フォーミュランド・ラー飯能-Lesson 12

2008年 9月25日

10月5日にラーではキッズのレースが開催されるため、9月は23日と28日、10月4日のレース前日がキッズデーに指定されていた。

我が家は10月のラーのレースに参戦すると10月中に3つのレースに参戦することになり、とてもじゃないけど金銭的にも肉体的にもしんどいってことで、結局、今回のラーのレースはエントリーしない方向でいた。
だが、ダンナが、ラーで今日走って、エンジンの調子なんかを見て良さそうだったらエントリーしようかなぁ…と呟いていたのだが、実際、私の出産も近い状態だし、毎週末出かけられるのもちょっと困るかも…と思っていたので、結果から話すとやはり今回のラーのレース参戦は断念した。

ラーのレースに出るとなると、レースが終わるまではラーでの走行練習になる。
そうすると10月19日にある中井のレース前に練習出来る時間がかなり減ってしまう。
今、ポイントランキングは辛うじて1位なので、1位をキープするのは正直難しいだろうと思いつつも、何とか表彰台上はキープしておきたい。

そう考えるとやはりホームコースでの練習は納得の行く限りしたい所なのだ。

しかも中井のレース1週間後にはスバルキッズの第5戦@APG。
APGでは前日練習するぐらいしか時間が取れないと思うので、21日のOMKのエキシビションレースに出たって云うのもあった訳だ。

そんなことを考えつつも、久々のラーだったので、家を何時に出たらいいのかもスッカリ忘れていた(爆)
取り敢えず、5時45分頃に起きて6時15分から遅くとも30分の間に出発しよう…と行動。
だが、久々の晴れ間の休みと云うのもあってか、中央道は既に4〜5kmの渋滞があった。

まぁ東名と違ってまだ少しずつでも流れているからいいんだけど。

8時半からの走行に間に合うかな…と結構ギリギリだったが、辛うじて間に合った。

しかし、流石埼玉。
今日は真夏日に戻るぐらい気温が上がるって予報なのに、メッサ涼しいんですけど…(苦笑)
レギンスを履かずに行ったのをちょっと後悔したよ…。


最初の頃のセッションは、カメラも構えることなく、久々にnismoも連れてきたのでその界隈を散歩したりしていた。

暑くなる前に散歩させておいた方がいいな…と思っていたので。

その後はまったりしながら走行を見よう…と思っていたのだけど、何だかすることがあるって云うかないって云うか(爆)中々落ち着くこともなく…。

8時半〜10時枠の半ばを過ぎた頃、ピット下からRayの走りを見ていた。

エンジンはまだ本調子って所までは回ってきていない。
兎に角、今日、ラーに走りに来た目的はエンジンを回せるだけ回すこと。

どこまで回転数が上がってくるのか…それを確認したかったので、中井ではなくラーに来たのだ。

丁度ダンロップコーナー手前の右カーブに差し掛かろうとしていた時だった。
そこからは上り坂で、ダンロップコーナーで如何にロスなく曲がって立ち上がるか…と云うのがラーのコース攻略のひとつでもある。

Rayはどうしてもダンロップコーナーのクリップポイントが甘くなりやすいので、チェックしようと思っていたのだ。

が、nismoがワンワン吼えて煩かったので、nismoを注意した一瞬「バチンッ」と云う音がしたので、慌てて振り返ったら、キングピンが折れてRayがダンロップコーナー手前でコースオフ。
その横の丘? 部分に突っ込んでいた一瞬だった。
かなりスピードが乗っていた状態で突っ込んだため、勢いが収まらず更に1m跳ね飛んでその先の丘にカート毎突っ込んだ。

当然自力で抜け出すことは不可…。

そこ、夜露で結構ぬかるんでいたんだよねぇ…。

戻ってきたRayは全身泥跳ね状態だった。

当然突っ込んだカートもドロドロ(苦笑)

エンジンもこんな具合。

拭き取る云々のレベルではないので、ラーでブラシを借りて、水でカートをゴシゴシと洗い流した。

カートを水で洗うなんて(爆)始めてのことだ…。

前回のラーは、丁度スバルキッズのレースの時。
あの時もレース決勝でキングピンが折れてリタイヤと云う苦い経験をした。

そして、今日も早々にキングピンが折れるとは…。

やはり金属疲労で折れるんだろうね。

前回のレースとは逆の左側のキングピンが折れたから。

本当はどちら片方が折れた時に、折れていない方も新品に交換した方がいいんだろうねぇ…(苦笑)

改めて走り始めた時、ラーの社長さんに
「また折れた?(笑)」
と声を掛けられてしまった…(笑)
「また折れちゃいましたよ…(苦笑)」
トホホッ

その後は、ノートラブルで走れた。

その頃のT大君。
10月のラーのレースにエントリーを今朝した…とパパが話していた。
APGの前に新しく入手した赤エンジンを回すべく、家と同様ラーに走りに来たってことだった。
珍しく、父子だけで来ていたのだが、APGはママは頭痛でダウンしていて、今回はママとYKちゃんは留守番している…と云うことで、久々に父子だけで来ていたのだ。

最初はカートのセッティングとか整備などしていて、やっと走り出せる…と意気揚々とT大君がコースイン。
だが、1周もせずしてピットインして戻ってきた。

「エンジンがガタガタしている」

ダンナもそれはAPGの時からちょっと気になっていたようだ。

T大パパはちゃんとエンジンマウント部分は、コースインする前に増し締めはした…と話していた。
もしやこれは…と思い、ダンナとT大パパ、私とで、クラックが入っていないか目を皿のようにしてチェック開始。

すると、エンジンマウントを嵌めているアタリのメインフレームにクラックが入っていたことが判明。
それでガタガタしていたのだ。

普段、ラーに来る時には溶接機を持ってくるのだが、現在メインフレームの予備があるので、ダンナがこの日に限って「何かあってもフレームの予備があるからいいか」と溶接機を車に積まなかった…(苦笑)

1周も走らずして、走れなくなってしまったT大君。

エンジンを回すことが目的なのに…。
もう走行料も支払ったのに…(苦笑)

結局、色々と考えて悩んだ結果、T大パパ、カインズホームにひとっ走り。

溶接機を買ってきてしまった(笑)

ってことで、これは家と同じ溶接機だけど、家のじゃないんだよ〜(笑)

T大家、溶接機デビュ〜(爆)

青梅ICの所にカインズホームがあって、そこは大きいから溶接機もあるだろう…と。
ダンナがコレとコレは必要なので…と必要最低限のものはT大パパに伝言し、何か分からないことがあれば電話ください、と送り出した。

暫くしてT大パパから電話が。
「5800円って云うのがあるんですけど、怪しいですよね…」
と。
それきっと溶接機型のライターだよ(爆)
とみんなで盛り上がったぐらい怪しい(笑)

結局、値段は少し張るけど、家と同じものを買ってきた…と云う訳だ。

戻ってきてから直ぐに溶接開始。
その前にヤスリで塗装を削ったりはダンナが処理をしていたので、直ぐ溶接出来たのは良かったのかも(笑)

何とか11時半からのセッションの後半と、最終セッションは走れたT大君。

久々にKほちゃんと一緒に走った。
この日のKほちゃんはナラシ(笑)
最初、異様に遅く走っていたので(もう止まるような遅さw)何かトラブルか? と思った程だったが、kahoyuirisaさんがアクセルをコントロールして踏み込めないようにしていたため、異様に遅く走っていたのにkahoyuirisaさんが容赦なく
「アレがKほの実力だから(爆)」
とか笑いながら話していた(爆)
36秒台が出るようになってきたくせに、何を云うんだ(爆)

その後も実はシートステーが折れていたり、ロールバーにクラックが入っていたりとヤバイ所が判明したので、T大パパは意気揚々(笑)と溶接して直していた(笑)

もうこれで何か起きても怖くないね(^-^)

この日のnismoは延々と吼え続けていた。
煩いのなんの…(苦笑)

久々に連れてきたからって云うのもあったのかもしれないが、Kじろう君の所のトイプーはあんなに大人しいのに、家のは何でこうも煩いのか…と疑問に思うぐらいだよ(苦笑)

徐々に気温も上がりつつもあったが湿度も結構高め。
回転数は少しずつだが上がってきていた。

最後のセッションの後半はRay君に鍛えて貰った(笑)

Ray君の方が気持ちタイムが速い状態。
でもエンジンの性能ではなく腕の差だな…と実感する(笑)

ダンロップコーナー手前の右コーナー

その先で並ばれるも…

ダンロップコーナーで何と! RayがRay君を刺し返した!(爆)

さあ、Ray君に火が点いたぞ(笑)
その後の展開が楽しみに(笑)

Ray君は、7コーナー?(クランク先、バックストレートに入る右コーナー)でインに食い込んで走るのが巧い。
Rayはインがたまに甘くなることがあるので、すかさずそこを捉えてバックストレートの入りで並ばれた。
バックストレートでの伸びはRay君のエンジンの方が上。

ダンロップコーナー手前の右コーナーで抜かれてしまう。

だが、Rayもここは引かずに食い下がった!(おおっ!w)

でもダンロップコーナーのクリップポイントが甘く…

結局、Ray君には抜かれてしまったんだけどね(笑)

その後も暫くはずっとRay君を諦めることなく追い続けた。
少しずつ差は広がってきていたけどね。

その姿勢はとても良かった。

本日のベストラップ 37秒080

36秒まであと一歩及ばず。

この日、36秒台を何度か出していたのはRay君唯一人だった。

エンジンはまずまずと判断しても良いのだろうか…。

ロビンエンジンは奧が深くて良く分からん…(苦笑)


そう云えば、久々にM虎家がラーで一緒に走った。
行きの圏央道で、M虎家のトランポを発見し、その真横をブッチぎってきた我が家のエルグ(爆)

でも異様に到着が遅かったなぁ…と思っていたら、途中であまりに眠くてオクサンに運転を代わって貰っていたら、道に迷ってしまったそうで…(笑)

M虎家のパパはかなり陽気。
だが、M虎君に関しては結構厳しい。

練習走行でちょっとでもダラダラした走り方をしていたりすると、直ぐにピットインさせ凄い勢いで怒る。
M虎君はそれで号泣(笑)
と云う光景をしょっちゅう見ている(笑)
まぁ飴と鞭ってヤツだ(笑)

幼稚園の年長さん? なんだが、体力があまりないため、カート場で良く眠くなる傾向がある。
眠くなると集中力も落ちるので、どうしても走りにダラダラ感が…。

それがパパ的には許せないと。

昨日も最初はトランポお説教部屋(爆)に連れて行き、滾々と説教をして気合いを入れ直していた。

だが、3セッション早々だったかな…やはり眠くなってきていたようで、途中でピットインさせ、凄い剣幕で怒っていた(笑)

M虎君のグローブを剥ぎ取り投げ捨て、ネックガードを外して投げ捨て、リブプロテクターも剥がして投げ捨てながら
「真剣に走れないんだったら、もうカートなんか辞めちまえ!」
と怒鳴っていた。
M虎君は当然号泣。
「ごめんなさい〜、カートは辞めたくない〜」
と懇願。
でもM虎父は容赦がないのです(爆)

ついには被っていたヘルメットまで外したので、メットも投げ捨てれるのか(笑)と思って見ていたら、メットだけはそ〜っと階段の所に置いて、また怒っていた(爆)

流石にメットに傷は付けたくないからそ〜っと置くのね(爆)

でもそれが異様に可笑しくて(爆)
真剣にお説教している時なので、笑う訳には行かず(爆)笑いを堪えるのに必死でした私(爆)

結局、そのままカートをどんどん車にしまい込んで帰る準備もしていたんだけど、M虎君は父を説得出来たようで、最後のセッションはまた走り始めていた。

いやー、家もそんなんだったよ、幼稚園の頃(笑)

やはり基礎体力はある程度必要だね(笑)

1:00 カテゴリー:kart's Diary


コメント(3)
  1. 2008年9月25日 9:55 M虎父 Says:

    いや〜、お疲れ様でした。
    レースのスケジュールに沿って元気でいれるように、と日々生活しているんですが・・・
    まぁ、4歳ですからね、無理がありますよね・・・
    でも最近、特に集中力が欠けてきてるんですよ。
    多分、カートに悪い意味で馴れてきてるんでしょうね・・・慣れ、と馴れの違いってヤツです。

  2. 2008年9月25日 17:21 82 Says:

    >M虎父
    幼稚園時代は家もそんなんだったよ。
    中井でたまに1セッション寝て過ごす…なんてことも結構あったし…。
    スイミングに通わせ続けているのも基礎体力が付くから…と云う意味合いもあったのです。

    最近では余程、前日夜、寝付きが悪くて睡眠時間が短い時などでない限りは寝なくなったけど、それでも帰りの車の中では爆睡することもまだまだあるし。

    こればかりは暫くの辛抱なのかなぁ…。
    まだ4歳じゃ、昼寝タイムが合っても可笑しくないし…。

    馴れの問題は家もありました。
    練習をきっちり真剣に出来ないと、結局、レースでも結果は残せない…と云うことを理解させるのに苦労したですよ…(苦笑)

    やはり常に上位に居る子たちって練習量が違うもの…。

  3. 2008年9月25日 17:40 M虎父 Says:

    そうですよね・・・

    スイミングか〜
    サーキット行くだけが練習じゃないですからね。
    ちょっと、考えてみます。


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