アライグマの記事
今朝の朝日新聞で、またアライグマの記事が載っていた。
今度はレッサーパンダとの比較記事だ。分類上も近いのに、天と地の差って書かれている。
レッサーパンダは少ないから、今、全国の動物園でお見合いをして繁殖させるという計画が実施され、反対にアライグマは野生化して民家などを襲うので…と下記にも書いたようなことを念押しの如く記事にされている。
アライグマの野生化が増え、被害が多いのは北海道と何故か神奈川。横須賀や鎌倉だ。
最近では、家の近所である横浜市港北区でも野生化したアライグマを目撃した話もちらほら。
現に私も昨年3月28日の夜中に家の横を通り過ぎたアライグマを窓ガラス越しに目撃したし。
記事には、新年度から本格的に駆除する、と書かれている。可哀想だ。
現状では、神奈川では昨春、13匹の赤ん坊を捕獲し、不妊手術、予防接種など8万円以上を負担しても構わないという里親に引き取って貰ったと書かれている。
今年はさらに多くの赤ん坊が産まれるだろうが、里親に頼るしかない、と書かれていた。元は飼いきれなかった飼い主が放したために野生化して、この事態を引き起こしているのだけど、でも、だからって駆除してしまう、または里親に頼るだけでいいのかなぁと個人的に思う。
例えば、駆除するぐらいだったら施設を作って、そこで保護するとか出来ないのか? と。
実際、施設を作るにしても莫大なお金がかかるから、早々作れるものでもないだろうが、日本では申告漏れとかで騒がれているところもあって、お金はまだまだ上の方ではあるじゃんかっと思うので、そういう資金は何とかならないのか? と思うのだ。
そういう所にもお金を回したりするので国民から税金を取っているのではないのか? と。
一体、雀の涙ほどの稼ぎから根こそぎとれらる税金は何に使われているのか、本当不思議でならない。
記事によれば、笑えるというか笑えないというか、20年ぐらい前から輸入が増え、野生化。
全国の動物園に引き取りを打診したがもう限界。
だったらそれこそ、動物園に資金をちょっと回して、施設を充実させたり出来ないのかなぁ。
原産地の北米へ戻す案も出たが、生態系を崩す恐れがあるから、とやんわりと拒絶しているとか。
産まれたアライグマには罪はないが、今日日、人間様でも幼児虐待が頻繁にニュースになる昨今。
どちらも何とかならないものか…と思うのは私だけではないだろう。
かと云って、家には1匹いるのだから、もう1匹ぐらい飼えるだろう、と云われたとしても、とても承諾できない、というのが心境。
それだけアライグマを飼うことが大変なのを知っているから、安易に「大丈夫です」とは云えないのだ。んー、現実は厳しい…。