Macintosh’s Diary

衝撃の事実

2006年 7月29日

私には古くから付き合いのある友人が何人か居るのだが、昔はそこそこ連絡を取り合ったり、会ったりしていたけど、最近はたまにメールでやり取りするぐらいになってしまった友達が居る。
その中の一人、Macで不具合があると、必ず私の所に連絡を入れてくる。
それは、もう20年近く前からそうだった。

一昨日の夜(27日、2時前)に、携帯にメールを入れて来て、Macの調子が悪くどうしたらいいのか分からない…と云ってきたので、レスをしたら、結局、電話で話をすることになった。
今までも何度も同じようなことがあったのだが、その人、Macを全く大切にしない。
メンテナンスも全くしないし、メンテに関しては、いつも絶対に他力本願。
そして、バックアップも全く取っていなかった…って(苦笑)
何かあってからじゃ遅いから、バックアップは必ず取って、メンテもちゃんと自分で出来る範囲でいいからやってください、と再三、口が酸っぱくなる程云い続けてきたが、自分の考えと違うことを云われたり、煩く云われると、いつも完全シャットダウンする人なので、こちらとしても「結局、私がどうこう云っても、それが気に入らなかったら、何もしないで、店に出したりするんじゃん。だったら、私があれこれ云っても、あーだこーだ云われるんだったら、相談に乗らない方がいいよなー」と前に同じようなことがあった時以来、そうは思っていた。
だが、切羽詰まって、いつも連絡を入れてくる(しかも大体が真夜中の時間…
(丶´,_ゝ`))
たまたま、起きているからいいけど、昔と違って、家にはRayも居るので、朝は普通の一般家庭のように起きなければならない。
その人、ちゃんと働いてなくて、特殊なことをしているので、昼夜が逆転する生活も多々ある人。
その人にしてみれば、24時頃起きて、明け方6時頃までは涼しいし、周囲も静かだから快適に仕事が捗るんだろうけど、朝の6時台に携帯にメールを入れて来られても、こっちは未だ寝ている時間だし、携帯をアラームにして使っていた時だったので、その時間帯にけたたましく携帯が鳴って、正直迷惑だ…とは思った。
だが、子供が居るから6時台にはもう起きているんだろう、と思ったのだろう…普通にメールを送ってきていた(苦笑)
それは、まぁ家の生活のリズムを知らないのだから、不可抗力かもしれない。

だが、普段、全くメンテをしないで、P-RAMのクリアもしない、デスクトップの再構築もしない(OS9の話ね)デフラグの解消もバックアップも取っていないって状況で、アプリを酷使し、デスクトップには沢山のデータを起きっぱなしにしておけば、そりゃ不具合も出るさ(苦笑)

私が知っている限りのことをして貰って、それで何とかデータを完成させられるので、後一歩の所だから、それまで持ってくれればいい…と云う話だったので、バックアップを先ず取って、P-RAMのクリアをして、デスクトップの再構築をして…ってやって貰ったが、やはり不具合は解消しない…とここ2日ばかり、ひっきりなしに電話とかメールとかが来ていたのだが、最終的には、お店のMac担当に見せて、ロジックボードが逝っていたらしく、ロジックボードの交換をすることになった…と云うのを、別の友達から連絡を貰って分かった。
そして、その友達に
「結局、ロジックボードが逝っちゃっていたんじゃん。ロジックが逝ったのは、私が日頃メンテをしていなかったのが原因じゃないじゃない!」
と文句垂れていたそうだ…(爆)

あのー、物理的に衝撃など与えず、ロジックがいかれる場合って、メンテをちゃんとしてなかったり、ロジックボードの寿命(結局、それだってメンテを怠っているから寿命が短いんだよね…)ってことなんだけど、私が全て悪いみたいなことを、友達に散々云ってきていた。
そして、その友達が、もう今までも何度もこういうことがあったし、その度に影で文句云っている。
82は私の友達でもあるんだから、自分の使い方に問題がある可能性が高いのに、82に散々相談に乗って貰ったのに、後で影で文句云われるのは、友達として、82に申し訳なく思っちゃって…。だからもうあの人のMacに関係する相談には乗らない方がいいよ、と云う連絡を貰った。
まぁ、ちょっときつめに「日頃メンテを怠っているから、肝心な時に痛い目に遭うんだよ」と云ったら、その直後から全く連絡が来なくなったので、影で文句垂れてんだろうなー、とは思ったけど、相当云っていたみたいだ。

第一、私が使っているG4とその人が使っているG4では機種も違うから、家ではオッケーなことでも、その人のG4には合わないことだってある。
挙げ句、こういう方法で別のものから起動も出来るから、そういうこともした方がいい、って云ったら、
「家のG4ではそれは出来ない。大体、それを作るにしても、82さんの場合、アプリをコピーしているから出来ないってこと知らないんだよ」
とまで云っていたそうだ…(丶´,_ゝ`)

つーか、それ会社員時代の話だし、不正コピーなんかしてない正規のアプリでの話なんですけどね…。
想像で勝手に不正コピーして使っているからどうだこうだって云われたかないわ!(ノ`д´)ノ ┻┻


実は、15年以上前、その人がどうしても、と云うので、昔の68K Mac時代に、調子が悪いので、新幹線代を払うから家に来て、Macを見て欲しい、と云われたことがある。
流石に新幹線代往復は高い金額だし、それで自分の力でどうこう出来ることではなかったら申し訳ないので、断っていたのだが、どうしても来て欲しい、お金は私が出すので気にしなくていいから、って何度も何度も云うので行ったのだ。
既に15年以上前のことなので、記憶も曖昧になってきているのだが、結局、原因が分からず、私はその友人のマシンのメンテとカスタマイズをして戻る形になった。

そしたら、私が不憫でないらないと、今回連絡をくれた友達が
「そのことも未だに云うよ、高い金払って交通費まで出したのに、結局、何も解決しなかった…お金が勿体なかったって」
と教えてくれた。
未だにそんなことまで云っている…と云うこと自体、驚いたが、だから私は何度も断ったのに、それでも来てくれって云うから行ったら、コレか…。
流石にね、その人には悪いなって思ったから、話してなかったけど、その人の家にその時行ったお陰で、捨て猫を拾ってきていて、まだ予防接種など全くしてなかった時だったので、そのせいで、私はその人の家に行ったことによって、ネコアレルギーと花粉症を発症してしまったのだ。
そして、そのネコアレルギーのせいで、妊娠したら検査をするのだが、毎回「トキソプラズマ」の数値で引っかかって、2次検査、3次検査を実費を支払って受ける羽目に陥っている。
でも、そのことをその人に云ったからといっても、ネコアレルギーが治る訳でもないし、トキソの検査に引っかからなくなる訳でもないので、私は今まで、その人にだけは、このことは話さないでいたのに、15年以上も経っている未だに、その時の交通費が勿体ない、とその友達に文句を垂れているって云うのを知って、正直呆れた
(丶´,_ゝ`)

そんなにお金が勿体ない、勿体ないって云うのだったら、最初から呼ばなければいいじゃない。
今回のことに関しても、友達には「82さんの指示のお陰で無駄なMO代を払って勿体ない」と云っているのだ(苦笑)

挙げ句、メンテナンスは自分ではせず他力本願なくせに、そういうたかだかMO代すら勿体ないと文句を垂れるくせに、その人、Macだけは出し惜しみなくバンバン購入している。

実は少し前、Intel Macが出る少し前に、G5の最終形、在庫がなくなる前に確保しておいた方がいいかどうかって散々云ってきていた。
でも、ちゃんとメンテも出来ないし、その人がやっていることを考えると、OS9環境でやるよりもOSX環境でやった方がトラブル回避も出来るし、新しいバージョンのPhotoshopを使った方が断然効率的にもいいって散々話していたのに、それすら聞く耳持たず状態だった。
だったらG4でも充分。
それでも、G5を買おうとしている、その神経が考えられない。
メンテも出来ない、OSXにも移行しない、PhotoshopのCSも実際持っているのに、使うこともなく宝の持ち腐れ。
そんな人が、Macを何台も持っていても、本当にそれこそ無駄な買い物だと思うので、そのことは散々話をしていた。

で、実は私には話すと絶対に怒られるって思っていたらしく、内緒にしていたようだが、とっくにG5を買っていたそうだよ(丶´,_ゝ`)
だから、今回、G4のロジックが逝っちゃっても、G5があるので、何とでもなるってことだ。
それを、友達から聞いて、
「嗚呼、こういう人だから、友達をどんどんなくすんだなー、淋しい人だけど、同情の余地は皆無だな」
と思ってしまった…(丶´,_ゝ`)

今回のことに関しては、友達は全く関係ないのだ。
それを私の友達ってことだけで、私が云ったことに対する不満を、その友達に連絡していた。

何で全く関係ない人まで巻き込むの?

流石に、友達が82が不憫で不憫で、流石に私の友達でもあるから、もうあったまきちゃって、話さずにはいられない、と連絡してきた次第。

元々、その友達と私が友達だってことを知っているのだから、私の悪口をその友達に話せば、当然、その友達から私の耳に入るってことは、ちょっと考えれば分かることだろうに…(苦笑)

なんつーか、ちゃんと社会に出たこともない人だから、普通の人間関係って知らないんだな、分からないんだなって思う以外…(苦笑)

まぁ、影で散々云われているんだろうな…とは分かっていたけど、15年以上前のことを未だに愚痴愚痴云われているって云うのを知って、ある意味ショックだったよ…
(丶´,_ゝ`)

金がないない、と云いながら、Macを使い捨て出来る人…。
それの何を信じればいいの?
お金がないのに何でG5は買えるの?

人に散々相談に乗せておいて、結局役立たずみたいなこと云われるんだったら、はなからAppleCareに入って、何かあれば直ぐにAppleに対応して貰えばいいじゃん。

その人、他にも当然Macを持っているのだが、それも買って1年も経たずして壊れて修理に出していたんだよね。
正直、そういうMacのことを大切に使えない人に、私のことをとやかく云われる筋合いはない!

大体、ちょっと自分の考えと違うことを云われて注意されたりすると
「82さんはデザイナーだからデザイナーとしての使い方しかしないでしょ? 私はデザイナーではないような使い方をしているから…」
みたいなことを直ぐ云う。
使うフィルターなどは違うかもしれない。
だが、根本的なことは業種や職種は関係ない!

偏見で何でも片付けてしまう人…。

淋しい人だね…。

まぁ、そんなに親しく付き合いがある訳ではないし、被害がある訳でもないのでいいんだけど、もう今後は一切Macに関することには聞く耳を持たないでおこう。
それによって、私の友達までヤキモキさせてしまうのは、私の方こそ忍びないよ…。

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ATOK2006

2006年 7月14日

今日発売。
で、早々に届いた。

私的には2005で充分事足りているので、今回アップデート版は必要ないって思っていたのだが、ダンナがIntel Macを使っている関係、それに対応したATOKが2006の最新版しかない…と云うことで、購入していた(爆)

インストールしたが、辞書は前バージョンを引き継いでくれるので、使い勝手に今のところ支障はない。

寧ろ、新機能を使いこなせるのか? オレ…状態(爆)
escキーを押して、自分が良く使う単語をATOK自体に学習させる、と云う新機能が付いていた。
例えば、B\’zのイナバの名前って「浩志」と書いて、「こうし」と読む。
当然、「こうし」と入力しても、この漢字は一発変換されない。
だが、それを「こうし」と入力して変換するスペースキーを押す。
当然出ないので、確定前にescキーを押して入力を取消、もう一度、escキーを押す。
「ひろし」と入力し「浩」を変換・確定、「し」と入力し「志」を変換・確定。
ここで、shift+returnキーを押すとATOKが学習登録について確認し、更にcontrol+shift+Eで単語登録。
次の変換から第一候補になる…と言うのが新機能。

例えば、これが、浩志ではなく(ひえ〜もう「こうし」って打って出るし…)別の単語で漢字2文字の最初だけ必要って場合は、後の漢字をdeleteして削除して、次の漢字を同じように打ち込み、不必要な漢字を削除しても学習登録が出来る。

正直、そこまでする必要があるのかな?(爆)と思ったり。
キーパンチャーじゃないので、そこまで文字打ち変換に煩わされている訳ではないから余計に(爆)

でも、まあ、確かにあれば便利かもって機能なので、頑張って使いこなそう。

それと、もうひとつ凄い新機能は
「昨日」と打つと「2006/07/13」「2006年7月13日」「平成18年7月13日(木)」も出てくるんだよ。

スゲー(爆)

21:36 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(0) »

Bluetoothに縁がない…

2006年 5月16日

前AmazonでUSB Bluetoothを購入したのだが、その時は、買ってから家のG5には使えないタイプだと判明。
だが、そういう説明が全くされてなくて、兎に角Mac G5なら使用できる…みたいなコメントしかなかったので、無料で返品。
当然お金も戻ってきた。

やはりAppleで購入した方がいいんだな…と云うことで、ダンナにお願いして購入して貰い、昨日、早々に届いたのだが、最初、本体前部分に空いているUSBに刺した時は認識したのに、試しにHUBに刺したら、もう認識しなくなってしまった。
一瞬で壊れるってどういうこと?

と云うことで、交換して貰う手続きを取ることに…。
そんなに高い買い物ではないのだが、毎度毎度とこんなことだと、いい加減
「もうBluetoothを使うのはいいよ…」
と云う気持ちに…(丶´,_ゝ`)
携帯を3Gに替え、Bluetooth対応になったので、携帯画像をBluetoothで転送出来るのは楽…とダンナが云っていたので、試してみたのだが…。
使えないのでは話にならない…。

仕方なく、暫くは今まで通り、mini SDを本体から取り出して、カードリーダーでMacに取り込む…と云う方法を取るしかないね…(丶´,_ゝ`)

9:15 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(1) »

仕事の話

2006年 5月11日

QXと云うエディターソフトをメインで使用しているのだが、どうも調子がよろしくない。
QXは印刷業界の場合、未だにOS9、QX3.3か4.1で、と云うのが主流のため、我が家のG4はモリサワフォントもOCFと云うフォントが入っている。
一方、G5のOSXに入れてあるモリサワフォントはOTF(Open Type Fonts)で、MacでもWindowsでも使用可能で、アウトラインもかけられるようになっている。

AdobeのIllustratorやPhotoshopも仕事では同時に使用するので、OSXでしか使えないフォントでものを作ったりしていたものを、今はG5に繋いでいるプリンターも、前はOS9に繋いでいた関係で、プリントするのに、当時、他のOTFをOS9のフォントフォルダーに入れたことから、QXの不具合が起きるようになった。
OS9のフォントフォルダーにOTFを入れてはいけない…と云うのが分かった時には既に遅し。
ある特定のことをすると、半フリーズ(カーソルは動くが何も選択出来ず、二進も三進も行かない状態)に陥り、強制的に終了せざるを得ない…と云うマシンには、あまりよろしくない状況だ。
本来ならば、フォントフォルダー内のフォントを再インストールしてクリーンな状態にすべきなのだが、莫大な量のフォントを全てチェックしながらインストールする時間が今はない。
結局、その現象を回避するには、普段、QX4.1で作業をしているのを3.3の下位バージョンに保存し、3.3から起動、実行をすることにより回避出来る。
でもそれもいちいち面倒…。
うぅ…システム自体、全てフォーマットをかけて再構築したい…。

だが、既にダンナの脳みそは、OS9のことなど風化しているので自力でしなければならない…。
パーテーションもOS9とOSXとで区切っているので、フォーマットをかけるとなるとOSXも入れ直さなければならないし…。
尤も、G5でOSXは独立させているので、G4にOSXを入れる必要はもうなくなったのだが、G5に何かあった時、G4のOSXで連絡など取れるのはいいからねぇ…。
まー、ネット関係はOS9でも出来るけどさ…。
やっぱりスペックが400MHzと1.6GHzでは…(丶´,_ゝ`)

15:37 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(0) »

仕事の話

2006年 4月8日

ダンナから一昨日の夜に「そろそろデザイン関係のデータを渡せるから」と云うのは聞かされていたのだが、昨日データ関係が届いた。
何時に届くか分からないし、今までの経緯を考えると「どうせ夜だろう」と踏んでいた自分。
なので、夕方辺りは電気節約(爆)のため、マシン自体を落としていたのだが、夕方にデータは届いていた。

昨日はRayが夕方から熱を出してしまったので、少しバタバタしていて、結局、夕方送られてきたデザイン関係のデータを見たのは夜遅く。

そして、ひとつひとつを確認してみた所、ギャップに躓いたことに気がついた。

相手はダンナの部下のデザイナーだが、紙媒体の自分と、ネット媒体のデザイナーとでは、常識の根底が全く違いすぎて…(苦笑)
正直、もっと早くにゼロから教えておけば良かった…と思ってしまった。
でも、何故それをしなかったか。
それは、元々ダンナが紙媒体の人間だったので、いくらページものを作ったことがないダンナでも、印刷関係の知識や入稿に関する必要事項など、当然、知っているはずなので、私からわざわざデザイナーに連絡することではなかろう…とタカを括っていたのだ(苦笑)

だが、実際、ダンナの紙媒体で培ってきた知識は風化してしまい、問題外と云うか論外だった。

今回のデザインに関する指示はかなり細かく、コンマいくつまでのサイズ指定がされている。
web媒体だと、使用するアプリは、Illustrator、Photoshop、txtエディターの他、後はhtmlを構築出来るソフトだと思うのだが、紙媒体は、その中でも更に分かれている。
私のようにページものをメインとするグラフィックデザイナーは、Illustrator、Photoshopの他にQuark XPressや、Adobeが近年、QXユーザーを引っ張りたいがために開発したIn Designを主体としている。
In Designは弄ったことはあるもののほんの少しなので、実際出来るかどうかは分からないが、IllustratorやPhotoshopは、拡大が6400%などと云う、かなり大きくまで拡大が出来るが、QXは私が使用しているバージョンでは800%までしか拡大が出来ない。
正直、最大限に拡大した状態でも、コンマいくつまでの指示でガイドラインを引いて、マスターページ(基盤となるフォーマットデザインを組む所)で作るのはかなり至難の業だ。
4.3mmとかって実際、かなり難しいよ(苦笑)
まー、結局力業じゃないが、組んだけどさ(苦笑)

そういう部分に関しても、結局の所、相手は紙媒体には全くの素人なので、分かっていない。
そして、ダンナもページものを作ったことがある、と云っても基本的にはSPしか作ったことがない人間。
当時は、Illustratorで数ページのものを作っていたが、所詮、Illustratorはページものを作るのに適したアプリではないため、作り方自体も、単一ページを作ってそれを繋げた状態。
何百ページも作ったことがないので、結局の所、ダンナも素人同然なのだ。

その辺りは、今回のことを教えればいいので、これは私の誤算でもあったな…と少々反省したのだが…。

ノンブルの指定に関しては頭を抱えた。
そんな具合で、仕事をする上での媒体が違う上、ページものを作ったことがないデザイナーが組んだデザインなので、正直、無理難題を押しつけられている(苦笑)
ページものを作る上での、基本としては、ノンブルは左右両側に入れるのが鉄則。
それからして覆された。
片側だけに入れる、と云うことはマスターページでも作ることは可能だ。
例えば、奇数だけノンブルを入れる(またはその反対)と云うことは出来るのだが、片ページだけにノンブルを「1-2」と云う具合に数字を2つ入れると云う指示を出してきた。
このデザインでは、自動でノンブルを打って貰うことが出来なくなる。
全て手動で入れていくことは可能だ。
だが、160ページぐらいあるものを全て手動で入れるのも大変なのと、一番困るだろうと思っていることは作ったデータを後から、ページの移動があった場合、自動でノンブルを打っておけば、ページ移動しても移動した新しいノンブルに自動的に変更してくれるのだが、手動だと全て自分の手で変更をしなければならない。
その場合、移動が激しい修正が起きた場合、ノンブルの見落としが出る可能性が高い。

なので、ページモノを作っているデザイナーは、ノンブルの数字に関してはオーソドックスに纏める…と云うのが鉄則になっている。

Illustratorで作るにしてもIn Designで作るにしても、このようなデザインだとノンブルは自動では無理だと思うのだが、結局の所、デザイナーは見開きだけでデザインを考えているので「何ページも続くページデザイン」と云うのが出来ないから、これもしょうがないことなのか? と途方に暮れた。
一応、そういう事情なので、と云うことで、連絡はしているのだが、週末だから、きっとこの仕事は週明けにならないと動かないだろう…(丶´,_ゝ`)
もしかしたら裏技などで、マスターページに組むことは可能なのか? と思いQXの本で確認したりネットで確認したりしたが、そういう事例は出てこない。
挙げ句、私の同僚で先輩デザイナーでもある友人あっちゃんに、休日中に申し訳ないが、問い合わせをしてみた所(彼は現在出版社でデザインページものの仕事をしているエキスパート)やはり「出来ない」と云う返答が返ってきた。

さて、問題は更に山積みで、ここまでスケジュールに大幅な変更があった。
〆切も変わっていてるはずだ(当初の予定では4月6日が入稿日だったから)
だが、最新の台割も、最新のスケジュールもこちらには全く連絡がない。
デザインに対する細かい指示は了承(出来ない部分もあるが…)した。
だが、実際、本文が左ページから始まるのか右ページから始まるのかの指示もないのに、作業を進めることは出来ない。
そういう指示が出来ていない上に、ノンブルのフォントの指定も細かくされていたのだが、使用する欧文フォントを添付もしてくれていない。
オーソドックスな欧文フォントなら家にだって何千書体と持っているので、探せばある。
だが、聞いたこともない特殊なフォントを指定してきて、フォントを添付しないのはどういうことか(苦笑)
家にある山のようなフォントの中を探したが、案の定なかった(苦笑)
家はフォント屋じゃないんだから、そちらにあってもこちらにも必ずあるとは限らないのに、そこまで頭は回らないのだろう。

これも結局の所、媒体の違いだから、と云うひとことに繋がる。
web上では、解像度の問題やフォントの種類など一切関係ない。
画面上で見られれば、一言で云えば何でもオッケーの世界だ。
だが、紙媒体は違う。
印刷屋に入稿をする上でも、アプリケーションのバージョンや、OSのバージョンだけではなく、フォントもいくらこちら側にフォントがあったとしても、印刷所がフォントを持っていなければ印刷は出来ないのだ。
欧文フォントに関しては、postscriptの1バイトフォントであれば、添付すれば、それを印刷機にインストールして貰えば印刷が出来る。
なので、ちょっと特殊な欧文フォントを使ってデザインをした場合、入稿時に必ずフォントは添付をするのだが、昨日だか一昨日だか、ダンナから「本文の明朝体を○○フォントにするから」と云ってきた。
基本として、ページものを作る場合、本文に使用するフォントはモリサワと云うフォント会社のフォントを使うのことが大半で、そのことはいくら風化したとは云え、ダンナだって知っているはずだ。
だが、ダンナが云うには「モリサワの明朝体で気に入ったのがないから他のにする」と。
別に他のにしてもいいが、家にはフォントがないよ、と云えば「こちら側から支給する」と云ってきた。
支給してくれるのはいいが、肝心の「印刷所は持っているフォントなのか?」と云う所。
実際、私はどこの印刷所を使うのかの連絡も受けていないのでどこで刷るのかも分からない。
だが、大手と呼ばれる印刷所ならあらゆるフォントを持っているだろうが、聞いたこともないような小さな印刷所だったら、1書体購入するにも何十万〜何百万するフォントを何十、何百と持っているだろうか…。
それに先ず、OS9で走られることが出来るpostscriptのフォントかどうかの確認もせず、先に「使うから」と云うことだけを決めるのも…(苦笑)

そもそも、ダンナがページものを作ったのはIllustratorで。
Illustratorでは、True Typeのフォントでもアウトラインがかけられるので、最悪、印刷所が持っていないフォントでもアウトライン化してフォント自体をオブジェクト(図形)化してしまえば簡単に印刷することが出来る。
そりゃ、12ページ程度の枚数なら全てをアウトライン化にしても問題はないだろうが、これが160ページ、全てをアウトライン化したら?
そもそもQXでアウトライン化出来るのは4以降のバージョンで、それでもタイトルなどに使用する程度で、本文にアウトラインをかけたりすれば、十中八九「postscriptエラー」が出て、印刷が出来ないだろう。

外注を出す側も外注も経験をしているのだが、特殊なフォントを使用する場合、必ず添付するのが決まり事だが、それも後の祭りだ(苦笑)

もう、頭が痛いことばかりだ。

結局、そこの辺りはダンナに説明をしたら、結果的にはモリサワフォントで本文は組むことで落ち着いたが、素人なんだからデザインを組む前に先に聞いてよ…_| ̄|○
と思うことも屡々。
勝手に考えるだけ考えるのはどうか、と思う。
知らないことだからしょうがない…と云うが、知らないのだったら、仕事をするのであれば、多少は調べるでしょう?
今は昔と違ってネットで何でも調べられる時代になったんだから、そういう最低限のことは、簡単に調べられるはず。
でもまぁ、大工に豆腐を作れって云っても土台無理な話だから、こればかりはしょうがないのかもしれないが…(苦笑)

媒体は違えど、同じデザインを仕事としている、と云う所が今回のネックだな…と感じた。
全くの素人より多少の知識がある分、厄介なのだ。

この先もまだまだ躓くことがあるに違いない。

紙の手配などは大丈夫なのだろうか。
入稿してから紙を注文するのでは間に合わないのだが…
そういう所、どうなっているのかこっちには全く降りてこないので、私は蚊帳の外で連絡を待つのみだ…。

唯一の救いが、作ったデータをダンナの会社では確認が出来ないので、当初の予定では、私が全てのページをPhotoshopに持って行き、フォントのラスタライズをした後、PDF化して見せる…と考えていたのだが、それだと、実際かなり手間がかかることは確か。
それを回避すべく、OS9が使えるMacを中古で購入してくれた。
これで少なくともダンナの会社で作ったQXデータをプリントすることが可能になったので、そこだけは感謝したい…。

でも、私が使っているマシンより高性能って所がムカツク(爆)

15:28 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(0) »

色補正の難しさ

2006年 4月4日

昔と違って、今のデザイナーは大概がパソコンを使って仕事をしている。
webに関してはMacでもWinでもどっちでも出来るが、やはり紙のデザインに関してはまだまだWinよりもMacの方が主流。
まぁ、その理由は印刷会社の環境の問題やフォントの問題が関与している。
だから古のOS9なんぞ、使って未だに仕事をしている紙のデザイナーが多くを占めている訳だ。

さて、紙のデザインはwebよりも色味に関してシビア。
実際、モニターで見る色と、印刷されて出来上がった色の違いがありすぎるのは大問題なので、大概の紙のデザイナーは、モニターの色補正を行っているのだが、限りなく印刷物の色味に近い状態でディスプレイカラーの調整をするには、高価な補正ソフトを導入しなければ出来ない。←数百万ぐらいするらしい…。
会社でも導入している所は少ないので、後はどうするか…と云うと、マシンそのもののシステムに入っているカラー補正設定をし、モニターの表示される色味と実際の印刷物の色味との誤差を出来るだけ縮めておく。
後は、使用するアプリでの色補正。
特に、Photoshopなどの画像を扱うアプリに関しては、使用用途によって補正も変わってくる。
私は、web上の日記に載せたりもしているが、基本のカラー補正は、DTP(紙の印刷用)にセッティングしてある。

でも実際、画像と印刷物との色の誤差を最近特に感じて、少し時間がある今、ちょっと補正し直してみようと思って色々と弄ってみた。

アプリ側は既にこれ以上の補正のしようがないので現状維持だが、モニターの補正はやり直してみた。
だが、家が現在使用しているモニターのプロファイルがないので、自分でカスタマイズしなければならない。
似たようなモニターの補正値からあれこれやって見て、実際Photoshop上で色の掛け合わせしたものと、印刷されているカラーチャートとを見比べると、明らかに色味が違う。
限りなく印刷物に近づけると、モニター上では、色がちょっとウォームがかると云うか、モヤッとして感じにしなければならない。
今まで使っていたガンマ値が明るすぎたのか、白の色が青白い色に近かったので、本来はこれぐらいのちょっとモヤッとした色味の方が印刷物には近づいているのだろうが…。
何だか微妙に納得出来てない(苦笑)

今は、トリニトロンの大きく重いCRTモニターを使っているが、そろそろ寿命が来ているのか、モニターを切り替えると、文字が滲んだりしているので、買い換えが必要かな…と思っている。
だが、液晶だと色の見え方がかなり違う、と云う噂を耳にしているので、液晶にするのに多少なりとも抵抗が…。

ダンナが最近液晶を会社で導入して貰っているのだが、感想を聞くと「液晶も昔みたいにモヤッとしてないしいい」とは云うものの、ダンナの総評はいい加減なことも多く、何より私とは仕様用途が違う。
印刷物の仕事をしている訳ではないので、モニター上で綺麗に見えれば問題ないレベルのwebでは液晶でも、なんら問題がないだろうが、印刷されたものと自分が実際作った色味と、あからさまにギャップを感じるようなモニターでは、正直仕事にはならない(苦笑)

同じDTPをしている人の話を聞くと、液晶にして良かった…と云う人の声が実はかなり少ない。
もう製造している所も殆どない状態だが、何とかCRTを探してゲットした…と云う話の方を良く聞くのだ。
場所の問題や電気消費のことを考えると断然液晶…と思うのだが、周囲で液晶の噂が良くないと、正直液晶に切り替えるべきか悩み所…(苦笑)

実際、大手プロダクションなどはどうしているのだろうか…と云う儚い疑問を持ったりしている今日この頃です。

このモニターが壊れたら、ホントどうしよう…(苦笑)

それにしても眠い色味だ…(苦笑)
でも印刷物とのギャップは確実に縮んだので致し方あるまい…(丶´,_ゝ`)

14:03 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(0) »

Intel はいっtel ?

2006年 3月10日

キケーン
とうとう我が家にIntel Macがやってきた。

今まで使っていたパワブのデータを、ターゲットモードでデータを移行中に、DS Liteで「えいご漬け」をやっているダンナの図。



と、云っても実際、我が家が購入した訳では、当然ありません(爆)
会社で1台導入し、それをダンナが使うってことです。
当然ながら、アプリケーションの大半はIntel Macには対応していないのだけど、使えないことはない。
本来の処理速度、Intelならではの速さを体感は出来ない…と云う現状だが、元々、ダンナが使っていたちっこいパワブの処理速度より、現状で使うIntel Macの方が若干早いらしく、それで購入に踏み切った…と云う話だった。
まぁ、何れ大半のアプリケーションが、Intel Mac対応になるはずなので、そうなったらもっと体感出来るぐらい速い処理速度なんだろうけどね。

「kwaka_macさんがこの日記を見たら、ちょっと悔しがるかもなぁ…」
と、ダンナがボソッと呟いてましたよ?(笑)kwaka_macさん!

17:36 カテゴリー:Macintosh's Diary | コメント(4) »

セキュリティーの問題とLite

2006年 3月2日

先日もこのことで日記を書いたのだが、MACアドレス登録を設定したので、DS Liteの通信が設定出来ない事態に陥ってしまった。
DS本体のMACアドレスを引き出した所までは良かったが、実際我が家の無線LANへの設定方法を知らない自分(苦笑)
寝起きのダンナにお願いして、設定して貰ったっすよ。

これでやっとDSでお友達と通信をして遊べます(^-^)

ニンテンドーのいい所は、通信が無料って所。
FFとは違うねぇ…(苦笑)
FF派としては、それこそ低価格で通信関係の遊びをさせてくれればいいのに…とは思うんだけど…(苦笑)

さて、今DSで遊んでいるのは「どうぶつの森」
「えいご漬け」はまだやってないッス。
本当は脳内トレーニングをやりたいんだけど、ソフトを未だ買ってないので(苦笑)
中古で探そうって思っているんだけど、人気みたいでなかなかないねぇ…(苦笑)
元々のDS本体の重さを知らないのだが、Liteでも暫く遊んでいると持っているのが疲れるよ(苦笑)

タッチパネル操作なので、保護シートを購入したんだけど、上画面は凄く綺麗に貼れたけど、下画面は空気は入るは、ゴミは入っちゃうはで最悪だよ(苦笑)
でもまぁ、画面が出ている時はそんなに酷くはないからいいけどね…
携帯の保護シートといい、こういうのは苦手っす(苦笑)

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リンゴはどこへ行っても除外だ

2006年 2月20日

我が家のHDD付きDVDレコーダーは2台共、DIGAなのだが、パソコンから予約録画の設定をするため、専用のレシーバーまで購入した。
今までだったら何とか騙しだましでMacのSafariでも予約出来たのだが、OSのアップデートをしたら完全に不対応に(苦笑)

そもそも、IEじゃなきゃダメって書いてあるし。
でもIEってMacは既にサポート終了しちゃっているし。

だからわざわざOS9のG4を起動して、そっちのIEでやってみるけど、途中でフリーズ、強制終了。

ディモーラ(パソコンから予約など出来るシステム名)側で、あれこれFAQを見ていたらこんなものが。

Q.マッキントッシュなのですが、テレビ番組ガイドは、利用できますか?
申し訳ありませんが、ご利用いただけません。

完全シャットアウトですか(丶´,_ゝ`)

そりゃ、世の中の大半はWinだろうさ。
だが、そうやってWinでも2000、ME、XPのIEしか対応していません。
と断言する殿様商売ってどうなの?

まぁ、レシーバーはたまたま、Panasonicの商品券があって、それに少しだけ現金を足して買ったので、損した気分ではないからいいけど、結局、そういうサービスが出来ないとなると、ユーザーが減っていく、と云う所に繋がるとは思っていないんだろうなぁ…。

そういう理由で、私の周囲に居るMacユーザーは、90%以上が芝機のDVDレコーダーを使っている。
芝だとMacからでも予約録画の設定が出来るんだよね…

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Mac OS10.4.5リリース

2006年 2月15日

OSをアップデートする度、自分の仕事用HPの環境部分を書き換えなければならないのは致し方ないとして…
Whiteoutをいちいち、再インストしなければならないのは、正直面倒くさい(苦笑)

そのアタリどうにもならんもんなのか…

と、10.4.4にアップデートした時、ダンナが呟いていた。

そして、10.4.5にアップデートした自分も呟く…(苦笑)

似たもの夫婦?(爆)

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