探検
12日の午後、ラーから戻ってきたダンナが、兄と探検に出かけた。
ダンナの実家は正式には実家ではなく祖母の家。
そこの敷地内の離れにダンナママが住んでいるので、帰省するとは云っても、実際は祖母宅に遊びに行く…と云うのが正しい。
埼玉の田舎で、土地を持っている祖母。
母屋の裏にある聳え立つ山に(地図で確認したら300mもない高さの山らしい…w それも当然資産の一部)ダンナママが子供の頃、その山を登って山の反対側のO町を見に行ったことがある…と云う話は前から知っていたのだが、昔は木材を伐採したりしていたのか? 獣道程度の道があったらしいのだが、今年の正月、ダンナの兄が一人で山に入り、O町まで抜けられるか歩いたらしいのだが、途中で怖くなって(爆)挫折した…と云う話をしたため、ダンナが兄と二人で行こう! と云う話の流れに。
午後14時前と云う一番暑い時間帯に出発。
氷水を入れた水筒を持たせ、念のために携帯も持たせて送り出す。
(その間子供たちや私たちは庭で子供にプールを入れさせるためにプール作りに噴騰していた…と)
ダンナ兄の携帯はDoCoMo、ダンナはSB。
DoCoMoだけは昔から祖母宅にも電波が入ってきていたが、auやSBは最近になってやっと入るようになり、それまでSBは圏外が続いていたため、最初ダンナは
「どうせ圏外だろうから持って行かなくていいよ」
と話していたが、メーカーが違う携帯だと、何かがあった時、どっちかが使えた方がいい、と私は思ったので
「圏外でも一応持って行った方がいい」
と話してダンナには無理矢理持たせたのだが、出かけ間際、ダンナ兄が
「方位磁石があった方が良くない?」
と話してきて、そう云えば、私らが使っている携帯には方位磁石が付いているんだった…と思い出し、これは使えるから持って行こう、とダンナも納得して持って行った。
母屋の裏側から途中までは道があるのだが、そこから先はたまに獣道がある程度で、今は恐らく殆ど道はないんじゃないか…と云う話だった。
長袖の繋ぎを着たダンナと、鎌を持って先導するダンナ兄、と云う隊列(爆)で突き進んでいたようだ。
15時過ぎだったか、ダンナ兄から兄嫁の携帯に電話が入る。
どうやら予定通り隣町まで抜けきったらしいのだが、来た道を戻って帰る気力がないから、クルマで迎えに来て欲しい…(爆)と云う連絡だった。
だが、肝心な現在地を話す前に兄の携帯の電池切れ(爆)
ダンナ兄の携帯って前にも何度か肝心な時に電池切れってことがあったので(爆)今回ダンナにも携帯を持たせたのだが、ダンナに電話をかけたら圏外で(爆)繋がらない。
結局、当初の予定通り? 山越えを果たして山の向こう側に出たとのことなので、クルマでそこいら辺り目指して出発することに。
私的には、ダンナママの方がこの界隈は走り慣れているし、なんてったって山の向こう側に出たと云っても、田舎なんで細い道も多いし、田舎の人間って案外スピードを出して走るか軽だともの凄い遅いかの両極端なので、ダンナママのMarchでママの運転の方がいいのでは…と思ったのだが、家のプレで私の運転で行く羽目に(苦笑)
(そして、その後、私の運転はトロくて遅いからダンナに運転を代わって…と案の定、小言を云われた…)
隣町に入るまでは普通にちょっと狭いかな…程度の舗装された道路だが、山の裏側の方に行くと、もの凄い細い橋を渡ったり、そこを右折したり…とプレでその幅はスピードを落とさなければ私の運転では行けないぢゃん! みたいな所を走ったりしたのだが、それらしき人影がない。
現在地を聞く前に電池切れになったので、実際予定通りの所に出たのか、それとも本人たちは予定通りの場所に出たと思っているだけで、実際はかなりズレた所に出たのかの判断も出来ず。
山の裏側を兎に角、闇雲に走るって状態。
そんな時、ママの携帯が鳴る。
おお! もしかしたら公衆電話などから母屋に連絡が入ってどこに居るのか分かったのかも…と淡い期待を持ちながらクルマを一時停止して待っていたら…
ダンナの祖母から(ダンナたちをピックアップした序でにそのまま買い出しに出る予定になっていたので)
「砂糖も買ってきて。で? 見つかったのかい?」
と云う電話だった…_| ̄|○
その話をしていた時、ダンナから私の携帯に電話が鳴った。
予想はしていたのだが、取り敢えずSBの電波が入る所まで延々と歩いて移動して電話をかけてきたらしい。
TV電話でかけてきたのだが、ダンナ側の電波状況が際どいため、ダンナの顔がモザイクがかかったような状態だった(爆)
途切れ途切れだったが、大体の現在地が分かったので、元来た道を途中まで戻り、細い橋を渡って右折して来た所を左折して、数分細い道を走り続けたら、別の橋の所にダンナ兄を発見!
汗だくだし、取り敢えず疲れたから買い出しは出直すことにして、一端母屋に帰ることにした。
で、所々撮った携帯画像を見せて貰う。
鬱蒼としすぎだろ(爆)
まだ道がある所はいいのだが…
最後の方は崖のような傾斜を降りて隣町まで出たらしい…。
ここ、ドコデスカー(爆)
歩いたルートはこんな感じ。
鬱蒼としているわ、道はないわ、太陽だって見えないわ(爆)で、自分としては真っ直ぐ前に歩いていると思いつつ歩いていても、実際方位磁石を見てみるとズレて歩いていたらしい。
途中からダンナの携帯で方位を確認し、兎に角北へ北へと歩いて山の反対側に出た…と聞く。
やっぱり携帯、持って行って良かったじゃん(爆)
それにしても良く歩いたもんだね。
流石、元ボーイスカウト(爆)←ダンナがね(爆)