2009 BSシリーズ 東地域 キッズクラス Rd.1/キッズカートシリーズ Rd.1 その1
BSシリーズ 東地域 キッズクラス 開幕戦@ラー飯能。
今回のレースは、ラー飯能で今年から始まった、キッズカートレースとの併催。
夜、環境が違うのが分かっているのか、珍しくKayがグズグズ。
泣くまで行かないのだが、色々と喋ったりしていたので、隣りに寝ていたRayがその声で起きてしまった。
丁度24時頃。
それから暫くあやしていたが、観念してミルクを100mlだけ与え寝かしつけた。
Rayが作ったてるてる坊主効果があったようで(笑)何とか朝は天気が持っている状態。
昨日よりも天気が悪い分、気温もあまり上がらないので、Kayの防寒だけは確りしておかなければ…と朝からバタバタ。
ダンナの実家を6時頃出発し、ラーに7時15分前に到着。
まだ開門はされておらず、1番乗りだった。
幸先がいい。
このままこの勢いで、今日のレースは突き進みたい所だが…。
7時半、ほぼ予定通りにエンジン抽選が開始。
今回のエンジンは三重のレインボーサーキットのエンジンだ。
昨夏、全国大会の時に使ったエンジンと云う訳。
抽選方法は超最先端な方法で(笑)
そしてRayが引いたエンジンは「21番」
…あの〜、去年の中井の最終戦で引いたエンジンも「21番」なんデスけど〜(苦笑)
ホント、デカい数字が好きだな、Rayは…(苦笑)
果たして、このエンジンは幸運のエンジンなのか(笑)
ドラミ。
記念撮影。
父兄も一緒にってことで。
子供たちだけ。
表情が硬いので、いつもの「1+1は〜?」と声を掛けたら、みんな元気に「にーっ!」と(笑)
それを見て居たF田さんが「東の子はみんな素直で元気やなぁ…」と(笑)
この日は雑誌? の取材も入っていたので、カメラマンの要望に応え色々なパターンを撮影した。
撮影の後、キッズ組はラーの社長さんから旗の説明を聞く。
「はい、この旗の意味は分かるかなー?」
Rayは答えた。
「それは、リススタートの旗〜」
おっ惜しい!(爆)
ドッとウケていた(爆)
掴みはオッケーだよ、Ray(爆)
15分の公式練習。
エンジンの調子を見てみる。
まぁまずまずと行った所。
F田さんは「エンジンの性能差は殆どないから、みんな腕の勝負やで」と話していたが、そんな感じがした。
当たり外れがなさそうだった。
公式練習では、4番手のタイム。
TT(10分間)
何とかもう少し上に行きたい所。
BSシリーズのTTは、中井とは違い、一度ピットインしたらその段階で終わり。
時間内であっても、再びコースインすることが出来ないので、前のカートと間隔が縮まってもピットインして調整することが出来ないので、走りながらクリアラップを取らなければならない。
中井に比べラーのコースは大きいが、流石に19台も同時に走るとなると、クリアを取るのは案外難しい。
それでも、Rayは巧い具合に前のカートとの間隔を保ちながら走り続けていた。
何周走った時だったろう…まだ時間は半分ぐらい残っていた時だったと思う。
高速コーナーである、1コーナーに入った所でいきなりフロントカウルが吹っ飛んだ!
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
接触はなかったのだが、どうやら縁石に乗り上げて走った時に何らかの原因を作ってしまったようだ…。
当然ながらオレンジボールがRayに出された。
勿論、即座にピットインしなければならないので、Rayはピットインして戻ってきた…。
残り大体5分弱。
現状では5番手のタイムだった。
たらればの話をしてもしょうがないけど、あのまま走り続けていたらもう少しタイヤも暖まってタイムも縮められていたのかもしれない…。
悔やんでしまう…。
F田さんに「直ぐに車検を通して」と云われた。
当然カウルは吹っ飛んだままで、まだコースの中に放り出されたままだ。
レースに出るのに必要な部品(今回の場合はフロントカウル)がないので、F田さんに「ファーストタイム抹消になる」と云われる。
車検で総重量を計るのだが、RayのカートのカウルはFRP製なので、プラスチックよりも重い分、ウエイトを積む量が少し減っている。
フロントカウルがない状態で、レギュの最低重量73kgを下回ってしまうと、1st タイム抹消だけではなく、重量不足と云うことで、さらに降格してしまう。
もうドキドキだ。
結局、総重量はギリギリの所で、73.5kgあったので、降格は免れた。
他のドライバーが走行を終了し、カウルが戻ってきた。
レース用として作ったカウルは、たった数十分で傷だらけになった…(苦笑)
結局、その後もRayが打ち出していたベストタイムを更新されることがなく、5番手のままだった。
だが、1st タイムを抹消されてしまうので、この39秒139は抹消されてしまう。
次に速かったタイムが何秒か…によって、6位以降と入れ替わる可能性もあるのだ。
TTの結果が張り出され確認したら、39秒139と殆ど変わらないタイムになっていた。
は〜、ちょっとひと安心。
でも、ここで安心している場合ではない。
第1ヒートで、何とか巻き返さなければ表彰台は危ぶまれる…。
その2へ続く。