アミゴンカウル FRP化計画 その1

2008年 12月29日

ダンナが骨折中(爆)なので、カート走行に行くことが出来ず。
まぁ骨折していようがいまいが、この冬休みの間にしておきたいことがあった。

それは「アミゴンのカウルをFRPで作るための型作り」だ。

レオンのカウルはFRP製だ。
だからアミゴンのカウルよりも単価が高い。

でも、FRPなので、接触してヒビ割れてもFRPで補修が可能なので、余程酷い粉々状態にでもならない限り買い直すってことは殆どない(はず)

だが、アミゴンのカウルはレオンに比べ単価は安いけど、プラスチック製なので、接触したら直ぐに割れる。
それもレオンのようにガラス繊維で繋がれている訳ないので、潔くバックリと割れる感じだ。

そうなると当然補修は不可能なので、新たに買い直すしかない。

Rayも流石に2年以上もキッズをやっているので、流石に酷い接触はなくなってきたので、最近ではカウルの補修をすることも少なくなってきた。

だが、自分が気を付けていても、接触に巻き込まれることはある。
特にレースの時など、回避出来ないこともあるので、その度にカウルを買い直すと、結果的にはレオンよりも割高になるんじゃないの? と云う疑問が生まれた。

色々とあちこち探してみたが、アミゴンのカウルがFRP製のものってどうもないらしい…。

ないのであれば、仕方がないから作ってみるか? と云う所から話は始まった。

でも作るって簡単に云うけど、そう簡単なことではない(爆)

当然、型がなければ作れないので、先ずは型作りから始めなければならなかった。

接触などで割れてしまう前に、型だけは作っておかないとね、と云うことで、早速型作りから始めることに。

型用のゲルコートってあちこち問い合わせてみたが、あまりホームセンターでも取り扱っていないことが分かった。

結局、ネットで検索して、どうやら業者らしい所に行き着き、そこから買うことに。

だが、やはり業者から買うにしても単価がね…。

1kgと4kgとがあって、当然4kgの方が割安になっているのだが、実際型を作るのに、どれぐらい必要なのか全く検討も付かない。

その上、型作りが成功するかどうかも分からない状態なので、4kgを買って、結局の所素人では型作りは無理、と云う風になった場合、余ったらお金の無駄になってしまう。

小心者なチキンなため(爆)一先ず1kgから始めよう…ってことで、1kgを購入。

その他、型を剥がせるようにするための離型剤と製品用のゲルコートを購入。
(ポリエステル樹脂と大きいサイズのガラス繊維は近所のホームセンターで調達した)

雌型作りに挑戦。

雄型は、カウルそのものを使用する。
これに、型が出来た時、剥がせるようにするため離型剤を塗る。

離型剤の上に型用のゲルコート(緑色)を塗り、ガラス繊維を貼る。

ガラス繊維の上から、更に型用のゲルコートを塗る。

それの繰り返し。
またガラス繊維を貼り…

ポリエステル樹脂を塗る。

乾燥。

固まった。裏側を見るとこんな感じ。

作った型を剥がすのに、空気を入れて…
簡単には剥がせない(爆)
結局、カウルをペンチで摘んで引っ張って型とカウルと外した(笑)

カウルを抜き取ると、雌型の完成!

ちょっと補修が必要だが、まぁ何とか行けそうだ。

一応適応温度が25度ってなっているので(爆)型を浴槽乾燥機にかけて更に乾燥させた。

次はこの作った型に製品用のゲルコートを流し込んで、実際にFRPのカウル作りをする。

と云うことで、その2へ続く。

0:44 カテゴリー:kart's Diary



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