ちびっこカートフェスタ 2007 第4戦 その3

2007年 7月23日

キッズ1、Bグループの決勝の後、Aグループの決勝へ。

S太君、何とTT1位、予選1位で決勝を迎えていた!
TTでは、唯一の25秒台!(だった…と思う…w)

(GIFアニメなので、動かない場合はリロードを)

スタート!

順調なレース展開だと思いきや、ここでも波乱が巻き起こる。

3番グリッドからのスタートだった、R太君が、レース半ば、1コーナーを曲がった辺りで、いきなりコースアウトしてスポンジに突っ込んだ。

コース復帰不能で、この場でリタイヤ…。

レース後、聞いた話では、右側のタイロットを止めていたネジが外れて制御不能になったそうだ。

見させて貰ったら、その辺りの止まっているネジの殆どが短く、ナイロンナットからネジ先が出ていない状態だった。
これは、購入した当初からこの状態だったようで、今までなんの問題もなかったので、増し締めだけして確認をしてレースを迎えたとのこと。

レースは終わってみるまで分からない…。

結果は、初参戦をしたS太君が、初参戦、初優勝と云う結果に。

チェッカーを受けた時は、格好良かった〜♪

今回からキンダーが午後へ移動。

今回もキンダーは4台エントリー。

優勝候補のUHA君とYJ君。

結果はどうなるか…と、普通に観戦を楽しんでいた(笑)

決勝は、ポールをキープしていたUHA君。
2番グリッドのYJ君がどこまで食らいついていくかが見物だった。

スタートはグリッド通り順当で、15周残り僅かな所で、YJ君がストップしてしまった。

中井のレースはこれで卒業なYJ君。
パパは「最後ぐらい表彰台に乗せてあげたい」と云っていたのだが…。
前回キンダーに出た時は、チェーンが外れて途中でリタイヤ。

今回は、エンジンストップでリタイヤ…。

嗚呼…、ホント付いていないと云うか何と云うか…。

終わった後、YJ君パパに聞いてみると「多分、キャブにゴミが入っていたんでしょう。
決勝前、掃除したんですけどね…。もうここの土地が合わないんだ! 早く卒業しろってことだな」と苦笑いしていた…。

中井のレースが最後なだけに、YJ君には表彰台に乗って欲しかったなー。

キンダーは、驚異のタイムを出して走り抜いたUHA君が優勝した。

終わった後「25秒4が出たよ。でもキンダーは卒業したくないよー」って話しに来てくれた(笑)

午後、最後のレースはキッズ2。

キッズ2が始まる前に、ふぇらの父さんと少し話をした。
「今回はRay君にリベンジですね!」
「前回は、H樹に「絶対にぶつけるな」って強く云ったから、少し突っ込みが足りなかったね。でももしも突っ込んでぶつけたとして、相手がスピンしてその隙に抜いて勝てたって、気持ちのいい勝ち方じゃないし、これで勝ったらF1ドライバーになれる、って云うレースでもないんだし、クリーンに勝った方が、お互いにも親もドライバーも気持ちいいしね。まだキッズはそんな駆け引きをするようなレース重視にしなくていいと思う」
と話してくれた。
「このまま順当に行けば、H樹君が優勝ですよ(笑)」
と私が話したら
「レースは終わってみるまでは分からないからねー」
と笑いながら、ふぇらの父さんが話していた。

キッズ1とは違い、路面の心配もないので、面白いレース展開になるのでは? と予想していた。

今回、1組にH樹君、2組にRay君、と前回の1-2が、別々の組でTTが。

結果、TT、1位はH樹君。
2位がRay君と、前回と逆の状況に。

こりゃ、キッズ2の決勝レースは面白くなるな、とカメラも構えることもなく(爆)レースに集中しようと完全に観戦モードに入っていた(笑)

既に記憶がうろ覚えになってきたが (;´Д`A “`
前回、接触によるバルブが飛んでしまったせいで、リタイヤになってしまったNAO君、今回はいい感じで、上位で走っていたのだが…、予選でチェーンが外れてしまって予選途中で止まってしまった(苦笑)
(でも数周は走っていたので、後方からの決勝レースになった)

Aグループ決勝が始まる前、ふぇらの父さんが、NAO君に「NAO! 最後まで諦めるなよ!」と渇を入れていた。
こういう時、チームっていいなー、と思う。

そして、いよいよ、Aグループ決勝。

15周の決勝レース。
最初から飛ばしているH樹君を追うRay君の熱いレース展開だった。

周回が増える毎に、Ray君とH樹君との間が徐々に開き始めてきた。

残りラスト1周に入った時、1コーナーを過ぎ2コーナーを曲がった時、片輪が浮き上がり、先のスポンジに激突してしまう。
1コーナーまでは見守り、その後直ぐ私はRay君を追っていたので、H樹君の片輪が浮いていた所を見ていないが、何とも云えない喚声が沸き起こりそちらに視線を向けた時、H樹君が2コーナー先のスポンジの所で、激しく何度も何度もハンドルを拳で叩いて悔しがっていた…。

ラスト1周。
あと半周すれば、チェッカーだと云う所だった…。

Ray君が走り去り、その後も次々とカートが走り去ってもH樹君はずっとハンドルを叩き続けていた…。

ふと、ふぇらの父さんが、レース直前に話していたことが過ぎる。

「レースは終わるまで分からないからね」

ホントにそうだ。

H樹君は、決して優勝目前だからって気を抜いたりしていない。
最後まで確り集中して走っていたのは、見ていて分かっていた。

もう、これは運としかいいようがない…。

だって理由が浮かばない…。

Ray君は、ちょっと苦い2連勝となってしまった…。

H樹君のことを考えると、ふぇらの父さんやH樹君の所には中々足が向かなかった。

レースが終わって暫くしてふぇらの父さんにH樹君のことを聞いたら「もう大丈夫だから」と笑っていたけど、きっとパパも悔しかっただろうなー。

表彰式の時の優勝者インタビューの時、Ray君がちょっと困った顔をしながら話していた。

それを見ていたRayパパが「ちょっと複雑なんだろうなー」と話していた。

勝ちは勝ちだけど、最後までバトルした結果の優勝ではなかったからね…(苦笑)

つくづく、キッズカートは奧が深い…と思った。

後方からのスタートだったNAO君だが、頑張ってAグループ6位入賞でフィニッシュした。

よく頑張った! NAO君(^-^)

表彰式が終わった後「Ray君にシャンパンを入れて貰った(笑)」と美味しそうに飲むNAO君(^-^)


表彰式までの間、今まではキックボードGPが開催されていたのだが、今回は天候が関係していたのか、やって貰えなかった…。

それまでの少しの間、ダンナが「もう眠くて限界だー」と云うので、1時間強、クルマで仮眠を摂らせた。

その間、片付けられるものは片付けをしておいて、私も結構暑さで汗をかいてグッタリしていたので、疲労がピークにさしかかり、かなり眠かったのだが、色んなパパやママさんたちと話をしながら、何とか持ち堪えていた(爆)
まぁ最悪、帰りの車内で私は寝られるしね、と割り切ってダンナに仮眠を摂らせたのは正解だった。

表彰式の後、少しずつ帰っていく人を横目に、奧に止めた車をサーキット入り口付近まで移動出来る状態まで待ちつつ、Rakuenさんに「おめでとうございます!」と話しに行った。

Rakuenさんは、今回の中井は「勉強のために参戦します」と云っていたが、やはりS太君は速い!
Rakuenさんに聞いてみた所、実走で10,000は回っていなかったと知る。
それでも優勝出来たのだから、やっぱり巧い子はどんなエンジンでも速いんだな、と痛感した。
きっと、Rayが引いたエンジンでS太君が走っても、優勝していたに違いない、と思った。

中井を走った感想などをRakuenさんに教えて貰った。

凄い勉強になった。

殆ど寝られなかったから寝不足で頭痛も出始めてきていたし、私も疲れてそろそろ限界が近づいてきていたので、周囲のみなさんに軽く挨拶をしてクルマに乗り込んだ。

案の定、厚木-町田間で渋滞。

Rayは高速に乗って寝るかと思ったが、家に付くまで起きていたようだ。

私は、頭痛が酷くなってきたので暫くしたら爆睡。
気が付いたら、家の近所だった。

夕食後、今回の反省会(笑)をダンナと語り合った。

やはり、エンジンに頼った走りをまだしている。

Rayは体重も軽いので、荷重移動でどうこう出来るような走りが未だ出来ない。
前日の日記でも書いたが、トレッドを広げようが縮めようが、ウエイトの位置を変えようが、どうしてもケツが流れる走りになってしまうのを、何とか解消したい…と云う結論に達する。

前日、Rayパパに「コーナーの入りは速いけど、ブレーキは弱い。それでも体重が軽いから、コーナーを(ケツが流れつつも)曲がれてしまうんだね。ブレーキを教えるのは結構難しい。やっぱり小さい子供の理解力では時間がかかる。家も何度も何度も繰り返して、やっと出来るようになったから」と云われたのだが、やはり根本的に走りを改善する必要がある、と判断した。

速い子は、どういうエンジンが来てもやっぱり速い。

リザルトを振り返っても、常に上位に居る子は必ず居る。

そういう子は、エンジンの性能が悪かったら悪いなりに、それでも何とか前へ出よう…と云う走り方が出来る子たちだ。

Rayはそれが未だ出来ない。

第4戦までに間に合うか分からないが、ブレーキングの改善を大きな課題にすることにした。

そして、中井でキッズ1にエントリーし続ける限り、レンタルエンジンでのレースは続く。

なので、一大(ちょっと大袈裟w)決意をする。

赤い彗星を、封印します。

18:10 カテゴリー:kart's Diary


コメント(3)
  1. 2007年7月23日 21:57 82 Says:

    うろ覚えだったNAO君の部分、momo12さんが教えてくれたお陰で正しく書き直せました(^-^)

    momo12さん、ありがとー(^-^)

  2. 2007年7月23日 23:35 Rakuen Says:

    お疲れ様でした。
    写真やらアドバイス等を頂き、ありがとうございました。

    頭痛くなるほどの不愉快な暑さでしたねぇ〜
    帰りの渋滞がとても休めました(ゆっくり走行)

    赤い彗星封印しちゃうんですか〜
    そこまでしなくても、Ray君悪い走行してないと思うのですが!
    またメールします。

  3. 2007年7月23日 23:47 82 Says:

    >Rakuenさん
    お疲れ様でした!

    アドバイスなんてそんなそんなー。

    こちらの方こそ、色々といつも貴重なお話伺えて感謝感謝です。

    うーん、どうなんでしょうねぇ…。
    特に2→3コーナーがケツが流れ、最終コーナーでも流れる時は流れてカウンターを充てたりしているんですよね…。

    そういう走り方に慣れてしまうのは良くないと思うし…と思う所もあったり…と(苦笑)

    またCITYに走りに行くので、色々と教えてください!

    それと、日記のアップ、楽しみにしています(^-^)


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