映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」
「ハリーポッターとアズカバンの囚人」を見てきた。
水曜はシネマズ港北(港北東急内のSCの方にある劇場)がレディースデーなので(女性は年齢関係なく水曜1000円で見られる)水曜に映画を見に行くことが多い。
ひとつの理由は当然金額が安いこと。
もうひとつの理由はいつも一緒に映画を見ている従姉ぴろんの定休が水・日なので水曜に見ることが多いと云う訳。
前、ぴろんは新羽に住んでいたので(市営地下鉄でセンター南(港北東急最寄り駅)まで2駅)先に行って貰ってチケットを購入して貰っていたのだが(やはりニュータウンなだけあってレディースデーは、オクサマ連中がどわっと押し寄せるのだ)今は、三ツ境に引越てしまったので同じくらいの距離(でもぴろんは横浜で乗り換えしないとダメだが私は車で20分位)なので、今回は私がチケットを先に購入することにした。
いつもだったら大体、上映が終わる間際の確実にチケットも取れるような時に見に行くので早めに行ってチケットだけ買うと云うこともしてないのだが、今回のアズカバンは、先週末から上映が始まったばかり。
しかもこれからは子供の夏休みに入るので、上記のような状態になる9月に入るまで待たなければならない。
アズカバンは今回から監督が替わったと云うのがあって凄く見たかった映画だし、ハリポタのシリーズの中でも
アズカバンが今のところ一番好きだから、競争率は激しそうだなぁと思ったが、頑張って早起きしてチケットを先に買っておこうと思ったのだ。
だが、誤算が…(苦笑)
実は今年の5月から1年間、生協の配達が水・土(土曜は牛乳だけなのだが、土曜は出かけることも多くこれから暑くなるし、ボックスに入れて放置は出来ないってことで牛乳は寒くなるまで休んでいる)に替わったことをすっかり忘れていた(爆)
しかも一緒にやっているKTさんが実家に今帰っているので、KJさんと家しか受け取り出来ない。
ってことで、生協が配達に来る11時までには戻ってこないと行けなかったのだ。
ってことで、ムダだなぁとは思ったのだが、9時40分頃家を出て、チケットを購入し生協の受け取りをしてからRayを実家に連れてオカンに預け、再び港北東急に向かうことにした。
だが、ここでもまたみや誤算が(爆)
10時5分頃に着いたにも拘わらず、チケット売り場が長蛇の列…_| ̄|○
6Fに劇場があるのに、そこから3F近くまで列が出来ていた。
やばい〜、生協に間に合わないかも…と云う不安と、字幕版のチケットが取れないかも…と云う不安が。
シネマズ港北、実は現在、アズカバンは3館でやっている。
ここって大小あわせて7館あって、そういうのってとっても有り難いのとやはり近くなのでいつもこの劇場で見ているのだが、3館の内、2館は吹き替え版なのだ。
多分夏休みに入れば唯一の字幕である1館も常に上映ではなく、1日の内1-2回だけ字幕、後は全部が吹き替えになると思われる。
前回の秘密の部屋の時、字幕が早朝1回と夕方1回の2回だけになっていて、朝早いのは流石に出てこられないし(ぴろんもヤクルトの配達が水曜なのでそれを受け取ってからでないと出てこられないし、家も流石に8時過ぎに
親の所に子供を預けに行くのはちょっと…ね)夕方だと終わるのが夜になってご飯のことも考えたりすると午後一の時間帯が理想的。
と云うことで今回の字幕版はタイミング良く、1回目が10時45分、2回目が13時45分。
デパートは10時オープンだし、映画はものによっては9時台からの上映のものもあるのだけど吹き替え版の方が上映時間は先だし、2館も30分ぐらいずれているので字幕版の競争率は少し減るかな、と思っていたのだが…かなり並んでいる人が居たので、いくら10時45分の回があるとはいえちょっと不安だった。
窓口はフルで開けられていたが、それでも2F分の長さを並んでいるので30分近く待った。
だが、よくよく状況を見ていると年齢層でちょっと分かれていた感じ。
20〜40代前半ぐらいのオクサマはアズカバン目当て、それ以降のオクサマは「Day After Tomorrow」と「海猿」目当てだったようで、「Day After Tomorrow」1回目の上映は私が並んでいる時に売り切れていた。
尤も上映時間が迫ってきていたって云うのもあったんだけどね。
結果的に、最初の目標であった字幕版の2回目、13時45分のチケット、真ん中の列の真ん中辺りをゲット出来た。
やっぱりみんな吹き替え版を求めている人が多いみたいだった。
それからダッシュで戻った。11時ジャストだった。雨が降っているし、そういう時は予定時刻よりも遅れることが多いので未だ来てなかったな…と思っていたら…家の前に頼んでいたものが置かれていた…_| ̄|○
KJさんが受け取りをしてくれていたのだ。
間に合わなかった…申し訳ないっす…。
直ぐ渡そうと思っていた家で採れたトマトを持ってKJさんの所に行って謝ってきた。
一応、もしもの場合はお願い〜ってメールを送っておいたんだけど…(苦笑)
そんなこんなでRayの準備をして実家にRayを置いて再び向かう。
最近オカンが家に遊びに来てないので、Rayも久々に「ばーばの所に遊びに行く〜」とご機嫌だったので助かったよ。
しかし、昨日Rayに今日のことを説明してはいた。
かなり前にぴろんとハリーポッターを見に行くって口に出してはいたけど、子供って凄いよ。
「明日、ママはぴろんと会ってくるからRayはばーばと遊んでばーばの家で待っていてくれる?」と云ったら
「いいよ。ママはぴろんとハリーポッター見に行ってくるの?」って切り替えされたよ(爆)
恐るべし3歳児(笑)
ぴろんと待ち合わせをしていた時刻を少し過ぎていたのだが、お互いが丁度同じ時間位に着いたので先ずはご飯。
ご飯もゆっくり食べられるように13時45分の回を選んでおいたのは大正解だった。
その後、アズカバンを見て、お茶して別れて帰宅…と。
ここからはアズカバンの内容なので、見る予定があるのに未だ見てない人は読まないでね。
ネタバレ要注意!
元々ハリポタの映画ってファンタジーの世界を作るのが大変だからって云うのも理由のひとつで2作までしか作らないと公言されていたのだが、2作を作った監督とは替わったため、3作も作られたって話だし、今後も映画は作り続けるみたいなのはちょっと嬉しかった。
秋からだったか? 4作目の「炎のゴブレット」もクランクインするらしいしね。
映画を見る前に何度もアズカバンとその勢いで炎のゴブレットも読み返したのだが、やはり今のところアズカバンが一番好きなので楽しみにしてはいた。
シリウス・ブラックが登場するのと占い学のトレローニー先生も楽しみだったし(爆)監督が替わったからだろうと思うのだが、制服も少し変わったような気がする。
前はもっとマントマントしていたものだったと思ったけど、今回はローブって感じだったし後、撮影場所も前回とは違っているような気が…
少なくとも「賢者の石」とは違うような気がする。
前は城は高台ではなく、同じ平地にハグリッドの小屋があったような気がするし、あんな高い位置に渡り廊下もなかった。
序でに云うと中庭らしきものもデザインが違っていたように思う。
私は前より今回の方が好きかな。
小説はどんどん長くなる一方だし、映画は最大でも3時間ぐらいが限界。
今回は2時間35分の上映だったが、当然どこかをはしょらなければ納まりきれない。
それは分かる。だが、私としては「え? そんな肝心な所をはしょるの?」って所がいくつかあった。
なんでシリウスが脱獄したのかって理由も確り明かされなかったし、どうしてピーター(ネズミ)がハリーの両親を裏切ったのか…と云う所、ディメンターを追い払う時、守護霊が鹿の形に何で見えたか…
「忍びの地図」の4人の名前はなんだったのか…などなど、上げればポロポロと出てくる。
しかもクィデッチのシーンが殆どないし、ファイアーボルトを最後に贈られるシーンはあったが、何でファイアーボルトだったのかって云う下りも小説を読んでなければ分からない。
(ファイアーボルトって著名で贈られてきて、罠かもってことでマクゴナガル先生に取り上げられて分解されちゃうんだよね)
あれは「漏れ鍋」に居る期間が小説では2週間ぐらいあったのに対して映画では2日ぐらいの設定になっていたからだと思われる。
毎日ハリーが箒店のショウウインドーに飾られているファイアーボルトを眺めていたって云う下りがあるから
シリウスが贈ってくれた所にも結びつくのに…と云うのと、13年分の誕生日プレゼントと云うことが凄く高いファイアーボルトをプレゼントしているのだし、集雪では中盤に贈られているのに、映画では最後のシーンだったし…。
ロンのペットスキャバーズ(ピーター)が逃げちゃったので変わりに手紙を運んできた豆フクロウをロンの新しいペットに…と云う下りもない…_| ̄|○
そこでホグズミード行きの許可証にハリーの名付け親としてサインがされている羊皮紙が入っている…と云うのもなかったし…
それはちょっと…とは思った。
何だか結構美味しい部分だと自分では思っていただけにね。
唯、トータル的に考えれば前回の秘密の部屋よりも出来は全然こっちの方がいいと思う。
それと兎に角気に入ったのは「忍びの地図」
良く映像化したなぁって関心した。
個人的に好きなデザインだった。
それを上手に利用してエンドロールが忍びの地図になっていたのも良かった。
ちゃんと人間の足跡とは違って動物の足跡との区別もあったし、作品内でハリーがピーターを忍びの地図で見つけた時、人型の足跡だったが、動きがいかにもネズミっぽかった所は良かった。
エンドロールが10分くらいあったので、結構最後まで見ないで出て行った人が居たが、一番最後に伏線(って程でもなかったけど)があったのは監督の遊び心なのかな…と思うと、前作の監督よりも今回の監督の作品の方が好きかもしれない。
今回からダンブルドア役の俳優が新しく替わったが、やはり前の俳優に比べるとかなり若いな…って印象がある。
個人的にマクゴナガル先生は小説の印象通りだったので、気に入っているが結構お年な感じがするので、映画版のシリーズが完結するまでは長生きして欲しいなぁ…(笑)って思っているッス。
後、トレローニー先生は嵌り役だった(笑)
流石アカデミー賞を受賞しているだけはあるね(マクゴナガル先生役の人も2回受賞しているけどw)
それとやっぱりみんな大人になったな〜って。
ダニエルもそうだけど、エマが兎に角カワイイー(≧∇≦)
そして当然ながら出てきているメンバー全員が成長している訳で…ジョージとフレッドの双子がめっちゃ好みに(笑)成長していたのには吃驚!
個人的にはもっと出てきて欲しかったよ(小説ではもっと出番があったのにねぇ)