ちびっこカートフェスタ 2009 Rd.1 その2

2009年 3月23日

TA1組目、練習走行(10分間)

練習走行開始直前に。
トップにコースインするM虎君のレース用ヘルメットはミラー。
(M虎父が超〜スリムにw)
映り込みをよ〜く見ると…

23号xanavi NISMO、14号のYellow Hat、そして22号のMOTUL AUTECHのRayとSUPER GT 500クラスで、GT-Rが3台も(笑)

ここには映っていないが、実は12号のCLSONICも同じTA1組目で走ったのだった。

端から見ると、SUPER GTの再現のようだ(笑)

練習走行は、やはり路面のコンディション的に一番難しいであろうと云われているしっとり濡れている状態で、完全にウェットでもないし、ドライでもない状態。

滑りやすいから取り敢えずみんな最初は慎重に走っているが、一先ずどんなもんか…と云う所を見る走行でもあるので、Rayの走りを見ていた。

タイム的には、下位の方からタイヤが暖まってきて徐々に上がってきてきたかな、って所で10分間が終わった。


5分間の休憩の後、直ぐにTAが始まる。

だが、練習走行の終わりの頃から雨が少しずつ酷くなり始めたため、みんなTA前にレインカバーを付けたり、レインコートを着たり、ターボバイザーを付けたり…と準備でバタバタだった。

我が家は、まだ水飛沫が上がる程ではなかったので、TAでは、雨カバーは付けないで行くことにした。
(でもレインコートとバイザーは装着した)


いよいよTAへ。

(ブログに載せる用にかなり画像は明るく補正しているけど、実際はもっと暗い状況)

TAの5分間って、何て短いこと!
今までは10分間あり、その中で何とかベストタイムを叩き出すのに頑張っていたが、Rayの場合、いつも大体ギリギリ間際でベストタイムを叩き出す、と云うスタイル。
気持ち的にはもっと早々から周囲のタイムと合わせて出して欲しい所だが、こればかりはどうすることも出来ないのか…(苦笑)
今回もその状態だったら、5分間で出来る限りトップとの差を縮めることが出来るのか心配だったが、まぁ何とか頑張ってはいたようだ。

時間が5分なので、10周走れるかどうか…。

結局、Rayのベストタイムは6周目に出した、30秒098。

TA1組目のトップタイムはM斗君の叩き出した、29秒119。
2番手はT大君の29秒584で、トップのM斗君との差は僅か0.465秒差。
3番手にRayの30秒098で、29秒台を出したのは、TA1組目では10台中、たったの2台だけとなった。

因みに、4番手はH人君の30秒309。
Rayとの差は0.311秒だ。

1組目だけを見る限り、2番手のT大君とRayとの差が、0.38秒差なので、この分だとギリギリだろうけど、Aグループには残れるだろう…とこの段階では思っていた。

後は、TA2組目の結果で、何番手のタイムになるか…。

エキスパート1組のTAの後は、フレッシュマンのTA、そしてデビューのTAと続いた。
その間、1組目で走ったドライバーのパパは急いでエンジンを外し、同じ番号のエンジンを引いた2組目のパパに渡す作業を行っていた。

その間、RayとSHY君はおにぎりを食べる。
もの凄い強風で、ちょっと肌寒く感じ始めてきた。

雨が降るのは仕方ないにしても、この強い風だけでもどうにかならないのか…と思う程だ。

土砂降りでもいいけど、風が強くて雨も降るコンディションは最悪だよ(苦笑)

TA1組目と2組目との間は、結局1時間半ぐらい時間が開いた。

当然その間にも刻一刻と路面コンディションは変わる。
元々TA1組目は、大体1番最初にコースインして走行するので路面温度も低いし路面のコンディションも悪い方が多い。
大半は後から走った方が、気温や路面温度も上がることも多いし、気持ち的にも後から走った方がコンディション的にはいいのではないか…と思ったりもする。

今日のレースでは、分刻みで天候とコンディションが変わっていくので、コンディション的にどっちがいいのか…と云う判断がかなり難しい状況にはなっていた。

だが、TA2組目のTAが始まり、結果を見ると、10台中8台が29秒台で走っていた。

1組目ではたったの2台しか出せなかった29秒台を、同じエンジンを使って2組目は8台も出している。

エキスパートクラスにエントリーだ、基本的にはドライバーの技術力にはさほど大差はないと思う。

コンディション的にこの結果を見て考えれば、1組目よりも2組目の方が遙かにコンディションが良かった…と云うことになるだろう…と思っていた。

第一、Rayが走った1組目の時は雨が降っていた(風も全然強かった)が、2組目のTA時には雨は降っておらず、路面も1組目の時よりは濡れてはいなかったようだ。

と云うことは、レギュレーションの変更で、予選と決勝を行うABグループ分けの条件として、TA1組目の1位から5位、TA2組目の1位から5位で、Aグループが決まる、と思った。

だが…

結果が張り出され見てみると…

Aグループの中に1組目から入ったのは、2番手までのM斗君とT大君のみ。
後は10台中8台は全て2組目からのメンバーだった。

え?
今年のレギュの変更で、コンディションの違いがある場合は1組からトップ5、2組からトップ5でAグループじゃなかったの?

と思ったが、良く見ると、1組と2組のトップタイムの差が0.068秒しかなく、競技長側は、10台中8台が29秒台を出している…と云うコンディションの違いではなく、トップのタイム差が0.3秒以上開いていないと云う所だけで判断。

無情にも、Rayの目の前でAグループまでのラインが引かれていた…。

これが晴れているコンディションだったら、例え1時間半のタイムラグがあっても、1組目3番手だったとしても、全体を見ると11番手のタイムなんだから仕方がないな…と納得も出来るが、コンディションが同じと云う状況下ではなかったのに、結局の所、トップのタイム差だけで判断された…と云うのがちょっと納得出来なかった。

しかも、納得が出来なかったのは、RayがTAで使った5番エンジンを2組目ではS輔君が使って、何と2組目のトップタイムを叩き出しているのだ。

Rayとのタイム差は約0.9秒の差が出ている。

1秒近くもタイム差が出ているのに、それでもコンディションはイコールとして判断されてしまうのか…と。

尤も、単にRayの走りが下手クソでこのタイム差が出るのは当然だよ、と云われればそれまでだ。

まぁ親の目から見ているので、贔屓目だと云われれば何も云い返せないけど(苦笑)

この結果を知って、Rayは勿論ダンナも私も唯愕然とした。

Rayのテンションは一気に落ちていく。

今年は敗者復活もないので、どんなに頑張ってもAグループに入ることは出来ない。

何とも云えない気持ちのまま、予選・決勝で使うエンジン抽選が行われた。

Rayが引いたエンジンは3番エンジンだった。

因みにこの3番エンジン、TAで同じ1組で一緒に走ったM虎君のエンジンだった。
Rayのタイムよりも遅いタイム…。

今日のレースはこの段階で終わったな…とひっそりと心の中で思ってしまった…。


その3へ続く。

16:16 カテゴリー:kart's Diary



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