お家事情

2006年 8月17日

14〜16日までダンナの実家、埼玉に帰省していたのだが、昨年晩秋にダンナの祖父が他界し、今年の夏は新盆。
GWには帰省せず、7月に帰省した時も少しダンナママから話を聞いてはいたのだが、田舎には田舎の風習があるので、その土地柄も絡んできている…と云うのは分からんでもない。
だが、田舎って怖いなー、と思うこと屡々。

祖父が他界した…と云うことは、田舎では「家主が居ない」と云うことになるらしい。
ダンナママは長女だが、その下に長男が居るので、何れ家長になることは間違いないのだが、今、祖母と同居していないので、実質、祖母一人が暮らしていて、そこの敷地内に家を建て、そこにダンナママが暮らしている状態。
家に居る時は、当然母屋にママも居るが、寝床は別だし、ママもまだ働いているので、普段はばーちゃん一人、と云う状態。

おじーちゃんが亡くなった…と云うだけで、かなり色々なものが変化していた。
今までは、普通に付き合っていたご近所のとある人、その人はまーどうしようもないような人で、かなり昔からおじーちゃんが色々と世話を焼いていたそうだ。
おじーちゃんが生きていた頃は、大人しかったらしいが、亡くなった途端、正に恩を仇で返していて、我が物顔のように、実家の敷地内にある竹林から勝手にタケノコを何十本も掘り起こし、タケノコの皮だけどっさり家の台所の裏に大量に捨てて、平然としていたり、勝手に竹を切り倒し、家の横に流れている小川との間の草っぱらに切った竹を投げ捨てていたお陰で、竹の下敷きになってしまった茗荷畑がダメになり、茗荷が採れなくなっていた。
茗荷は他にも台所の裏、竹林の手前にも少し生えているのでまだ採れるが、今までのように沢山は採れない。
ダンナママの離れの家の前は畑だったのだが(当然それもダンナの実家の敷地内の話)手入れする人も居なくなったので、近所の人に貸し出していたらしいのだが、上の方(ママの家の前あたり)に茗荷畑があったのに、除草剤を勝手に撒いて枯らされてしまった…などなど。
そういう話がどっさりあって、正直「それって器物破損とか、一言の断りもなく勝手に掘って持って行くって唯の泥棒じゃん」と思ったが、それで啀み合っても、結局、ばーちゃん一人に全てしわ寄せが行ってしまうので、結局、なき寝入っている状態らしく…(苦笑)
茗荷は楽しみにしていたのになぁ…。殆ど貰えることも出来なかったよ。

来年はタケノコも貰えないかもね…。
それこそ、タケノコも茗荷もスーパーで買う時代が我が家にも訪れるってことなんだろう…(苦笑)

しかし、一番の変貌は、やはり身内(苦笑)
そんなにも代わるものなのか…と。
色々と話を聞いて驚いた(苦笑)
遺産絡みになると人は変貌するって云うけど、そういうもんなんだろうな。
私は、自分の父同様、親戚の泥沼に自分が巻き込まれてウンザリするのがイヤなので、自分がそういう状況になった時、放棄すると思うけど、まぁ家は私以外子供が居ないので、遺産は私が受け継ぐことになるのだが(爆)
って云っても、家の実家に遺産なんぞはないので、そんな心配もしなくてもいいのだが、ダンナのママの実家のように土地を大量に持っていたりすると、悲惨だろうなぁ…と他人事のように思った(と、云うより、私は孫嫁で既に他人だから全く関係ない話なのだから、どうでもいいことなのだが…)

そういうのを聞いたり見たりすると、失礼な話ではあるが、男よりも女の方が先に他界した方がシアワセなのかも…とか思ったりしてしまった…。

私は都会に住んでいるし、ご近所がどうこう…と云うことも先ずないのでこういう問題に苛まれることはないけど、家のオカンの実家も、今長兄が残っているが、叔父が亡くなったら、私の従兄の天下なんだろうなぁ…(苦笑)
あそこも土地はあるし、多分金も結構持っているだろうしね…(苦笑)
ま、結局、そっちも私には無縁の話なのでどうでもいいんだけどね(爆)

17:08 カテゴリー:82's



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