2010 BSシリーズ 東地域 キッズクラス Rd.1 その1
2月28日。
いよいよ、2010年度BSシリーズの開幕だ。
去年の戦績は一昨年より酷く散々だった。
何が原因なのか全く分からず。
レースでも公式予選やTTは良いのに、予選、決勝と進む度に成績が落ちていく右肩下がりの日々…。
レオン乗りはアミゴンに乗り換えると、レオン独特の走りに慣れているとアミゴンに慣れるまで時間がかかる…と云う話を聞いたことがあるが、Rayに置き換えると、決してレオンの癖が出ているからどうこう、と云うことではないように思える。
現に、KほちゃんのCRGにしても、MACにしても、初めて乗っても普通にアミゴンのように乗れ同等にタイムを出せているのだから。
きっとセッティングの何かか、気が付いていないけどマシンの何処かに不具合があるのかも…。
そんなことを悩みながら、色々な方に相談したり色々セッティングを試してみたりして、最終的にちょっと疑問に思う所があって、でも普通に走れているしコレが原因なのかどうか…と云う部分を弄ってみることにした。
結果、それが原因だったのかどうかは今でも分からない。
だが、レースで立ち上がりが急に悪くなったりしているのだから何かの原因があるのは事実。
この開幕戦でその問題がクリア出来たかどうか、それはレースが終われば分かるはず…。
そんな疑問を抱えての開幕戦だったので、ドライで出来れば迎えたかったのに…(苦笑)
朝、起きて土砂降りの音を聞いてテンションが一気に下がった。
Rayを直ぐ起こし予想に反して雨が強い、今日は完全にレインレースになるね…と話をした。
だが、ここの所、Rayのモチベーションの下がり方は尋常ではないので、T大パパやKahoyuirisaさんにも「レース当日は兎に角テンションアゲアゲで、落ち込むようなことは云わないで」と云われていたので、ダンナのテンションが下がらないようにすることが必須だ。
でも既に前日から天気予報を見てダンナのテンションは最高潮に根底へと沈んでいたのだが、兎に角Rayにだけは「大丈夫、絶対行ける!」と云い続けて茂原に向かった。
今回は、前日のブリーフィング時にエンジン抽選は行っていたので、7時半に現地入りでも間に合う…とF田さんに確認していたので、7時半を目標に家を6時に出発。
出る時も土砂降り。
もうダンナは怒り心頭状態だった(苦笑)
「何でもう、毎回レースは雨なんだよ」
ホント去年のレースは尽く雨で、今年の最初のレースも雨だとテンションが下がるのは当然と云うか…(苦笑)
チリで前日に大地震が起きた影響で、日本に津波が来る…とニュースで流れていたのだが、アクアラインは通行できて良かった。
茂原に予定時刻に到着。
当然、みんな既に到着していて、家が最後だった。
まぁエンジン抽選も終わっていたしそれを見越して出てきたのだけど、SHYパパに「Ray君ちのエンジンだけがポツンと置いてあるよ〜」って云われ慌てて取りに行った。
(今回のエンジンは8番エンジン)
そうそう、今年から、エンジンの封印方法が変わって、針金で封印されるようになった。
その針金にも専用のクリップみたいな四角いものが取り付けられ、ひとつひとつにナンバーが刻印される。
レース走行中に外れた場合は申告して封印し直し(給油の際の封印解除も同様)車検時に申告して封印し直さなければペナルティーになる…と云う新しいレギュレーションが加わった。
土砂降り状態の影響で、タイスケが朝から押し気味。
レース前車検も長蛇の列になりそこからどんどん時間がずれていく。
雨は相変わらず止む気配もない所か、風が強くなり突き刺すような斜めに雨が降り、テントが飛ばされそうな悪天候にまでなる始末。
元々予報でも10時台が一番雨脚も酷くなると云っていたが、ここまで酷いって去年の中井の開幕戦と同じじゃん。
ブリーフィングが終わり公式練習に。
茂原のローカルレースと併催なので、順番としては、ローカルレースのコマーフレッシュマンの次にスバルキッズと2番手。
公式練習が始まり、悪天候の中デジ一で1枚でも…と思っていたのだが、Kayがグズグズで離れる訳にも行かず、結局、公式練習、TTの画像は1枚もなし…(苦笑)
茂原のレースにはMCが居るのだが、公式練習時はタイムなどMCをしてくれないので、Rayがどれぐらいのタイムで全体の何番手を走っているのかも分からず。
ダンナから携帯にメールが届き、公式練習では1番タイムだ、と云うことが分かった。
土砂降りな上に、まだみんなも調子が上がってきていないため、51秒台の走行は唯一Rayだけだった。
TT。
TTは流石にMCが実況してくれていたので、テント内に残っている私にも聞こえてきたのだが、5分間のTT、この悪天候でどこまでタイムを上げることが出来るのか…と疑問。
みんな公式練習の結果で、セッティングを替えて調子を上げてくるだろうし、TTの結果を見てみないことにはRayの調子がいいのかどうかの判断も出来ない。
結局、Rayはずっと1番手タイムで走っていたのだが、チェッカーを振られた後の最後のアタックで、飛R君が延ばしてきて、1番手を覆された!
だが、タイム差がどれぐらいなのか実況が聞き取れず…。
リザルトを確認したら、0.002秒差で2番手に…。
嗚呼…
去年とまた同じパターンか?(苦笑)
いやいや、今年は意気込みが違う。
初詣で川崎大師で誓ったんだ!
それでダルマを買って、片眼を入れたのだから。
右下がりのレース展開にはしないぞ!
Rayにも「絶対行ける、まだまだ巻き返せるからね!」と気合いを入れた。
そして、その頃とうとう雨が霙になり、少しの間だが霙が雪になる始末…
ホント最悪のコンディションでの開幕戦となってしまった…。
フラップのF田さんに「調子ええ時は弄らん方がええで」と云われる(笑)
その通りだと思う。
元々Rayはあれこれ弄って如実に影響が出る方ではないし、もの凄い悪くない限りは大まかにセッティングも替えないでいたりするので、その言葉には素直に頷いた(笑)
その2へ続く。