Lesson 27 その3
その頃のスクールは…(笑)
ロープが外れ、サブコース内のパイロンでショートコースが作られ練習走行中だった。
なーちゃんは、とても上手に走行出来ていた。
だが、その後、プレッシャーで相当疲れたなーちゃんは、旗や簡単なルール説明はお休みして爆睡。
さぁ、セッティング完了したRay君!
Rayパパの左膝には、第2戦前日にサブコースでポケバイに乗った時、擦って出来た擦り傷に大きい絆創膏が貼り付いていた。
見た目以上に深い傷だった模様。
Rayパパ、痛そうだったものなぁ…。
午後に入り、オトナバイクの数がハンパなく多くなってきたため(カートも15台ぐらいは居たけど)バイクが2つに分けられ走行することになり、15分交代のセッションに。
そして、いよいよスクール最後の締めくくりである。本コース走行に。
実は、本日の受講した子供は3人で、一人ちょっと大きい子が居たんだけど、大きいだけあって飲み込みも早く、午前中最後のセッションで、本コースを先生と一緒に走っていたりした。
14時前には、スクール枠のセッションが作られるので、そこで一人ずつ順番に走行。
なーちゃんにも旗やルール説明をした後、受講者最後に本コース走行する時がやってきた。
だが、みんなが見守る中、プレッシャーの大きさや不安や怖さなど色々とあったようで、コースに入る直前に泣き出してしまう…。
秋沢さんが「1周だけ走ったら終わりにするから、1周だけ頑張ろう」と声をかけたものの、なーちゃんは「いや」と涙をぽろぽろ。
M34さんも「ここまで頑張ってこれたんだから、1周だけ走ろう。がんばろう、なーちゃん」と励ますも…。
結局、スクール枠での本コース走行を断念した。
その頃のRayは…
午後に入って、案の定、暑さに負けているのか(イヤ、断じて違う。だったら待ち時間、大人しく休めばいいものを、キックボードでフルパワーを使って遊んだりしているからだ)練習走行もダレダレに(苦笑)
ラインは甘くなり、最終コーナーはアウト→アウト→アウトで走るわ、ヘアピンでもダメダメだわ(苦笑)
やはり涼しくなるまでは、午前走行のみにした方がいいかな…と真剣に思い始めた。
金額そのものはそんなに差がある訳ではないけど、集中してちゃんと意識しながら走れないのであれば、無駄にお金を使いたくない、と云うのが私の心情だ。
これからどんどん気温は熱くなっていく。
それだけ路面温度も上がってくる。
そうすれば、タイヤの消耗も早くなる。
ダラダラと「唯、走っているだけ」ならタイヤだって勿体ないし、走行するお金だって無駄。
どうせダラダラと中弛みするのであれば、半日走行で、午前中集中して練習した方がいい。
来週は午前走行だけにして、ちょっと様子を見てみよう。
第7セッション後半、踏ん張って何とかラインも崩さず走った。
ラインが甘くなったU-RI君をインから刺す。
最終セッション辺り? で、Mと君、走行中に違和感を感じ、ピットに戻ってきたらしい。
バックストレートも緩く走ってきてピットに入ってガレージに戻ろうとしたら、ロングナックルが折れて自力で走行不可に。
後から聞いた話だが、ピットロードの真ん中で、両手を左右に振って助けを求めていたらしい…(笑)
笑い事ではないのだが、Mと君のそういう所は可愛いな、って思った。
昇父さんとダンナとでMと君のカートのメンテをしていた時、Mと君が何度かピットに戻ってきて「ハンドルが左右両方ちゃんと切れない」と話していたのだが、それが何が原因だったのか良く解らないままだった。
だが、思えばナックルが折れる前兆だったのかもしれない。
ナックルを新調して、取り付けて走行の続きを…と考えていたM34さんだったが、取り付けた後、チェーンがやけにピンと張っていることに気が付く。
よーく観察してみると、何とチェーンの下側のフレームがバッキリと折れていたことが判明。
27日はAPGで東日本スバルのレースがあるのに…と云う不安が過ぎったのだが、秋沢さんが倉庫を確認したら、フレームがあった!
折れた側は中古になってしまうが(反対側は新品)折れたフレームを溶接して使うよりはいい、と云うことで事なきを得た。
家もそうだが、ここの所レース前になるとどこかしら壊れたり調子が悪くなったり…と云うことがあちこちで多いような気がする。
それだけ速く走っているから、負担も大きい証拠なんだろうけど…。
ホントレース当日じゃなくて良かった。
久々にIB君がナイター走行でなく、走りに来る…と聞いていたのだが、待っていたがなかなか来ない。
日中は用事があって、そこから中井にやってきたので、結果的にナイター走行になってしまった。
IB君は、やっぱりみんなと走った方が楽しい…と話しているそうだ。
ナイター走行は、台数も少ないから接触などの心配はあまりなく、のびのびと練習に集中出来るのがいい。
でも、台数が少ないと、結局、何台ものカートとの走行の時、抜いたり抜かれたりと云う練習が余り出来ない。
Rayは途中、待ち時間に寝入ってしまったのだが、少し寝てスッキリしたせいか、朝、出かける時「今日はナイターも走る」と云っていた通り、折角IB君もみんなと走りたい…と話していたことだし、1本だけナイターを走ることにした。
1本目は、何人かの子供もナイターを走っていたので、数台で走ることが出来た。
久々に見たIB君の走り。
だいぶ、アクセルを踏み込んでいる時間が長くなった。
ポンピングは殆どしていない感じ。
でも、1コーナーから2コーナー→3コーナーの所が怖いみたいで、長い時間ブレーキを踏み続ける。
まー、最初はみんな同じだった。
Rayも同じようにブレーキから足が離れなかったもんなー(爆)
Rayは快調に走っていたのだが…。
M長君の弟が、今日はSIちゃんのヘルメットを使って練習をしていた。
結構、根性ある走り(笑)をしていた弟君。
Rayがナイター走行で、弟君の後ろを走っていたら、突っ込みが良すぎて弟君が2コーナーでスピン!
直ぐ後ろを走っていたRayはどうにも回避出来ず、弟君のフロント横と接触!
フロントカウルが割れてガタガタに(苦笑)
取っ払って、ゼッケンカウルをガムテープで固定して続行(爆)
弟君は、キングピン? が折れて走行不能になってしまった…。
レース前のT正兄君とRayとの接触の再現をしてしまった(今回RayはT正兄君の立場だが)
カウルはレース前までに補修しないとだなぁ…。
たまたま、夕方近くに1月の耐久レースで同じチームだったH希君家族がやってきた。
カートを委託販売して貰うため、持ってきたとのこと。
その後、H希君ママにRayの走りを見て貰っていた。
「あの接触はどうしようもないよ。回避は無理」
その後、2コーナーでRayの走りへのアドバイスを頂く。
いやー、ホント勉強になります(^-^)
その頃のなーちゃんは…。
かなりの時間、爆睡していた。
相当疲れていたようだ。
で、改めて聞いてみる。
「1周だけ走ってみない?」
どうやらM34さんが「公約」を決めたようだ(笑)
それにより、なーちゃん、先生と一緒に走ることに!
何台かのカートが走行中の中、頑張って走っていたなーちゃん。
ぶんぶん、とアクセルを踏んで2周も走ったよ!
ナイター走行は終わり。
Rayが走り終わった後「IB君、ぶんぶんアクセルじゃなくなっていたねー。ちゃんとアクセル踏めていたね」と話していた。
オマエ、走行中にIB君の足下見て走っていたのかい(爆)
Rayはその後、ダンナと一緒にガソリンを付けてブラシでチェーンの掃除をしていた。
その頃のなーちゃんは…(笑)
「Ray君ママ〜、ちゃんとカートで走れたよ〜♪」
ご機嫌でゴザイマス(^-^)
M34さんも満面の笑み。
ちゃんと本コースが走れたので、秋沢さんが修了証を渡してくれた!
なーちゃん、良かったね〜♪
とっても沢山、頑張りました(^-^)
今日は頑張って走っていたSKR君。
SKRママと「今日はホント暑かったね〜」と話をしていた時、ママが
「家のダンナ、具合を悪くして途中で吐いたんだよ。具合が悪いんだったら掃除も手抜いて速く帰ろう、って云ったら、パパが「どこをどう手抜けばいいか分からない(;XДX)」って結局、細かに掃除してんの」
って。
えーっ、大丈夫なの? SKRパパ!
どうも話を聞いた所、あまりご飯も食べなかったし、水分も摂っていなかったようだ。
あー、それは多分、軽い熱中症だね。
水分を沢山摂らないとダメだよー!
とSKRパパに注意(笑)
ホント、今回は軽くて良かったけど、今後は確り暑さ対策も考えないとだなー。
子供のことは当然だが、自分たちも確り対策しておかないと、カート場で親が倒れて…なんてシャレにならないもんね。
そんなことを思いながら、中井での長い1日が終わった。
帰り際、Mと君家族とは駐車場で挨拶を交わした。
家が先に中井を出たが、高速の入り口手前で、そのまま真っ直ぐ走るMと家のトランポが(笑)
「なーちゃんが本コースを走ったら、ドーナツが作れる玩具を中井の帰りにトイザらスに寄って買ってあげる」
公約を実行すべく、トイザらスへと走るトランポであった…(爆)