日本人としての職人魂
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任天堂の江口勝也氏はGDC(Game Developers Conference)での講演「ポケットの中のフランチャイズ? 『おいでよ どうぶつの森』のケーススタディ」の中で、ニンテンドーDS版で発売中の「おいでよ どうぶつの森」を題材に、「どうぶつの森」シリーズのコンセプトや、コンソール機から携帯ゲーム機に移植する際のポイントについて紹介、さらにレボリューション(仮称)版の開発への意欲を見せた。
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と、ネットニュースで記事が出ていた。
「ぶつ森」がこんなに人気なのはどうしてか…その根底が話されたと云う内容だったのだが、かなり興味深かった。
今までの従来のゲームでは「目的があって、そこに立ち向かい、最終的にその目的をクリアしてエンディングを迎える」ことが、ゲームをクリアする上で達成感を味わうと云う付加価値も加えられたものだが、「ぶつ森」は通常のゲームに見られるような決められた目的や結末がない「オープンエンド性」。
これがまた心を鷲掴みにする。
唯、エンディングがないだけではない。
村の形成に関しても住人に関しても、十人十色、あらゆるパターンがあり、その上、自分の家を増設したり、模様替えをしたり、美容院に行って髪型を変えたり…とかなり自由にカスタマイズ出来る所もこのゲームの最大の魅力の内のひとつ。
その上、無料の通信機能で友達の村に遊びに行ったり、友達が遊びに来ることによって、自分以外の人の村の環境や住民、部屋のコーデイネートなどを見て感じて刺激を貰い、またゲームに勤しむ…と云うアドレナリンが放出しまくり(爆)するような盛りだくさんなことが組み込まれているゲームなのだ。
正直、子供よりオトナの方が嵌っている…と云うのがうなずける。
既に250万本ぐらい売られている…と云うその人気は、こういう細かい設定部分やネットが普通に使われる時代になったこの時によーく反映されているな…と云う所にあると思われる。
実際、カブ価(ここではのカブは野菜のカブなんだが)の変動で大損害を受けたり(爆)大儲けして一喜一憂したりするオトナの姿を見て「どうなの?」と思う人も多いかもしれないが、これはやった人にしか分からない面白さ(笑)
K美ちゃんと私が昨日やっていた時も少なからずダンナやKへー君もやり始めれば結構嵌まるんだろうなぁ…と云うような反応が伺えた(笑)
唯、毎日起動しなければ村が荒れてしまうので、時間がない人が毎日起動してまでゲームを続けられるか…と云うのを考えると、ダンナ的には難しいと思われる。
既に脳トレはもう何日も起動してないし(苦笑)
今、DS版のゼルダも開発途中らしいし、やはりニンテンドーは侮れない(笑)
今日会社から帰って、「最近自分用に1台欲しいって思ってる」と話たら、「ママも」と。何が引きつけるんでしょうかねー。
多分買わないと思いますが、レボリューションは出たら買うかも…