コロスケ
その後のコロと云えば、いきなり寒いところに出して、大丈夫かな? と思っていたのだが、全然問題なく(案の定)彼女は逞しく生活をしている。
家の中に居た時よりも、夜行性の生活が完全にはっきりしている状態で、彼女には良かったのかも、とも思う。流石にいくら盛りの時期とは云え、寒さには耐えられない状態では大変なので、確りお水とドックフードを与えているお陰で、また丸々してきたというのと、やはり外は寒いので、何気なく毛がふさふさしてきたように感じる昨今。シッポなんて凄く太くなっちゃってんの。
でも、盛りが終わっていないので、トイレの横にこんもりとうんこがあるのが…(^_^;)
昼間は陽が当たってぽかぽかしている中で、丸くなって寝ている姿はやはり可愛いと思う。
アライグマと云うことで、昨日の朝日の朝刊で、アライグマの記事が掲載されていた。
これはもしかしたら神奈川版だけかもしれないが、鎌倉界隈に野生化したアライグマが頻繁に民家などを襲ったりしている、ということは昨年からかなりの噂ではあったけど、可愛さのあまりに飼ったはいいが、結局、犬などと違って従順性がないので懐かない、ということから飼いきれずに放してしまう人が多く、そのアライグマをどう処分するか、という記事だった。
結局、まだ結論は出ていないが、市役所単位で、動物病院などで安楽死させる方法を取りたい、という話がかなり持ち上がっているようだ。
それは、まぁ分からないでもないかな? とも思う。いきなり自分の家の屋根裏なんかに勝手にアライグマが住み、その上子供まで産まれちゃったんでは、堪らないしね。
しかし、ここで問題なのが動物愛護協会。当然、動物をむやみに殺すのはちょっと…
という意見と二分されていて、役所としても、どう対処すべきか悩んでいる、といった内容だ。
実際、現状ではボランティア団体などが保護し、里親を捜している、と云う感じだが、それでも追いつかないというのが現状。
アライグマを飼っている側としては、飼えないのだったら最初から飼うべきではない、飼ったのなら最後までちゃんと自分で面倒を見るのが常識、と思うのだが確かに大変なのも事実。
元々はダンナが飼い始めて同居した時連れてきて、ダンナがネット上でHPを公開しているその関係で全国アライグマを飼っている人との情報交換などをやったりしているからアライグマにも個体差があることがよく分かった。
因みに家のコロはとてもじゃないけど、放し飼いには今では出来ない状態だ。
たまにゲージから出して遊んだり、外に散歩に連れていくことはあるが、犬と違って手先がとても器用なので悪戯が凄いのだ。
今は頑丈なゲージに入れているが、引っ越す前のボロ屋で飼っていた時は、パーツを組み立ててゲージにしていたので、しょっちゅう脱走してはコードをかじったり、灰皿をひっくり返したりその度にゲージを強化して、と正に鼬ごっこだった。
一番痛かったのは、プレステのブルブルコントローラー。
あのぐりぐりしたところのスポンジ状なのが、彼女には相当堪らないシロモノだったのだろう。
何個買い直したことか(苦笑)
ダンナのHPやチャットを頼りにアライグマを飼いたいと思っている人からたまにメールが届く。
『飼いやすいですか?』『いくらぐらいしましたか?』『何を主食にするのですか?』などなど。
ネット上で知り合ったアライグマを飼っている人が良く云っておられるが、相当な覚悟がなければアライグマを飼うことをオススメできない。
だからダンナもそうやってメールを送ってきた人に対して同じように返答をするのだ。
下手をすれば、流血沙汰、縫った人もいるとのことだし。
ここまで非難してきたが、アライグマの魅力は『世界一可愛い破壊工作員』(これもアライグマを飼っている人が云っていた名言だ)
犬や猫と違って吠えたり鳴いたりが殆どなく、煩くないし体臭もないに等しい。
しかし、覚悟がなければ飼えない。
だからあまり飼うことをオススメ出来ない。
アライグマとは「あらいぐまラスカル」とはほど遠い(?)動物なのだ。
でも心情としては、アライグマを飼う人が増えてくれるのは嬉しいことなんだけどね…。
それはさておき、ダンナとも良く云っているのだが、ラスカルの色など、どう考えてもあれはアライグマではなくレッサーパンダのような気がしてならないのだが…。
だって、アライグマって全身が焦げ茶(お腹は白だが)目の周りだって焦げ茶だよ。
「あれは違うだろー」と良く話をしているのでした。
そういう家のダンナもラスカルでアライグマを飼い始めた一人なんだけどね(爆)