは平気なんだけど診察室に入ると悟っちゃって大泣きするようになってきた(苦笑)

マズイマズイ、病院がトラウマになりそうな予感…。

今日担当した先生にも、歯医者を嫌いになったら困るから、3ヶ月に一度は近くの小児歯科に行ってフッ素加工と虫歯がないか確認して貰うように…と云われた。

で、昭和大学歯科医院には半年に一度経過診察と云うことに。

既に1本虫歯予備軍があったので、歯磨き、確りやらないとだなぁ…。
でもこの頃の子供の歯磨きって嫌がるし中々出来ないのが現状なんだよねぇ…(苦笑)


因みにこの病院の口腔外科に私は21年前に通って、麻酔が全く効いていない状態でペンチで研修医にグリグリ抜かれて、大泣きして痛いと訴えたら

「二十歳にもなって泣くなよ…プッ」

って大バカにされ、それ以来元々嫌いだった歯医者が大嫌いになって、治療途中の歯を抱えたまま20年経っている状態だ(苦笑)

多分麻酔が効きにくい体質になっていたのであろうと云うのと、当然ながら麻酔を打つのが下手くそだったからなんだろうけど、この病院に再び訪れることになろうとは…(苦笑)
なんと皮肉な運命よの…(丶´,_ゝ`)

22:02 カテゴリー:Nursery's Diary



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