6年前の今日
日比谷線脱線事故があった。
この事故のことは凄く良く覚えている。
ずっと会社員だった間、使っていた路線で起きた事故、と云うこともあるのだが、その事故が起きた最中、父がもう末期の癌で入院していて、この頃から意識が朦朧としていることが多くなり、毎日父の元を訪れては、その日に合ったニュースや話題を父に語りかけていたので、その日も父に「日比谷線の中目黒で脱線事故が起きてね、胃も、もの凄いことになっているんだよ」と語っていた…。
その時はまだ個室に居たので、父はたまに目を開けてはこちらの話を聞いていた感じだったし、恐らく巧く喋れなかったけど、こちらが何を話していたのかは、未だ理解出来ていたのではないか…と思う。
確か、事故が起きた翌日に父の所へ行き、語りかけたはず。
阪神淡路大震災のこともよく覚えているが、この脱線事故のこともよく覚えているなぁ。
当時、ダンナは日比谷線を使って仕事場に行っていたのだが、この時間帯に電車に乗っていないのが良かった。
だが、電車が停まったりしていたので、大幅に遅れて出社したんじゃなかったかなぁ…。
今、日記を発掘したら事故のことより、PS2のことを多く書いていた(爆)
最近の福知山線の脱線事故も鮮明に覚えているが、悲惨な事故は起きて欲しくないね(苦笑)
日頃から確り点検をするなど安全を第一に考えなければならないのに…。
姉歯問題もそうだが、コストダウンや至福のためにあれこれやったり、福知山線にしても、時間の遅れに対しての罰則が厳しいからってカーブであり得ないぐらいのスピードを出して、それで脱線でしょ。
確かにダイヤが遅れるのは、それだけで何万人と云う足にかかってくるので、遅れないようにしては欲しい。
でも、遅れちゃマズイって、結果的に何人も死者が出たり、重軽傷者だけでなく、マンションの住人まで巻き込んでの大事故に繋がった訳で…。
最近、社会での教育もそうだが、上の人間は現場の人間のことなど考慮したりしないのかな…と思うことが多い。
数字だけが全てではない。
そういう気持ちを忘れているからこういうことが起きたりするのではないだろうか…
日比谷線の事故は、また原因が別だったけど、電車に乗ってあの慰霊碑を見る度に、父のことを思い出すなぁ…(苦笑)
何だか、巧く日記を纏められない(苦笑)
そういえば、この事故の5本ほど後の電車に乗っていました。綱島で停まってしまってなにがあったのかさっぱり分からず、仕事に遅れるというメールを上司に送ったら、凄い事故が起きているから気をつけてという返事が返ってきたんです。
それでも電車に乗っていた私は、軽い事故だと思っていたので、あとから惨事を知ってぞっとしました。
私はいつも田園調布で乗り換えしていたので、仮に事故車両に乗っていたとしても事故に遭遇しなかったのですが、今でも思い出すと怖いですね。
そうですね、確かにえむおさん、この当時は未だ、こっちに居ましたものね…。
ホント、いつも利用している電車ですから、たまたまタイミング良く自分が乗っていなかっただけ…と云う風に考えるようなりましたね。
自分で注意すれば回避出来る事故もあるけど、こういう事故は自分ではどうにも出来ないことだもの…。