ここ最近、自転車が新しくなったので、Rayはスイミング以外の日は大概、近所の公園でクラスの友達などと遊んでいる。
友達と遊ぶことは大いに結構なのだが、昨日問題が…。

ここの所、日が沈むのが遅くなってと来たので、Rayの帰宅時間を17時から17時15分に変更した。
流石にまだ17時半だと遅いと思ったので。

時間はちゃんと守るようになっているのだが、微妙に融通が利かないと云うか…（苦笑）

昨日、一人の友達が公文があるので、16時15分には帰らなければならなかった。
その子はボールを持ってきていて、みんなで遊んでいたのだが、先に帰ることになったのに、その時ボールを返さなかった、と云うのを後から知った。
借りたモノは必ずちゃんと返すこと、と云うことは教えてあるが、途中が帰っちゃう場合でも、遊びに夢中だったとしても、持ち主が帰る場合は、必ず返すこと、と云うことは、確り教えていなかったのが私の誤算だった。
今までは、みんな習い事がある時は、時間的な問題もあり、その日は遊ばない、としていたか、途中で帰るにしても、その子の持ってきた玩具を借りたまま、と云うことがなかったからだと思う。

RayとK君は気が付いた時はブランコで遊んでいた、と云うのだが、残りの2人は、先に帰ってしまったY君から借りたボールで遊んでいたとのこと。
そのボールをキャッチしそびれて草むらの中に入ってしまったと云う。

で、みんなで探したけどなかった…と。

その話を聞いたのが、既に18時半を回っていた。
既に日は沈んで辺りは暗くなり始めていた頃だ。

流石にこの状況で、Rayを一人で公園まで活かせて探さす訳にはいかない。

かと行って、こんな涼しいのに、風邪を引いているKayを抱えて公園まで行くのもしんどい。

結局、Y君の家にRayに直接電話をさせ、事情を説明して、明日の朝、もう一度公園を探してみます、とY君ママに伝えた。

Rayの話では、無くす前にボール遊びをしていた子は自分ではない、と話しているが、実際その場にいた訳ではないので、どこまでホントか分からない。
自分の子供を疑っている訳ではないが、RayにはDS事件で前例があるため（苦笑）それを踏まえた上で考えなければならないと思った。

本人が居る所でなくなったのならばまだ納得も出来るだろうが、貸したまま先に帰ったのに、ボールをなくされてはたまったものじゃない。

第一、もしそれが、大切な人からのプレゼントだったらどうするんだ、とRayに話をした。

カートに置き換えてみよう、と。

Rayは午前中までしかカートは走れないとする。
たまたま、翌日も同じ場所で走るから、サーキットにカートを置いて帰る、と云うことにした。
で、午後に、仲の良い友達がカートを貸してくれと云ってきたので、貸してあげることにした。
Rayは用事があって先に帰る。

翌日、サーキットに来たら、自分のカートがなくなっていた。

貸し出した人に聞いたら「なくなっちゃいました。探したけど見つかりません」と云われたら、Rayはどうする?　と。

「困る」

と即答した。

それと同じなんだよ、と。
どんなにY君が貸してあげるよ、と云ってきたとしても、帰る時にはちゃんと返さなければ、こういうことになった時、責任取れないでしょ?　と。

弁償することは出来なくはないけど、もしそのなくしてしまったボールが凄く特殊なもので、例えばの話、この界隈では売っていなかったものとか、限定のものでもう絶対に入手出来ないようなものだったらどうするの?　と。

結局、今朝もRayには一人で探しに行かせたけど、やはりなかった、と云う。

どうもボールには名前が書いてなかったと云うので、もしかしたら誰かが見つけて持って行った可能性もある。

取り敢えず、月曜、Y君に事情を説明して、借りていた内のひとりなのだから、ちゃんと謝るように…と話はした。

子供に教えるって難しい。
常識的なことでも、当然分かっていないことも多い分、掻い摘んで説明したり、自分に置き換えた時、どういう気持ちになるのか…と云うことを教えなければならないから。

まぁこうやって成長して行くのだろうけど、友達のものをなくしてしまうと云うのはやはり良くない。

事情がどうであれ、Rayもボールで遊んでいたことは事実なのだから、何とかボールが見つかればよいのだが…（苦笑）