のだめカンタービレ、熟読中
従姉ぴろんがオトナ買いしやがったので(爆)「纏めて宅急便で送ってくれ!」とメール。
レオンに行っている日曜に届いたので、帰宅後、荷物だけ宅配ボックスから取り出し読み始めた。
まだ2巻までしか読んでいないのだが(元来読むのが遅い人)本来ならば
マンガ→ドラマ→アニメ
になるべき所を
ドラマ→アニメ→マンガ
と、のだめファンにあるまじき逆行しているため、ちょっとまた違った捉え方をしているかもしれない。
のだめ特有の「ぎゃぼっ」とか云う変な擬音語はマンガで炸裂していて、千秋とのだめの絡みはかなりオモシロイのだが、やっぱり音がないと、クラシックの知識や曲を多く知っていないと想像力を膨らませてもピンと来ない部分もあったり。
ドラマから入った自分は、ドラマもアニメも(と云っても、アニメはまだ始まったばかりで1話しか見ていないけど)結構原作に忠実に作られていたのもあって「嗚呼、あの曲ね」「のだめはこの曲、あんなテンポで弾いていたっけね」などとある程度理解しつつマンガを読めるから、まだ面白さも増えているだろうが、マンガから入った人に取って「ベートーベンの交響曲3番『英雄』」って書かれていて、どういう曲か分かるのか?(爆)と云う疑問が(爆)
ダンナに読ませたとしたら、熱を出しても絶対に分からんだろう…(爆)
13年以上もピアノをやってきた自分でさえ、一瞬「これどういう曲だったっけ?」と思うこと屡々(苦笑)
速度用語がバシバシ出てくるので忘れていた記憶を甦らせるのに必死ですよ(爆)
でも懐かしい。
私は高校時代に、生徒会とか珠算・情報処理・簿記・ペン字・漢字検定などなど、検定をかなり取ったりしていたので(普通科なのにw)途中からピアノの練習をしている時間もなくなってきたし、先生とのウマが合わず、どうしてもあの先生がいやだった…と云う所から、結局ピアノを止めてしまった。
のだめと一緒(苦笑)
特に、私が通っていた個人のピアノ教室の先生は、声楽出身の先生で、本来ならば声楽を教えたい所。
だが、声楽だけでは教室は成り立たないのでピアノも教えている…と云う感じだったので、プライドも高いし、自分はピアノを教えているのに自分の娘には違う先生の所に通わせていたり(爆)
ピアノの発表会なんか、先生の声楽で15分とか苦痛の時間があったし(爆)
発表会と云えば、みんなショパンが大好きで、どの子もショパン、ショパン、ショパン…とげんなりするぐらいショパンの曲を弾いていた。
「子犬のワルツ」「ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」」「エチュード第3番ホ長調「別れの曲」」「エチュード第12番ハ短調「革命」」「ポロネーズ第3番イ長調「軍隊」」「ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」」極めつけが「ノクターン第2番変ホ長調」(爆)
エチュード、エチュード…ポロネーズ、ポロネーズ…ロンド、ワルツ…と鬱陶しい(爆)
あとは、ドビュッシーの「月光」
みんなおっとりした曲を好むのかねぇ…(爆)
私なんか、一人、発表会でベートーベンの「エリーゼのために」から始まり「トルコ行進曲」「ピアノソナタ 第20番 ト長調」と、兎に角バンバン力強く弾ける曲ばかりを好んで弾いてきたもんねぇ…(苦笑)
(「エリーゼのために」はそれほど力強く弾く曲ではないよw)
あ、でも良く普段の練習ではショパンは弾いていた。
特に「ポロネーズ」は色々と弾いたなぁ…。
兎に角、オクターブで弾く音が多くて、手が小さい自分は子供の頃、かなりしんどい思いしながら弾いていた記憶が…(苦笑)
後、J. S. バッハの「小フーガト短調」と、割とバシバシ弾けて暗めの曲を好んで弾いていたのか…今思えば先生の陰謀だったのか(爆)
オトナになって良く思うのは、あの時何でピアノを止めちゃったんだろう…と(苦笑)
後から後悔するんだよねぇ。
実家にはもうピアノも売り払ってしまったのでないし、仮にあのまま続けていたからと云って、プロのピアニストになれる訳もないのだが、趣味で引き続ける…と云う選択肢がアノ当時あればねぇ…(苦笑)
音大に行っていたらまた違っていたんだろうけど、結局自分は、デザインの道を選んで進んだ訳で(笑)
お金に余裕があって時間にゆとりが出来るようなったら、またピアノを買って、ベートーベンやショパン、バッハやシューベルト、ハイドン、ドビュッシー…沢山弾きたい曲があるので、またピアノを始めたいなぁ…。
でもピアノって1日練習をサボると感覚を取り戻すのに3日かかる…と云われているので、この20年間のサボリで、感覚を取り戻すのにどれだけの時間が必要なのだろう(苦笑)
そんなことを物思いに耽りながら、のだめを読んでいるのでした…(笑)