2010 Koudai Cup キッズスプリントレース Rd.1 その3
決勝。
こんな余裕のあるスタート直前のRayを見たのは何年ぶりだろうか…
「今年のRayは生まれ変わったから違うよ!」と自ら云っていたけど、そうなのか?(爆)
エンジンをかけてフォーメーションラップに入る直前、Rayの後ろのグリッドのSHY君のエンジンが中々かからない。
あまり長い時間かからない状態だと、最悪、ピットスタートになってしまうこともあるので、周囲のパパたちも手伝って何とかエンジンをかけた。
レース後、ラーの社長A川さんと話をした時「SHY君のあの待ち時間がリミット。あれ以上待つようだったらピットスタートだったな」ってことだったので、ギリギリ間に合って良かったよ(^-^)
SHY君のエンジンがクリアになりフォーメーションラップをスタートしてみんな走り出した後、今度はSHU君がストップ。
どうもコックが閉じていたのでは? と思うのだが、如何せん、オフィシャルスタッフはキッズカートに慣れていないので、中々エンジンを掛けられない。
結局、A川さんに了承を取り、メカであるSHUパパがエンジンを直しに行った。
そして、こともあろうことに、フォーメーションラップ中に何故か単独スピンしたRay…_| ̄|○
何でスピンしたのか分からないが、下手すりゃペナルティになってしまうので、今後こういうことがないようにレース後厳重注意を云い渡したダンナ(苦笑)
気を取り直して、スタート!
スタートは問題なく
やはりこの3台でのバトルになるのか…
その矢先、SHU君とKほちゃんがスピン。
接触はなかったが、全開区域でのスピンだったので、他車との接触などなくて良かった。
Rayは何とか逃げ切りたい所…
R成君が4コーナーでスピン。
ここでのスピンは今日は良くあった。
雨は降らないで何とか決勝まで来られたが、気温は全く上がらず、この時も多分5度とか6度。
極寒状態で空気も冷たく、中々タイヤも暖まらない状態だったはず。
2番手を走るSHY君との差はこの程度。
レース前半はRay、SHY君、J君の3台が先頭集団としてレースを引っ張る形になった。
R成君が全開区域でクラッシュパッドに激突!
大事にならずそのままレースに復帰出来たけど、かなり怖かったんじゃなかったかな…。
先頭集団の3台。
Rayはこの頃からジリジリと後続車を離し始めていた。
もうひとつの見物だったのが、4番手争いをしていたこの3台。
暫くの間延々とバトル。
レース中盤に差し掛かり、Rayは2位との差をどんどん離し始めてきた。
しかし、2位争いはかなり熾烈で、前を走るSHY君にプレッシャーを与えながら真後ろにピッタリ付いて走るJ君とのバトルが凄かった。
その頃、Kほちゃんたち3台もバトルに突入。
K飛君とR成君もバトル。
この2台のバトルは普段の練習の時もそうだが、白熱している。
レース後半になり、Rayがとうとうバックマーカーを捉えた。
K飛君が左側を走っていて前にはR成君。
逃げ場がなくなったRayは、クラッシュパッドギリギリの所を走って行った。
一瞬冷やっとする(苦笑)
4番手を争うこの3台も白熱して目が離せない状態だ。
次の周で更にバックマーカーを捉えるRay。
SHU君にはクランクで仕掛けた!
クランクで仕掛けるなんて、ちょっとびびった(爆)
SHY君とJ君もバックマーカーを捉えだし、ブルーフラッグが何度も振られ、周回遅れが増えてきて、正直何番手を走っているのか混乱しそうな状態に(苦笑)
Rayは完全に逃げ切り状態に。
残り周数の少なくなった時、J君が最終コーナーからSHY君を捉えようと動き出した!
ホームストレートで並び
1コーナー手前で頭ひとつ出た状態に
そのままアクセル全開で1コーナーを駆け抜けていった!
SHY君は何とかJ君を抜き返そうと果敢に攻め、ダンロップコーナーで仕掛けたが抜けず。
逃げ切った状態で、完全優勝を果たしたRay。
喜びのあまりに両拳を突き上げた(笑)
やったね!
レース後、リザルトを見てみるとRayはコンスタントに38秒台前半で走っていたことが分かる。
このコンディションでコンスタントにタイムを出して走れていたと云うのは、セッティングも合って、安定した走りが出来たんだな、と思った。
いやー、ホントここまで来るのに長かった。
去年1年の苦悩はホントに暗く長いトンネルだったけど、去年の分も取り戻すかの勢いに、今乗っているのかもしれない(笑)
あ、そう云えば、とうとうkahoyuirisaさんが伝説のM山掴みをしているのを目撃してしまった(苦笑)
う、うーん(苦笑)
キッズのレースは終わったが、カデットとRA Cupも凄い白熱したレース展開で目が離せない。
その4へ続く。