出産から退院まで その5

2008年 11月8日

11月5日。
5時半頃に起こされ、それから授乳。
途中、直ぐに寝入ってしまうので、相変わらず時間がかかる。

まあまだ体力もないし、途中で寝るのは気持ちいいのもあるが疲れてしまう…と云うのもあるのだろう…と助産師から聞いた。

朝食。

朝食中に案の定起きて泣いてしまったので、食後に授乳をする。
全然量的には足りていない状態だが、一先ず少し寝て、その後起きたが機嫌は悪くない状態。

毎日外来で消毒を行うのだが、その時に沐浴で一端預かって貰った。
沐浴後に授乳する予定にしていたのだが、沐浴をすると疲れるしお腹も空くので、大泣きしていたのが聞こえていた。
案の定、我慢出来ない状態だったので、ミルクを与えた、と帰ってきた時に聞いた。

昨夜は、母乳で頑張ってみよう…と云うのとどんな流れで朝まで格闘(笑)するのか…と云う確認もあって母乳だけで試してみたのだが、助産師に聞いたのだが、現在の体重が2800gぐらいまで減っている…と。

黄疸が少し出ているのは白目部分が黄色くなっていたので自分でも分かっていたし、Rayの時も黄疸は出たので、驚いてはいなかったのだが、子供は出産直後の体重から2〜3日は生理現象もあって、体重が一端減るものの、授乳で体重は退院する頃には少なくとも産まれてきた時の体重かそれ以上になっているはず。
だが、このままだと、産まれてきた時の体重まで戻らないかも…と。
一応、木曜退院予定にしていて、私の方は問題なさそうなんだが、子供の方が今日辺りから体重が増えていく兆候が見られなければ、子供だけまだ退院出来ず…と云うことになるかも…と云われた。

で、やはり適量足りていない分は、ミルクを与えて様子を見る…と云うのでもいいのでは…と。

色々な考えがあり、何が何でも母乳だけで育てたい…と思う親も居れば、夜だけでも混合、とか足りていない分はミルクで補うようにしてもいい…などなどあるので、実際、帰宅後、生活をして行く上で、どういう方法が一番、私にも子供にもいい方法なのか…と云うのを考えてみて、今日はそのような実践を試してみた方がいい、と云うことだった。

出来れば前回よりも母乳の方をメインで育てていきたい所だが、結局、母乳が出来る量がもう少し増えなければ、母乳だけで育てることは無理だし、どちらにしても今回も途中からか割と初期の頃からなのかは未だ分からないが、混合で育てることになるだろう…とは思っていたので、抵抗はない。

寧ろ、2時間でも寝られないと流石に、家庭のことも一人でしなければならない生活の中で、身体が持たないだろうし、夜中の授乳だけでもミルクを多めにして少し寝られる環境下に持っていこう…と考えていた。

後は、巧く飲んで貰えなかった母乳は搾乳して、ほ乳瓶で次の授乳時に与える…と云う方法も有りだよ…と助産師の助言もあったので、搾乳出来る程出来ているのか疑問(笑)だったが、一先ず、沐浴後にミルクを飲んでぐっすり寝ている…と云うので、預かって貰っている間に、胸も張ってきていたことだし、取り敢えず母乳を搾乳することにした。

朝の授乳で左側を与えて右側を与えないで終わってしまった状態だったので、右側から搾乳。
右は25cc程度搾れ、左と合わせると35ccちょっと搾れた。

今の授乳量だと、多分、これぐらいの量があれば事足りてしまうかも…(笑)

昼食。

お昼後の授乳では、取り敢えず最初は母乳で与え、足りない分を搾乳した母乳をほ乳瓶で与えることにする。

これで満足してどれぐらい寝てくれるかな…(笑)

因みに胎児の頃と同様、今の時期も未だ子供は夜行性なので、どちらかと云うと昼間の方が良く寝てくれる…と助産師からも聞いた。
実際、ミルクを飲んで満腹している…と云うのもあるが、既に2時間以上は寝ている。

大体長くても3時間ぐらいだろうから、あまりその辺りは期待はしないようにしているが、少なくとも、普段、昼間に3時間でも寝られる状況があれば、今までの臨月界隈とあまり睡眠時間は変わらなくなるので、Rayの時よりも身体的にそれほど辛い…とは思わないのではないか…と思ったりしているんだけどね…。

横向きで寝たり…(笑)

その後も数時間おきにに授乳の繰り返し。
日中は殆ど寝る時間もない…と云うか、眠くならないので、赤ちゃんが寝ている時間にブログ用に…とパソコンを弄ったりするが、あまり目を酷使すると疲れて身体の戻りが悪くなるよ、と助産師に脅され(爆)たので、長時間は弄ることが出来ない(苦笑)

まぁ、それも仕方がない…。

夕食。

久々にカツを食べたが美味しかった(笑)


今日の当直はIさん。
Iさんは、Kさんとは違って、確かに母乳で出来るだけ育てた方がいいけど、無理に母乳だけって決めつけて、量的に足りなかったり、ママの身体的に負荷がかかって後々身体に負担がかかるぐらいだったら、ミルクと混合で上手に母乳と併用するほうがいいかも…(唯、これからの季節柄インフルエンザや風邪が蔓延する時期に入るため、少なくとも生後4ヶ月ぐらいまでは母乳は確実に併用したい…とは云われた)と云うタイプ。
この日は、退院後、自宅での生活リズムのことを考えて、夜中の授乳は、母乳よりもミルクメインで試してサイクルを考えよう…と云うことに。

20時半頃の授乳の後、24時頃に授乳。
授乳の合間、自分も寝墜ち(笑)

24時の授乳で、結構深く寝入っていたので、Iさんが、簡易的聴覚検査をやってみようか…と云う話に。
本来ならば、産後5〜6日に先天性代謝異常症の検査と一緒に行うのだが(因みに産院で聴覚検査を行うようになったのは大体7年ぐらい前からだそうで、帰宅後確認したら、Rayの時はまだ検査はしていなかった)やはり気になるだろうから、試しにやってみよう…と云うことに。

耳の穴の中に器具を入れて、4パターンの音を聞かせて、それがちゃんと聞こえているかどうかを確認するのだが、5000、4000、3000、2000、とそれぞれのパターンで(詳しいことは分からないが周波数? の数値なのかな…?)1回の検査で、4パターン中、3つが同時にパスしないと、要再検査になってしまう。

Iさんが、10回ぐらいやってくれたのだが、記録するのを忘れてしまい、最後の3回だけ出力。

その機械自体は最新から10回までしかメモリーしないため、最初の頃のデータがどんどん消えて行ってしまう。

何度もやって貰ったのだが、2パターンはクリアするのだが、3つはクリア出来ていなかった。

全てのパターンでパスは出るのだが、合算はしてはダメなんだそうで…。

うーん、聞こえているのかどうか…と云う判断が現状では出来ない。

唯、Iさんの話では、羊水の残りなど、耳の奧が完全に乾ききっていない場合だったりすると、ちゃんと検査出来ないらしく(だから生後5〜6日に通常なら行うのだそうだ)それと、まだ軟骨なども確り形成が完了していないので、耳の穴自体も不安定で、器具を入れるため、相当指で引っ張って穴を広げて入れなければならず、そういう部分からも、ちゃんと検査出来ているかどうか…と云うと微妙な部分も…と云う話。

だから、退院後、土曜(生後6日目)に先天性代謝異常症と一緒に再検査しましょう…と云うことになった。

右耳は聞こえる確立は低いため、左耳だけでもちゃんと聞こえているかどうかは不安だ。

土曜の再検査で、クリア出来ることを祈るばかり。


2時半頃の授乳で、ミルクを多めに与えたからか、朝になっても起きなかった…(笑)

3:35 カテゴリー:Nursery's Diary



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