西へ嫁ぐ日
と云っても、家には嫁に行くような娘は居ないけど…(笑)
嫁いだのはRayのカート。
21日、西へRayのレオンカートが嫁いで行った。
このカートとは2年3ヶ月の付き合いだった。
初めてカートに乗ったのは2006年夏。
8月にカートスクールに入り、エンジンカートに乗れるようライセンスを取得し、その年の10月に京都からやってきたRayのカート。
それから嬉しい時も悔しい時も、ずっと一緒に頑張ってきたカートなので、やっぱり思い入れはあり、ちょっと淋しい感じも…。
オークションに出品して、最初は落札されずに終わってしまったのだけど、1回目の終了と同時に中井でこれから本格的にカートを始めると云う方から連絡を貰い、その人に譲ろうか…と。
唯、新品のパーツが約1台分が組めるぐらいあったので、それなりの金額提示をしていたのだけど(それでも恐らく家がカートを落札してそれからレース仕様に作り上げるまで結構お金がかかっているし、それに上乗せをして、新品や中古のパーツが約1台分あるので、それを考えると決して高い金額ではないハズなんだけど…)直接取引をするんであれば、オプションパーツは付けずに譲って、パーツは地道にオークションで追々売ろうかな…と考え始めていた。
2回目の終了まで後1日ちょっと…となったので、もう入札する人も居ないだろうな…と思って、その人に連絡を入れようか…とオークションのページを開こうと思っていたら、何と即落札でRayのカートが落札されているではないか!
正直、全てのパーツを含めた金額でそのまま落札して頂けたので有り難い。
唯、落札した人が西の人で、時間はかかってもいいから発送してくれ…と云うことで、1週間近くかけて梱包をしていた、と云う訳。
先ず、近くのコジマに連絡して、冷蔵庫などの大型家電の空き箱を譲って貰えないか交渉し、冷蔵庫と洗濯機のダンボール箱を譲って貰う。
それから、冷蔵庫の箱にカート本体をどうやったら入るか考え、対角線上にだったら一部分を外せば、バラバラに解体することなく梱包が出来ることを確認したので、外せる部分を外し、突起部分にエアマットで梱包しつつ、カート本体もパッキンを。
それをダンボール箱を倒した状態で本体を滑り込ませ、後は山のようなパーツひとつひとつに全てエアマットで梱包…と云う作業を数日かけて行った。
エアマットも家に5〜6m分ぐらいはあったが、全然足りず、結局、20m購入。
更にダンボールだけだと重量的に破れたりしたら大変なので、プラスチック状の帯を1巻き購入し、それで箱が破れてもそこから箱そのものが崩れて中味が出ないように工夫。
それだけでも大人2人がかりで数日…(苦笑)
20日の夜、やっと全て梱包が完了したので、昨日ヤマト便で発送完了。
新しいアミゴンのカートで、もうレースは1戦行ったけど(と云っても耐久レースだけど)Rayのカート人生を今までずっと一緒に走って戦ってきたカートなので、やはりちょっと感慨深い…(笑)
西に行っても、MOTUL AUTECH号は元気に走り続けることだろう…(笑)
次のオーナーさんに沢山可愛がって貰えますように…。
梱包してドナドナされる瞬間をデジカメりたかったのだけど、トラックに積み込むのにドライバー一人では無理なので、手伝って載せたから撮れなかった…(苦笑)