2009 SUPER GT@セパン
いやー、今年のSUPER GTは面白い〜。
レギュレーションの大幅な変更があり、ポイント×2倍のウエイトを積むことになったと云うのも面白いね。
いい具合にレース展開出来ているのではないか…と思っているが、私がNISSANファンだからか?(爆)
3連覇がかかったKONDO Racingの気合いも充分だったが、予選の結果は、1号MOTUL AUTECH GT-RがPP。
流石だね、本山さん。
と思ったら、決勝開始直前に駆動系のトラブルで、ピットに…_| ̄|○
ギリギリ治してピットスタートでレースを迎えることになった。
折角のPPが…(苦笑)
でも、その分、2番手のHASEMI GT-Rが頑張ってくれることだろう、と思って期待大。
レースは白熱した展開で、今回は特にルーキードライバーの活躍が凄かった。
先日APGのレースの時に着ていたEPSONの中山選手も抜こうと云う気持ちが強く表れ、結果抜いていったし、更にそれを上回る活躍をしたのが塚越選手!
ここの所、調子がいいドライバーの一人だが、何度もアグレッシブに攻め続け、最終的にKEIHINは2位でフィニッシュ。
あの抜き方は見て居て気持ちよかった。
全くぶつけずクリーンに勝負をしていたし、なにより、1回目のパスの解きにちょっとしたミスを次にパスする解きには確り修正して綺麗に追い抜きをして行った所がまた素晴らしかった。
Rayも塚越選手の走りを見て感激していたが、ああいうレースをRayも早くRayも出来るようにならないとねぇ…(苦笑)
塚越選手は、先週末、ラー飯能で初めてキッズカートスクールを開催した解き、講師としてチビッコたちに教えていたが、このセパン戦で一気に、塚越広大と云う名前を知らしめたルーキー。
残念ながらKONDO Racingは表彰台には登れなかったが、それでも上位入賞は果たしている。
今回、優勝したHASEMIは唯一のミシュランタイヤを使用していて、セパンはBSはホント弱いよねぇ…。
2年連続セパンで優勝したKONDO RacingはYOKOHAMAタイヤだし、そして今年はミシュランタイヤのHASEMIが優勝…と。
まぁタイヤメーカーは違えども、GT-Rが優勝していることに変わりはないのでよし、とするけど(笑)
300クラスはSHIDENが全車追い抜いての優勝(笑)
予選が失格となってピットスタート? だったが、そこからグイグイと追い越して行ったのは凄かった。
でも暑さ対策の問題を確りしていなかったチームは大変だったみたいで、マッハ号は途中、ドライバーが単独スピン。
どうも熱中症になってしまったらしく、予定外だったが監督がピットに戻るよう指示を出し、ピット側ではドライバー交代の準備も整えていたのだが、ピットに辿り着く前にスピンしストップ。
ドアが開いてドライバーが崩れるように落ちてコース内で倒れてしまった。
オフィシャルが駆けつけるまでもちょっと時間があったが、駆けつけた後も暫くはコースから離れた所にドライバーを運んだりはせず、右往左往…。
車もどけないと危ない状況下で、更にその真横にドライバーが倒れたままって…(苦笑)
これで轢かれたりしたらどうするんだよ…状態だった…。
NISSANは去年のクールスーツやヘルメットを工夫して空冷を考えセパン戦に挑んでいたが、今年はエアコンを装備した。
重量が重たくなっても、エアコンは必須、と云う考えは正しかった様子。
それだけセパン戦は体力を消耗するんだろうねぇ…。
ピットスタートをした1号だが、8位でフィニッシュ。
ギリギリだがポイントもゲット出来て、まぁ最悪の事態は免れたかな…。
次のレースでは、ウエイトを降ろせるので、1号には期待だ。