ちびっこカートフェスタ 2007 第5戦 その2
デビュークラスのTTを挟んで、キッズ1 Bグループの予選。
このまま1位をキープして、チェッカーを受ければAグループに敗者復活で入れる。
だが、正直微妙…。
Aグループに入った方が、そりゃ付くポイントも高いけど、Bグループ2位を確保して決勝を迎えれば、そのまま巧くチェッカーを受ければ、Bグループとして表彰台に上がれる…。
Rayはまだ幼稚園児なので、口で「Aグループに入った方が、ポイントは高いんだよ」と話しても、やはり表彰台に上がりたい気持ちの方が強い(苦笑)
その気持ちは分からんではないのだが…やっぱりねぇ…少しでもポイントを稼いでおきたいじゃない(苦笑)
唯でさえ、2007年度の中井のシリーズは、第1戦はデビュークラスで出たので、ポイントが付かない。
レースそのものは参加しているけど、キッズ1で初戦から参加していないので、ボーナスポイントが貰えないので、周りのドライバーよりも更に不利な条件な訳だ(苦笑)
そんなちょっと複雑な気持ちを持ちつつ、Bグループの予選が始まる…。
スタート!
(GIFアニメなので、動かない場合はリロードを)
スタートは失敗せず、巧く出来た。
だが、2番手には、猛追撃を得意とする昇T君だ。
徐々に差を詰められるのは時間の問題なので、ヘアピンの立ち上がりや、3コーナーの処理を失敗せず、7周をクリアしてくれれば…と云う気持ちだけだ。
差をここまで縮められながらも、何とか1位をキープしてチェッカーを受けた。
正直、これが10周の予選ヒートだったら、恐らく昇T君に抜かされていたことだろう…。
そう思うと、いつもギリギリ、ヒヤヒヤなレース展開だなぁ…(苦笑)
予選のグリッドに付く時にMと君のマシンに異変があり、ロールバーの付け根部分が折れてしまったらしく、リタイヤします…とM34さんが口に出していたのだが、かいまおさんが合うボルトを持っていて、何とか走行可能に。
途中、接触したりして色々とアクシデントがあったものの、最後まで完走したMと君、頑張った!
一方、キッズ1 Aグループ予選は…。
ポールはやっぱりR太君。
TTの時、実はエンジンの調子が前回に引き続き今回も悪く(苦笑)エンジン交換を行った(? のかな? 詳しいことは分かっていません…)ので、TT 1組目だったのを2組目で走ったと云うアクシデントも何のその。
どんなエンジンが来ようとも、R太君はいつも1番。
それだけドライバーの技術が高いって証拠だ。
見習いたいものだが、まだまだ精進が足りません(苦笑)
1周目か2周目のバックストレートから、KT也がR太君を捉え始め、最終コーナーでもほぼ同時に曲がり始めた。
イン側を走っていたR太君のフロントタイヤ(だと思うのだが、一瞬の出来事なので、うろ覚え)に前輪が乗り上げてしまった。
R太君の車体は一瞬怯んだが、そのまま走っていったが、KT也君は、前に2回転ぐらいした反動で、ハンドルから手を離してしまい、頭から落下。
車体は、落ちた後、跳ねてスポンジに激突して止まったが、頭から落ちたKT也君が跳ねた!
当然、赤旗が振られ、レースは一時中断。
みんなゆっくりとピットに戻ってきた。
周囲に居たパパさんやオフィシャルが駆け寄り、KT也君が大丈夫なのか確認。
KT也君は、ビックリして大泣きしていたが、パパやママが確認すると「レースで走る!」と引かない(笑)
ここがKT也君の、レース魂の凄い所。
こんな状態でも、走る! と云えるから、KT也君は速いんだよね。
KT也君は、担架でバスに運ばれ、ママやSKちゃんママ、Y斗君ママらに見守られながらも、身体でどこか痛い所がないかの確認。
打撲や打ち身は後から痛み出してくるので、オフィシャルや競技長らも集まって、10分程度休憩を挟もう、と云うことになった。
(一緒に走っていた他のドライバーも動揺している可能性もあるので、クールダウンが必要だろう…と)
その間、サーガさんを始め、周囲のパパさんたちとで、KT也君のマシンの修理にかかる。
ハンドルの付け根が折れた? のかな? 大惨事は免れたようで、何とか予選に間に合った。
仕切り直しで、予選が開始。
KT也君も普通に走っている。
良かった…。
そして、やっぱり、R太君が、D地君を抑えて、Aグループ決勝のポールを獲った。
Bグループ、決勝。
あまり調子が良くない中、攻めていくMと君。
トップを維持して、1周目戻ってきた昇T君だが、後ろにはS輔君が迫ってきている。
T大君に抜かれまいと必死に付いていこうと頑張るMと君。
初のキッズ1参戦のK人君も必死に食らいつこうと頑張るが…。
昇T君が逃げ切りチェッカー。
Bグループ優勝したので、ウイニングランっす(^-^)
キッズ1、Aグループ決勝。
(GIFアニメなので、動かない場合はリロードを)
スタートは綺麗に決まった。
敗者復活でAグループに入ったものの、前を走るH明君との差は縮められず、一人クリアラップ状態で走っている…。
一方、前の方ではKT也君とSKR君があちこちでバトルしながら、前に出ようとしていた。
その頃、D地君の猛追撃を受けながらも、首位をキープして走り続けるR太君とは裏腹に、Rayは必死でH明君を捉えようとしていたが…。
一瞬の隙も見逃さないKT也君。
抜きつ抜かれつを繰り返し、SKR君の前に出た。
D地君、一歩及ばず、R太君が1位でチェッカー。
そして、3位争いをしていた、KT也君とSKR君。
KT也君に迫ってきたSKR君と接触してしまい、2台がスピンして、スポンジに激突。
このアクシデントによって、最下位を走っていたRayは、6位でチェッカーを受けた。
後1周あったら、H明君を捉えられていたかもしれない。
だが、コレがレース。
まだまだ精進が足りません…(苦笑)
だが、6位に入ったので、入賞出来、表彰式には参加出来る! とそれなりにRayは喜んでいた。
結局、決勝でRayはタイムを26秒071まで案の定縮めてきたが、レンタルエンジンで未だに25秒台が出せず。
あと一歩なんだけどなぁ…(苦笑)
KT也君は3位入賞かもしれなかっただけに、もの凄い悔しがっていた…。
これもレース…。
色々なアクシデントを越えて、第5戦のキッズ1のレースが終わった。
その3へ続く。