ブリヂストンカップ・キッズ&ジュニアカートレース 全国大会 2009 その5
予選が終わって戻って来たSHY君のカートを見てみると、激しく接触した跡が…。
フロントカウルの裏側にも結構なクラックが入っていた。
SHY君のカウルはRayのカウル同様、我が家でFRP化したカウルだ。
これ、多分アミゴンの純正カウルだったら割れて吹っ飛んでいた可能性が高い。
そうなるとオレンジボールが出されるか、割れ飛んでしまうとレース終了まで回収出来ないため、他のカウルに付け替えるか、予備がなければそのままリタイヤとなってしまうだろう…。
レースでこれがあると怖い…とレオンからアミゴンに乗り換える時話していたダンナ。
レオンのカウルはFRP製のものが売られているので、接触などで割れても補修が利くし、割れ飛ぶことは余程のことではない限り先ずない。
だが、アミゴンのカウルはプラスチックなので(その分、レオンのカウルに比べれば価格は安いが)接触で直ぐ割れ飛んでしまう。
この時ほど苦労してFRP化して良かった…と思ったことはない。
いよいよ大抽選会が始まろうとしていた。
F田さんが次から次へと倉庫からどんどん大きな荷物を抽選場所まで運んで行っていた。
今年は何が目玉商品なんだろう。
まぁ、去年はアミゴンに乗り換えたかったので、ホントにアミゴンを当てたくてそのために全国大会に出たようなもの(失礼w)で、去年、F田さんに事前に「アミゴン今年もお願いします」と頼んでいたら「今年はもう新品のアミゴンはないでー」と云われもの凄いショックだった(爆)
私のお願いに根負けしたF田さんは、ぴぃたぁぱんの社長にかなり頼み込んで、新品のアミゴンを出して貰った、と話してくれた。
だが、蓋を開けてみると、Rayが当てたのはKTCの黄色いツールボックス。
それだって32000円ぐらいするものなので、もの凄い有り難いのだが、Rayはホントにアミゴンを当てるため気合いを入れていたので(爆)アミゴンに外れてしまった時、もうもの凄い号泣(爆)
そんな経緯がある(笑)
去年、そんな状況だったので、今年はもうアミゴンはないだろう、とはなから思っていた。
第一、R明君のアミゴンを譲り受けたので、特賞の新品アミゴンがなくなってしまっても、去年のような心境ではなかったので、いいものが当たればいいな…ぐらいの気持ちで居た。
後は、車に積んで帰れるぐらいの大きさのもの(笑)
抽選会が始まった。
その頃、私はT大ママとSHYママとで、みにさんからの差し入れであるスイカを切るのに奮闘中だった。
スイカはもの凄い甘くて美味しくて、丸のスイカを2個も差し入れてくれたので、沢山の子供が食べることが出来た。
Rayが当てたのはコレ。
Rayの目の前にあるダンボールのもの。
何かと云うと…
何と今年もKTCのツールボックスを当ててきた(爆)
しかも去年よりもパワーアップした大型のもの。
聞いた話では82000円だかするツールボックスらしい。
マ…
マジですかー(笑)
正直、もの凄い嬉しかった♪
デカしたぞ、Ray!
満面の笑みだ(爆)
SHY君はレーシングシューズを当ててきた。
先にも書いたように今年はもうアミゴンの新車は出ないだろう、と思っていたら、何と! 今年もアミゴンの新車があるではないかっ!!
F田さんに
「今年もアミゴン出して貰うようお願いしたんですか?」
と話したら、
「いや、ボクもさっき知ってん」
と!
ぴぃたぁぱんの社長、何て太っ腹!
でも家はもうアミゴンに乗り換えたし、KTCの大きいツールボックスで既に運を使い果たしたのではなから当てる気すらなかった(爆)
Rayも当たるとは思っていなかったので、切り終わったスイカをSHY君やT大君らとみんなで食べていた。
私はスイカが沢山あるので、抽選会が終わった時、F田さんにみんなに食べに来て貰うよう告知して貰おう、と抽選会コーナーへ向かった。
丁度、抽選会の終わりの方で、何もまだ貰っていない子に、プラモデル? を配る所だった。
そしていよいよアミゴンの抽選が。
当然これはキッズのみの抽選会で、一度返したライセンスカードを再び抽選箱に入れ、キッズ全員で抽選をする。
抽選箱から引くのは当然ぴぃたぁぱんの社長(笑)
F田さんが
「文句があるなら川ちゃんに云いやー」
って笑いながら云いつつ、社長の腕が抽選箱の中へ。
周囲に居るみんなが固唾をのんでいた。
社長がライセンスカードを1枚取り出し、そこに記されている名前を読み上げる。
「えー
5884〜(←苗字)」
なっ
何ーーーーーーーーっ!
5884の苗字は、今回キッズではI景君とRayの2人しか居ない。
近くに居たI景君パパとI景君、そしてダンナと私は
「どっち? どっちなの?」
と心の中で叫んでいた(笑)
社長の口から出た名前は…
「5884 Ray君。
おめでとう!」
ギャボーーーッ!
ダンナが「Rayはドコだよ?」と大興奮。
その頃のRayはみんなで呑気(爆)にスイカを食べていた。
抽選会スペースからRayが居るピットまで
「Rayーーーーっ!!!
Rayーーーーっ!!!」
と絶叫しながら走って行く。
とうのRayは「ママは何をそんなに興奮してんだよ」みたいな感じで「なに〜?」とスイカを頬ばりながらこっちを向いた。
「ヤバイよ!
Ray!!
アミゴンが
当たったよー!!!」
「えーーーっ!!!」
それからもう、スイカでベタベタの手もそのままに、兎に角抽選スペースへ走って行くRay。
まさか、アミゴンが当たるなんて〜(笑)
社長と記念撮影。
F田さんに
「2年越しでホンマに持って行きよった(爆)」
と突っ込まれた。
ホント嬉しいよ!!!
T大パパが激写してくれた!(笑)
正直、優勝よりも嬉しいかも(爆)
レースではDNFから始まり、ドーンと落ち込んだが、こんな所で大興奮するとは!!!
反面、I景君の所はガックリ(苦笑)
でももう来年はステップアップするんだし、Rayが当てて良かったんだよ、と周囲に云って貰えてちょっと救われた気分だった。
何だかもう一生分のくじ運をここで使い果たした気分だよ(爆)
そんなギャボーーーーーーーーーッ! な気分のまま、いよいよ決勝へ。
その6へ続く(爆)