七回忌
23日は父の誕生日でもあるのだが、その日、七回忌をした。
命日は29日なのだが、GWに突入すると渋滞だと、八王子にあるお寺まで行くのは辛いので。
父は兄弟の中でも次男で、一番最初に他界しているのだが、一周忌の時も結局、父の兄弟はやれ足が痛くて動けないだ、父の兄に関しては肺ガンになって術後だったので参列出来なかったし、などなど色々と理由が出てきて、結局、オカンと私の家族だけでの淋しい一周忌だった。
三回忌は、それでも一番上の姉だけは参列してくれたけど、後の兄弟はやはり色々と理由があって参列せず。
妹の一人に至っては、父が他界した後亡くなってしまったし、残っている妹は四国に居て遠いのでなかなか来られず仕舞い。
今回の七回忌は、兄も結局肺ガンが再発して、昨年暮れに亡くなったので、連絡してもきっと集まらないだろうし…と云うことで、オカンも親戚関係には連絡せず、お寺にもギリギリになって連絡をした。
と云うのも、一周忌なんか他界して初めてのそういう儀式なのにも拘わらず、住職の具合が良くないとか何とかって理由を付けられて、お経すら唱えて貰えなかったのだ。
なので、もう高いお金を払ってまで、そんなに有り難みもないお経を唱えて貰うのも…と云う気持ちが強く(元々、あまりいい住職ではないイメージが強い…お金ばかり高くて、お経を確り唱えてくれてない印象が強いし、年間を通して管理費だって払っているのに、お墓周りの掃除は勿論してくれないし、枯れたお花だっ取り除いてもくれないんだから、ホント何のための管理費なんだって感じ…)ギリギリに連絡をして、都合が悪いんだったら向こうもまぁ気分を害さないだろう…ってことでオカンがギリギリに連絡したらしいのだが、タイミング悪く午前中は居る、とのことで、結局、お経を唱えて貰うことになった。
だが、私の家族だけ、と云うのが分かったからか、もう年だからこうなのか分からないが、普通、お経は宗派によっても違うだろうが、20分〜30分くらい唱えて貰えるものなのに、足下を見られているのか10分足らずでお経も終わる…(丶´,_ゝ`)
それでお布施だなんだってしょっちゅうお金を巻き上げるんだからなぁ…。
ホント、いいイメージがない。
折角の七回忌も、やっぱりこんなんか…と思うと父が気の毒だ。
早々に住職は退散し、暫くは住職の妻と世間話をしていたのだが(一仕方なく付き合いでね…)Rayが前日誕生日だった、と云うことを話したら今まで全く話もしなかったのと、まぁあのお経でお金を取るのは忍びないとでも思ったのか、裏庭に出ているタケノコを掘って持って帰るといい…と云ってきた。
父の兄の所の孫たち(と云ってももう中小生だが)がお参りに行った時は、掘らせて貰うらしく、たまに便乗してオカンもそのタケノコを貰って帰ってきたことがあったのだが、タケノコには限りがあるし、余程よくして貰っている檀家の人にしかタケノコは掘らせないって話を聞いていたのだが、まぁそんな流れでダンナが数本掘って帰ることになった。
だが、ダンナの実家の竹林とは土質が全く違って固いみたいで、掘り起こすにも一苦労。
味は取れたてだからまぁ美味しいけど、ばーちゃん家のタケノコの方が大きくても柔らかい感じがした。
でも、今年はGWはスーパーGTを観戦しに富士スピードウェイに行くので、帰省はしないので、タケノコ掘りも出来ない。
送ってくれないかなぁ…とは思ったのだがダンナが「掘りに来いって云ってるのに行かないんだから送ってこないでしょ」と云ってたのだが、もう行くと厭味攻撃がハンパないので、タケノコのためだけにダンナの実家に帰省などしたくない(苦笑)と云うのが本音。
ダンナは当然自分の親や祖母だから厭味など云われることもないだろうが、まぁ相手も当然ダンナが居る前では絶対に厭味など云わないしね…。
所詮、嫁は死んでも他人ですから、別にいいんだけど。
ダンナの親や祖母の面倒を見ている訳でもないしね。
でもこの前なんか、ダンナママの弟のお嫁さんのことを祖母が「家の財産目当てで嫁に来た」って平然と話していたのには驚いた。
別に財産目当てで嫁に来たとは思えないのだが…(苦笑)
前はこんな卑屈な人ではなかったように思うのだが、年を取るってこういうことなんだろうな…と思ったのと、後はやはり、じーちゃんが亡くなったので、昼間相手になる人も居なくなったから、意固地な性格になってきたのかもしれない。
どっちにしてもGWは関越なんか渋滞も渋滞、大渋滞なので、そんな中わざわざ帰省する気も起きないし、ダンナの兄家族が帰省するみたいだが、タイミング悪くスーパーGTなので、また暫く再会するまでは時間があるな。
ダンナは淋しいだろうが、前々から決めていたことだし、ギリギリになって連絡を貰ったので、今回はしょうがない…。