ブリヂストンカップ・キッズ&ジュニアカートレース 全国大会 2009 その2
奇数組のTAトップはどうやらT大君のよう。
前日夕方からちょっと熱中症気味で熱が出てしまった、と心配のT大君だったが、トップタイムを叩き出すとは流石。
確か47秒台に突入しているとアナウンスで聞いたような…。
いよいよ、Rayの番、偶数組の公式練習→TAだ。
ダミーグリッドからのスタート。
1周したかしないかで、真後ろにRく君がピッタリ。
煽られている状態(苦笑)
次の周でクランク先のショートストレートで並ばれその後に抜かれてしまった。
うーん、どうもあまり回っていない様子。
明らかに音も悪い…。
こりゃ、苦戦しそうだなぁ…(苦笑)
そんなことを思いながら走りを見ていたら、日章旗が振られそのままTAへ。
Rayには公式練習内であれば、調子が悪かったり何かあったらピットインしても大丈夫だけど、日章旗が振られた後に入ってきたらその場でTAが終わるから、何かあるのであれば日章旗が振られる前に入ってこい、と話しておいた。
結局、公式練習内でピットインすることもなかったので、走行に問題はなかったようだ。
TAで巻き返すんだ!
その頃のSHY君は、明らかに遅いのが見て取れた…。
タイミング悪く集団に捕まる…。
早く抜け出さないとTAが終わってしまう。
かなり後ろの方を走っていたY祥君が気が付くとRayの真後ろまで迫ってきていた。
5分の何と短いこと。
TA終了のチェッカー。
気が付くと、たった1周でY祥君がRayの真後ろで煽っていた。
Y祥君のエンジン音はかなり甲高くいい音だ。
絶対に良く回っている。
見ていても速いのが明らかに分かった。
だが偶数組でダントツに速いと思ったのはKTA君。
予想通り、TAの結果はトップがKTA君、2位が奇数組トップのT大君、3位がRayの真後ろまで迫ってきていたY祥君だった。
見て分かるようにKTA君とT大君の2台だけが47秒台に入っていた。
Rayはと云うと、49秒247で12位。
うーん、微妙な位置(苦笑)
だが、巻き返せない位置ではない。
予選でガンガン攻めていけば上位に食い込める位置に居るはず。
後半の方はこんな具合。
見ていて速そうな感じだったH人君は早々にチェーン外れでタイム計測が出来ず…。
SHY君は前日練習時よりも全然遅い50秒台。
正直絶対にどこかおかしいと思わざるを得ないタイムだ。
これが原因…と云うのは分からないが、今年の全国大会は、オイルの混合比が自由、ガソリンも支給ではなく自分たちで用意なので、その部分で左右されているのかもしれない。
TAは予選のグリッドを決める大切な走行なので、みんなここでかなり混合比で勝負に出ていた所も多い様子。
後、もうひとつ気になる部分が、ガソリンだ。
ハイオクとレギュラーとでタイムが全然違う…と云うパパたちもいた。
実際、チーム内でもハイオクとレギュラーとで分かれていたし、レギュラーの方が1秒も速いと云う所もあれば、ハイオクの方がレギュラーよりも1秒速かった…と云う所も前日練習の時はあったようだ。
家は元々レギュラーで練習をしたこともなかったし、普段のBSシリーズの支給されるガソリンはハイオクなので、ハイオクで行った。
だが、どうも上位に食い込んでいるメンバーはレギュラーだった様子。
後は混合比の差も大きいのかもしれない。
みにさんに聞いたけど、濃い混合比の場合、一慨にレギュラーの方がいい、とは云えないようだ。
やはりエンジンに個体差があるため、それに合ったガソリンによって左右されているのかも…と云うのを自分の中では考えを固めることにした。
だって正直、同コンディションで試すことはかなり無理なことだし、刻々と路面温度や湿度、温度が変わるので、比べるのは難しいからだ。
因みに、諸々の事情でSHY君のガソリンはレギュラーを使った。
(前日練習時は多分ハイオクだと思う)
カートのセッティングもちょっと変えた方がいいよ、とみんなで話をした。
ここまでさがってしまったんだから、もうこれ以上悪くなることはない。
だったら勝負に出て、今、出来ることをしよう、と云うことに。
ここまで選択肢が多いとホント、どこをどうすればいいのか悩むことがいっぱいだ(苦笑)
予選のA、B、Cグループ分けはこうなった。
RayはCグループ。
さぁ、ここから巻き返して行くよ!
その3へ続く。