地下鉄事故と映画とオタク(爆)

2000年 3月9日

3月8日の朝、地元の線である東急東横線と途中で連動している営団地下鉄日比谷線が、東横線に変わる直前の駅付近で、脱線事故があって、死者が出た。
最初、報道で爆発した、と流れたので無差別殺人か、はたまたオウムか…と思っていたのだが結局は線路を脱線してそこに対向車がぶつかってしまった、という話だった。
その日は一日中出かけていたから、夕方〜夜のニュースを観ていないので、詳しいことは分からないのだが、事故で良かった、と正直思った。
当然死者や多数の重軽傷を負った人がいるので良くはなんだけども、でもテロとかオウムみたいなことだったとすると、しかも自分が一番良く使用している電車でのことだから、怖くて電車に乗れ無くなっちゃうなぁって瞬思ったんだよね。
オウム犠牲者で未だに地下鉄に乗れない人が多いように、そういう精神的な病に陥りそうで怖い。
最近の世の中は少しおかしいし、変な犯罪が増えてきているしね。

で、何で今日は日中出かけていたかと云うと、今日はビックカメラでのPS2の引き替え販売が始まった日だからだ。
元々、抽選で当選した人のみがPS2を手に入れられる、という仕組みなっていたため一人一口の応募だったので、私とダンナとで新横浜店と渋谷東口店、両方に申し込みをしたのだ。
そしたら結局、二口とも当たってしまって(爆)
でも実際は友人であるKへーくん(伏せ字にするとやっぱり怪しいね)のところで購入出来たので2台浮いてしまったのだ。
そしたらダンナの会社で欲しい人がいると云うので、その人に譲ることになって、ー新横に先に取りに行き、途中で従姉妹と合流し、渋谷でもう一台をゲットした足で、ーダンナの会社界隈まで届けて、その後、渋谷で従姉妹と「ケイゾク」の映画を観て行こうというスケジュールだった。
が、実際、事故の関係で電車が不通だったため、先ず、家から隣町までバスで出てそこから新横行きのバスを乗り換えて行くことにした。
でも、隣町に着いた段階で、東横線は開通していたので、バスで行かなくても良かったんだけど面倒だったから、そのまま行ってしまって。
で、従姉妹と合流した後、東横線で渋谷まで出て、そこからダンナの会社界隈まで行ったのだ。
昼間と云えど、PS2で恐喝、窃盗などがちらほらあったりして、怖かったので、もう受け取ったら速攻会社の人に渡したくて、先に渡したってことだ。
移動中は周りの目が気になって、従姉妹とハラハラしていたよ(爆)
無事、任務を終え「ケイゾク」を観てきたが、平日だったにも拘わらず、春休みに入っている学生も多く、劇場は満席だった。
映画は面白くって最後が特に『うっそ〜ん』って終わり方で面白かったっす。
相変わらず真山節? が炸裂していたし(^-^)
小説を購入する予定で、本当だったら発売日に欲しかったんだけど、きっと我慢が出来ず、先に読んでしまいそうだったので、今日まで我慢してきたのに、どこも売り切れ状態。
凄いジレンマだ。チッ。
で、しょうがない? ので地元のゲーム屋を回って何か欲しいものでも買って帰ってゲームでもしよう、と思っていたら、ダンナがずっと欲しくて買おうかどうしようか迷っていた「ギレンの野望 ジオンの系譜」が売り切れで残念だねーと思っていたら、一軒だけあったので買ってあげた。その時、どこからともなく聞いたことがあるナレーションが…
「オーラロードが…云々」
オイオイ、それって私が大好きな聖戦士ダンバインのナレーションじゃんっ
と思い、流れているモニターを観ると、なんとダンバインのシュミレーションRPGが3/4に発売と出ているではないかっ
いかんっ、これは買わねばっと思ったが売り切れで、また地元のゲーム屋を周り、どこも売り切れていてもう凄いストレスだ。
結局、ダンナが遊ぶソフトだけを購入し、小説も自分が欲しかったゲームソフトも売り切れ。
何だか付いてない一日だった…。

聖戦士ダンバインと云うと、私にとってとても思い入れがある作品だ。
多分知っている人は私と同年代かそれ以上の年代だろうが、私が中学生の時、戦闘シリーズでサンライズ三部作と云われていた5クール(1年3ヶ月)ずつやっていた作品「戦闘メカ ザブングル」「聖戦士ダンバイン」「重戦機エルガイム」という名作があって、丁度、機動戦士ガンダムの時間帯であった土曜の10チャンネル(テレビ朝日系)
(これはサンライズの時間帯としてもかなり長い間続いていた。
そして戦闘ロボットモノが殆どだ)で、やっていた作品の第2作目がダンバインだ。
当時は当然ながら、ビデオデッキが無かった時代だったので、みんな土曜の夕方は17時半から始まるこの作品を見るために、遊びを切り上げて常にリアルタイムで観ていたものだ。
ザブングルもエルガイムも好きだったが、何故かダンバインが一番お気に入りで、当時仲良しだった友だちと月曜の朝はそのアニメの話で持ちきりだったことを今でも鮮明に覚えている(^-^)
この作品で私は中原茂と土井美加という声優が凄く好きになって(ダンバインの主人公ショウ・ザマとヒロインであるマーベル・フローズン役の声優)しかし、敵方であるバーン・バニングスという水色のロン毛であるキャラクターの声優であった速水奨にも凄い勢いで嵌まっていたものだ。
だから私にとって、速水奨=バーン・バニングスなのだ(爆)
ダンバインを話せば長くなるのでどういうあらすじか聞きたい人は個人的に訪ねて欲しいがその作品が大好きだった私は、とても苦い経験があるのだ。
それは…この3部作の内、第一作と第三作はのちに、呆気なく? ビデオやLDになり早々に発売されたのだが、どうしてだか、ダンバインだけが発売されなかった。
それがとても悔しかったのだ。何度も云うがビデオなんてシロモノが無かった時代だったので、何度も見返すということが出来なかったし、再放送もしてくれなかったからだ。
再放送もそうなのだが、どうしてLDやビデオとして発売されなかったのか…
それには深い訳があった。
簡単に云えば、版権の問題でダンバインだけ発売出来ない状態だったのだ。
サンライズとバンダイが各々半分ずつ版権を持っていたので、両社がどっちも譲らずダンバインだけずーっと長い間発売されなかったのだ。
ファンとしては、もーどうしてもそのジレンマが耐えられなかった。
最終的には発売されたのだが、その発売までの10年間、私はずーっとずーっと待っていたのだ。
で、やっと両社の折り合いが付いて発売されることになったのだが、これだけビデオにはならずLDのみ、それも完全予約生産(しかも1年間の間のみ)と云うことで、私はこのダンバインのためにLDのハードを購入したのだ。
結局、パート1、2と二度に分けて発売された。(合わせて14枚組、9万ぐらいの金額だった…)
そして、まだ1話も観ていない(爆)
それだけ焦れったい思いをして購入したのだから、すぐに観ればいいものを(爆)
なんでだか、なかなか観れない。パーッケージを開けるまで購入してから2年以上経って、現在もまだ観ていない。
その前に一応放映が終わって数年後、TV版のダイジェスト+新たなオリジナルストーリーとして何話か入っているビデオはレンタルして観た(当然8ミリにダビングしている)
でも実際自分で苦労して? 手に入れた作品だけに、じっくり自分の余裕のある時に鑑賞したいと思ったのだ。
前のボロ屋ではまだ社会人だったし、じっくり観る時間が無かったし、引っ越してつわりも治まってやっと観れそうかな? と思ったら死産だし、その後も父が倒れて…とバタバタして、暫く未だ観れそうにないっす(爆)
まぁLDは逃げないのでじっくりと追々観るつもりだけどね。
それとダンバインと云えば、ガンダムの監督で有名な富野由悠季氏が「オーラバトラー戦記」というタイトルで小説を書いている。『聖戦士』と書いて『オーラバトラー』と読むのでこれでもう分かったと思うが、そこまでの思い入れようなのだ(爆)
(この三部作は富野氏が絡んでいたはず…)
実際は主人公の名前などは小説はまたTV版とは違っているが、この小説も手に入れるのに相当大変な思いをしたのだ。実際、自分が集め始めた時には既に絶版になっていたので地道に古本屋とか廃れた本屋(爆)を根気よく何軒も何軒も廻って、やっとの思いで
全10巻手に入れた。そしてそれも途中で止まっている(爆)
またそろそろ読むモノがなくなってきたので、初めから読み直そうかなぁって思っていた矢先、突然ゲーム屋でそのナレーションを聞いて、もう欲しくて欲しくて堪らない。
実際、私はシュミレーションはあまり得意ではないが、ダンバインと分かって居ても立っても居られないし、何とかしてゲームソフトをゲットしたいものだ。
そういう、随分と長〜い間、色々とそれなりに苦労した思いのある作品なのよ。
まぁ実際ダンバインが好きだった人にしか分からない思いだろうけど…。
あの頃が懐かしいなぁ…
と云うことで、とうとう? バレてしまったが、私は相当なアニメオタクだったのだ。
最近はめっきりだけどね…(いや本当に(爆))
P.S.
ダンバインとエルガイムは確か主題歌をMIOが歌っている。
知らないと思うが、ヨドバシカメラのCMソングを歌っている、と云えば大半の人は分かるかもしれない(爆)
(ザブングルは挿入歌をMIOが歌っていた…あぁオタク炸裂だな、コリャ)

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